=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

ほったらかされてきました。

2009年07月31日 | 【お出かけ】木のむくまま
山梨市にあるうわさの「ほったらかし温泉」に、
寄り道してきました。

夜に行ったので、富士山を拝むことは出来ませんでしたが、
甲府盆地の大夜景を望む大自然の露天風呂はうわさにたがわぬものでした。

手を伸ばせば草がむしれるような露天風呂は至近距離から虫の声が聞こえてきます。
そこにつかって半分寝ているような多くのお客さんは、ほとんど野生の猿が温泉につかっているかと見まがうような風景です。

ここ数年で200円入力料が値上がりしているところはやや気になりますが、
一度行ってみるといいと思います。

◆ほったらかし温泉
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接点には何かが生まれる。(南大東島コンサート)

2009年07月30日 | 【お出かけ】木のむくまま
沖縄南大東島の大東太鼓&島唄コンサートに行ってきました。

大東島は沖縄本島の東360キロに位置し、沖縄県に属しながら、普通に考えれば沖縄ではないと私は思うのですが、ここには沖縄の島唄があります。
また、この島にはじめに入植した人が八丈島の住民であったことから、太鼓は八丈島の流れを汲む速いテンポのものになっています。

大東島の島唄
大東島の太鼓

プログラムはそれぞれで演じられ大変よかったのですが、私が一番感動したのは、最後の島唄と太鼓の組み合わせです。

それは、沖縄でもない、八丈島でもない、
(私は大東島に行ったことがないですが)まさしく、大東島の文化であったような気がします。

文明や文化の接点には、いつも新しい何かが生まれてきていることは歴史が証明しています。

今、大東島に新しい文化が立派に育ってきている感じがしました。
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夏の収穫

2009年07月30日 | 【日記】いろいろ
明日から帰省するために畑の収穫をしてきました。

まだまだ苗木や肥料代など投資した分には届きませんが、
みずみずしい野菜が育ってくることに感動します。

この異常気象で価格が2倍になっているとか言うジャガイモは、うちの畑ではおよそ種芋の5倍くらいの収穫ができました。
つまり5倍のリターンです。

5倍が多いか少ないか?
でもいずれにしても、これくらいが正常なリターンの範囲だと思います。

昨今の金融マネーゲームや競馬の大穴なんかの何十倍、何百倍のリターンなんていうのはそもそもおかしな話で自然ではないと思います。
人間もおかしくなります。
努力せずに夢だけ見たりとか・・・

がんばって5倍、これくらいが人間が正しく生きれる許容範囲ではないでしょうか。
そんなことをじゃがいもは教えてくれました。
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「考えるな!」

2009年07月30日 | 【師の教え】田中語録
明日は終業式で、いよいよ一学期も終了。
本当にとても早いです。

明日は作業はできないので、実質本日が最終日です。

大急ぎで整理箱を組み立てましたが、
最後まで先生には怒られっぱなしでした。

「考えるな!」

「よく考えろ」とは言われることはありますが、「考えるな」です。

実は整理箱を組み立てている際、すり桟の取り付け方を誤ってしまったのです。
先生いわく
「しるしがしっかりついていないからだ。」

組み立てをするときは、何も考えなくていい。
何も考えなくてもわかるように、材料の上下左右、どこに打ち付ければいいのかがわかるようになっていなくてはいけない。
そういうわかりやすいしるしをはっきりと大きく書いておけ。(とくに素人は)
それがミスをしないことに繋がるということです。

(類義語は「勝手墨は100メートル先からでもわかるようにつけろ」です)

これから夏休みに入りますが、
私ももう一度「田中語録」を読んで、重要事項をおさらいしておこうと思います。




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「何かを変えなければ、変わんねえぞ」

2009年07月28日 | 【師の教え】田中語録
「調子こいて同じことやってんじゃねー。」
整理箱の横板の目違払いをしていたら注意を受けました。

鉋の刃の出方にしろ、鉋の台にしろ、力の入れ方、削る方向などなど、考えて何かを変えなければ、同じようにしか削れない。

当たり前のことですが、人間なかなか同じやり方を変えられないんですよね。

(終わり)

→「田中語録への思い」はこちらをご参照。
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朝の散歩

2009年07月27日 | 【写真】一本の木
珍しくアパートの周りを散歩しました。

夏の日差しが暑くなる前でちょうどよかったですし、それ以上に自分が住んでいるすぐそばにこんなにも素晴らしい環境があることに感謝したくなりました。

ほとんど徒歩2分圏内です。

カモス?というラベンダーのようなお花畑やひまわり などなど。



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木馬引きレース(上松町)

2009年07月26日 | 【お出かけ】木のむくまま
さて、一生懸命何を引っぱっているのでしょう?


答えは、丸太です。


本日、木曽の上松町で行われた「木馬引きレース」に参加してきました。

「木馬」と書いて「きんま」と読みます。
その昔、木曽では切り倒した丸太を山から運び出すのに、この木馬を使っていました。厳しい肉体労働であったうえ大変危険な作業でした。
これらの先人たちの苦労を今に伝える目的も含めて、この木馬引きレースが毎年開かれるようになったそうです。

この大会の特長は、
なんといっても優勝賞金、現金10万円です!
非常にわかりやすい。

この木馬引きレースの実行委員になっている上松技術専門校のK君からのお誘いで、クラスメート4名+上松技専からの助っ人Sさんを含め5名でレースに臨みました。

レース前、おいてあった木馬をためしに2人で引いてみる。
「うーん」
と力を入れても、全然動きません。
びくともしません。
およそ400キロとは聞いていましたが、「400キロを持ち上げるわけでもないし」とタカをくくっていましたが、真剣にマズイと思いました。

その後レースが始まり、
上松技専の1チームの番になりましたが、なんとそのチームが第二コーナーでまったく動かなくなりました。引けども引けども動きません。
その後規定の5分が過ぎタイムアップ。

見ている我々も他人事ではありません。
ここ数年体験していない変な緊張感に襲われました。
マジでやばいんじゃない?

そしていよいよ我々の番に。
「ヨーイ、スタート」
「せーの」の掛け声とともに最初は勢いよくスタートダッシュ。
一瞬いける!
と思ったのですが、第二コーナーで失速。
一回目の休憩です。
というか、その時点で足はプルプルいってます。

その後はまさしく地獄。
本当に苦しかった。
早く終わりたい。
と心から思いました。

参考にひっぱっている写真を載せますが、正直この写真を載せるかどうか迷いました。
だって、全然あの地獄の苦しさが伝わらない絵なんだもん。
みなさん、写真に惑わされないでください。本当に苦しいです。


どうにか死ぬ思いでゴールできましたが、
私はその場に倒れこみました。
Sさんは、観客に向かってガッツポーズをしていましたが、しんどさは一緒だったと思います。

その後、太ももの感覚はなく、激しい運動のために吐き気までしてくるくらいの運動でした。
数年前登った富士登山以来の「二度とやらない」と思う体験でした。

そして表彰式。
入賞は逃しましたが参加賞があると聞いていたので会場に行ってみると、なんだかいろんなものが山のように積まれています。
ビールやカップめんの箱や網に入った大量のとうもろこしなどなど。それらがどうやらチームに1箱でなく参加者一人に1箱もらえそうな勢いです。

ただし賞品は、順位はあまり関係なくさまざまなスポンサーの商品がいろいろあてがわれるようで、我々は一人ビール1箱を期待し、壇上に上がったのですが、なんと我々に手渡されたものは「扇風機×5」。
つまり一人一台。
プラスして地元の居酒屋の賞品券5000円分。
うれしさは微妙だったのですが、豪華賞品には間違いありません。


賞品券は本日使わなければ上松にはそう来ないだろうと思い、その居酒屋で食事をして帰りました。

正直しんどい体験でしたが、今回は上松技専の面々とも知り合うことができたのでよかったです。
ちょっとびっくりしたのですが、なぜかレース中に私に向かって「哲っちゃん、哲っちゃん」という声が飛んできていました。どうやら出川哲郎ということに上松仲間の間ではなっていたようです。

今度は9月くらいに、伊那技専VS上松技専でスポーツ大会をしたいですね!
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棺おけ組み

2009年07月25日 | 【メモ】木づいたこと、考えたこと
いきなり不吉なタイトルですみません。

「棺おけ組み」

以前、接ぎ手の授業のとき、先生が話していた「棺おけ」特有の組み方です。

そのときは、完全に理解できずモヤモヤが残っていたのですが、

本日、再度先生に聞くことができました。


物にはすべて、メインの面があります。

簡単にいうと、よく見えるところ、見せたいところです。

接ぎ手を見えるところで言うと、本棚なら天板、筆箱なら正面の横長の面になります。


この面に見える接ぎ手は、原則は「木口が見えるのを少なくします」

五枚組みであれば、3枚が板面、2枚が木口の接ぎ手になります。


しかし、棺おけの場合は異なるということです。

棺おけの横長の面には、

「木口を多く見せる」継ぎ手を施すそうです。


私が将来、棺おけを作ることになるとはあまり考えていませんが、
逆はあります。
新婚祝いに誤って、そんな接ぎ手の箪笥を送ってしまったらどうでしょうか?
(まあ、なんとなく見た目にも違和感はあるのですが)



「技術が高いことも大切ですが、
常識の伴わない技術は恥ずかしいですよね。」


常識は子供のころに身につけるものですから、
子供の間=木工の習いたての今に、技術だけでなく多くの業界の常識を学びたいものです。
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夏休みまでにできるでしょうか?

2009年07月25日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
整理箪笥の製作が急ピッチで進んでいます。

本日は、箪笥の横、側板をはめ込み、接着剤をつけて締め付けて固定させているところです。

私も誤解していたのですが、

指物に代表される組み手を使って作る木工製品って、釘は使わないけど接着剤は使うことをご存知ですか?

私は勝手に、釘を使わないのはもちろん、接着剤も邪道だと思っていたのですが、それだけでは固定されませんから、昔から接着はしていたのです。もちろん にかわ なんかの天然素材だったと思いますが、現在は「酢酸ビニル樹脂エマルション」いわゆるボンドが多いと思います。

さて、夏休みまであと一週間。

この整理箪笥は完成するのでしょうか?

※写真は、1グループの「さくら」です。
色が赤みを帯びていてきれいです。
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Tシャツは入れましょう

2009年07月25日 | 【安全情報】ヒヤリハットり君情報
長野もさすがに暑くなってきました。

Tシャツで作業をすることも多くなってきましたが、

機械を扱うときは必ずシャツをズボンの中に入れましょう!

巻き込まれます。

みんな、まじめにやってますね。
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