私が抱いていた木工房のイメージは、
コーヒー
薪ストーブ
そして、
犬
こんなステレオタイプ的な、「ステレオタイプ」という言葉自体がステレオタイプなんですが、
とにかく、こんなイメージを持っていて、
早く犬を飼いたいなと思っていました。
それが先週、地域の新聞に「子犬譲ります」的な告知が出ていて、
早速見学に行ったのでした。
喫緊の問題になってきている古いパソコンをどうにかしないといけない、
お金がかかるということで、
「見学だけね」
と自分に言い聞かせて、
でも、心のどこかでは、「たぶん飼うのかな」
なんて思いながら、向かったのですが、
結論としては、
「これも運命」
と思い、先週「飼う」ことに決めたのでした。
犬種は「柴犬」です。
もともと、飼うなら「犬っぽい」、「犬の中の犬」的な犬にしようと思っていたので、
柴犬か、修行先にいたラブラードルレトリバーにしたいな思っていました。
ブリーダーのところでは、今回4匹の赤ちゃんが生まれていて、
見学に行ったときには、一斉に4匹の子犬が近寄ってきて、
においをかいだり、なめたり、甘噛みしてきます。
最初はまったく4匹の見分けがつかなかったのですが、
10分も子犬を見ていると、
外観をはじめ、性格までさまざまで、それぞれがとても個性的でかわいく思えてきました。
一番体のどっしりした兄貴的な子は、態度もおっとりしています。
一目散に駆け寄ってきて、いつまでも手にじゃれついているやんちゃな子
その後から、遠慮しながら近寄ってくる子
一番後ろでうずくまっているオトナシイ子
本当にそれぞれが個性があって可愛いのですが、
私が選んだのは、「一番のやんちゃ坊主」です。
「子供はこのくらい元気があるほうがいい!」という人間界にもある言葉ですが、
まったくそのとおりだと思います。
とにかく元気がなにより!
工房にはお客様もいらっしゃるので、あまり気性が激しくうなるような子よりはオトナシイ子のほうがいい可能性もあるのですが、
「気性が激しい」と「元気がいい」は違います。
逆に子供のころに元気よく遊べば、大人になったらいい意味で落ち着く子になるのではないかなんて。
かなり、親的な考えになってきてます。
まあ、そんな感じで、先週は決めたところで帰ってきまして、
受け取りは2週間後の予定になりました。
2週間後だとちょうど生後2ヶ月になるのですが、
これは意味があって、
生後2ヶ月くらいは親兄弟と過ごして、遊びの中から犬社会のルールや喧嘩の加減などを学んでいく重要な時期なんですね。
でも、可愛い盛りのこの時期、2週間も待っていたらどんどん成長してしまうということで、本日一週間ぶりに再度会いに行ってきたのですが、
やはり皆思うことは同じで、可愛いすぎるので、既にお持ち帰りをされてしまった兄弟もいて、
ゲージには兄弟2匹になっていました。
やんちゃ坊主は、相変わらずのやんちゃぶりで、
やっぱり一目散に足元に寄ってきて、ずっとじゃれてきます。
もう一方の兄弟とは対照的です。
もう一方の兄弟も最初は寄ってきたのですが、
その後は家に戻ってしまいました。
すると今度はやんちゃ坊主は、その兄弟にじゃれつきにいきます。
先週会ったときも、
とにかく兄弟犬たちを踏み台にして、じゃれてきていたのですが、
本日も、兄弟に馬乗りです。
傍目から見ても、兄弟がいやがっているのがわかります。
でも、最後は兄弟仲良く。
そんなやんちゃ過ぎて、ちょっと乱暴なところもある子ですが、
私が帰るとき、
家に入っているので、そっとその場を離れたのですが、
一頭だけちゃんと家から出てきて見送ってくれる優しさも持っているんですねぇ。
感激です。
もちろんただ遊んでもらいたかっただけなのかもしれませんが、
そこは親馬鹿に免じて。
ということで、今後も親馬鹿的な記事が多数投稿されるかもしれませんが、
お許しください。
あと一週間、たっぷりママに甘えてください。