餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

御対面

2009-01-04 22:57:43 | アート・文化
京都駅の展覧会に行こうと思い、ついでにどこかしていないかなと思ったらほとんど6日とか中旬から。京都市立美術館の「ふたつで一つ」がしていたので先に行くことに。
行くと「日展」もしていました。こっちの方が見甲斐があるかな。でももう時間もなさそうだったので予定通り「ふたつで一つ」へ。屏風や掛け軸など対になったものから、二人が描かれた人物画、陶芸工芸の対、対に見立てたものまで楽しいテーマです。こっちに来て正解。竹内栖鳳の虎や榊原紫峰のライオンがありました。そして何よりも上村松篁の「水魚二題」がありました。うるうる。本物だ。作品集で見たことはあったのですが思ったより大きな絵で、軸物とは思いませんでした。片方は鯉とドジョウの絵。片方は水に沈んだ蓮の葉と金魚です。グレイっぽい絵かなと思っていたのですが金魚だけ鮮やか。色とりどりの頂点眼が。いい金魚飼っていたのね(そこかいっ)。いいものを見ました。
京都駅にもどり「四大浮世絵師展」へ。写楽・歌磨・北斎・広重です。写楽をこんなにまとめてみたのは初めて。写楽は誰かという謎も追っていて同時期の候補となった人の浮世絵も来ていました。粋な展示です。
リチャード・ビアード「永遠の一日」読了。不思議な物語でした。