もうすぐ人生半世紀という節目を迎えます。
その前に、ちょっと手にとってみた一冊。(ほんとは40代になるときに読むのが正しいらしい)
こうしたマニュアル本的なものは、昔の「ホットドッグ・プレス」しかり(笑)
あくまで一般論であって、個人個人の事情は異なるのでそのまま当てはめることはできませんが、
ひとつひとつの項目であれば、「あ、そうだな」と思う点もあるのではないかという点検気分。
本を開くと案の定、作者もいわく40代は人それぞれ、
まず子供がいるかいないかによって大きく異なるし、子供の年齢や、場合によっては子育ては卒業、お孫さんがいるなんて人もいるわけですから、もはや年齢というよりそうした人生のステージで変わってきます。
一方で、年代共通として体力の衰えや家族や周囲の人との別れなども出てくる点は多いに共感できるでしょうし、人生のターニングポイントであることは間違いないようです。
結局は、よく聞く話「コップに水があと半分もあると思うか、半分しかないと思うか」
という考えが自分の頭の中には浮かんできます。
何でもやればできる!という可能性に満ち満ちた20代、30代とは異なるのは間違いなく事実で、
自分の体や周囲のことも考えて「半分しかない」ことも頭の片隅では意識しつつ、
基本的には「半分もある」意識をもち続けたいですね。
自分は30代半ばで会社を辞めるとき漠然と考えたことは、
会社という枠から外れることによる「ワクワクの50代」というのがありました。
(もちろん同時に組織から外れることによる心細さやドキドキも)
今となっては当時ほど手放しに「ワクワク」とは言っていられませんが、
できるだけ逆算でなく挑戦していける人生を過ごしていきたいと思います。