脱ぎ方いろいろ

「のだめカンタービレ」の18巻で演奏中ののだめのワンピースの背中が裂けています。
ようするに中身が大きくなったから外皮のひっぱりがもたなくなって弾けるのですよね。エビの脱皮に似ているなと思いました。
エビもカブトガニも上半分と下半分に分かれて脱皮します。体長に対して横方向の亀裂です。そこがよく引っ張られるのか、脱ぎやすいように切れ目が入っているのか、つなぎ目があるのかは謎ですが。
サンショウウオも脱皮します。こちらは頭から。タラコとか温めた牛乳の膜に近いです。透明な薄い膜で、頭の先から走る横線がかろうじて光って見えます。2号は脱皮がうまくいつの間にかしています。1号は下手でよく腰あたりで止まっています。パンツを脱ぎかけている人みたいで何とも間抜けな姿ですが。本当にこんな生き物が野生で生きていけるのか疑問に思う瞬間です。手伝ってやろうか、とピンセットでつつくと嫌がられました。何だかセクハラしているような気が(そのものか)。