福岡伸一「生物と無生物とのあいだ」読了。
生命とは何か?それは自己複製を行うシステムである。これが二十世紀の生命科学が到達したひとつの答えです。ウィルスは自己複製を繰り返します。ウイルスは生物か。一方ウィルスは結晶化します。これは物質の特性です。
面白い本です。DNA発見の歴史からそのDNAの役割まで分かりやすく書かれています。そして科学者の信念やいやらしさも。認められなかったDNAの役割、DNA発見の影で盗用された女性科学者の論文、特定遺伝子を壊されたネズミの正常さ。
生命は動的な平衡状態にある。方丈記の世界だなと思いました。
生命とは何か?それは自己複製を行うシステムである。これが二十世紀の生命科学が到達したひとつの答えです。ウィルスは自己複製を繰り返します。ウイルスは生物か。一方ウィルスは結晶化します。これは物質の特性です。
面白い本です。DNA発見の歴史からそのDNAの役割まで分かりやすく書かれています。そして科学者の信念やいやらしさも。認められなかったDNAの役割、DNA発見の影で盗用された女性科学者の論文、特定遺伝子を壊されたネズミの正常さ。
生命は動的な平衡状態にある。方丈記の世界だなと思いました。