餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

印篭を出さない回

2008-10-23 22:18:59 | 映画
原作読んで映画に行くとがっかりすることが多いので、なるべく映画を見てから原作を読むようにしますが。最近はひどい映画は減った気がします。読んで観た方が面白いのか知らずに観た方が面白いのかはわかりませんが、映画「容疑者Xの献身」は珍しくドラマも見ていたのでちょっと違う楽しみ方ができたと思いました。
湯川先生が野球のバッティングに解説を始めた場面、このまま野球に参加してホームランでも打ったところに内海刑事が来るのかなと思いました。が、話し始めたところに内海刑事が到着。そのままその場を離れていました。
この映画を作ったスタッフはすごい英断をしたなと思いました。ドラマの決まりを削っても原作の雰囲気を死守しています(原作と同じではなく)。脚本が俳優がスタッフが。まさに原作への献身のような映画でした。