4月1日オープン!
切りがいいしと思って決めた開業日でしたが、
先日、ありがたいことにお仕事を頂き、4月10日の納期に向けて、
是が非でもオープンしなければいけないことになってきました。
そのためには、
工房内に床をはり、
電気工事をして、
機械の搬入を迎えなければいけません。
週3日バイトくんをしている私は、
数えてみると、稼動できる日がやたら少ないことに愕然。
かなり急ピッチで作業をしなければいけないことに少々焦り始めました。
基礎を少し直して、
早く床はり作業を行いたいのですが、
そのための前段階、掃除をおろそかにはできません。
そのうちオガクズで汚くなるし、
床や壁を貼ってしまえば見えないし。
という甘い誘惑もあるのですが、
工房開始にあたって、一度は全体クリーニングをしておきたいものです。
この機を逃すと、次はありませんから。
牛舎は既に牛の主がいなくなってから20年近い時間が経過していますので、
ほこりやすす、結構厄介なのがクモの卵、こういった天井や梁についた汚れを落とさなければいけません。
そこで大活躍したのがこれ↓
笹です。
最初はどこまでとれるか半信半疑だった私ですが、
近くの川っぺりに、生えすぎている笹を2本とってきて試してみると、
これがすごい!
「笹って、まさしくこのすす取りのために存在しているんじゃないか」
と思えるくらい、この作業にぴったりで、先人の知恵に感動です。
またこの笹や竹などが、そこいらじゅうに生えている房総もすごい。
測量の仕事でも、
杭を打った目印に、竹をさしてピンクのテープを巻いておくのですが、
この竹はすべて現地調達。
鉈でバシッと伐って、即加工です。
房総ではどこにいっても竹があるので、
測量の現場では本当に役立っています。
逆に、そんなに竹のない地域では、測量の仕事はどうやっているのだろうと心配になるくらいです。
さて、私がこの笹を振り回している間、
親父が柱や壁についた牛の泥を落としてくれています。
ありがたいことです。
スクレーパーでそぎ落とし、金ブラシでこすり、さらにサンダーで取り除きます。
後日には水拭きもする予定です。
天井がなく梁が見えるので、少しでも綺麗にしたいと思います。
さらに、
私自身はまったく気にならなかったのですが、
様々なお客様に対しても不快なくお越しいただけるように、
念のために、牛舎独特の匂い対策として、
木酢液を数日間配置する予定です。
天然素材の木酢液で相殺しようという算段です。
はやく、オープンまでの工程表を作らなければ・・・・
と思いながらも、
今日も疲れたので。。。。