餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

人生の楽しみが減る

2015-05-03 23:33:15 | アート・文化
「日本近代洋画への道」に行って来ました。
高橋由一の「鮭図」が来ているのでこれは行かないと、と。会場の明石市立文化博物館横にゴヤというカフェレストランがあります。新鮮な明石の魚を使ったランチがおいしいんです。じゃあお昼はここで食べてから見ようと昼前に行きました。しかしゴヤは3/29を持って閉店・・・何故だーーっ!回りに他の店はなく。しくしく、お腹の空いたまま美味しそうな鮭図を見ないといけないのか。拷問です。自販機だけはあったので缶コーヒーで当分補給。鑑賞に挑みました。
正直言って西洋の遠近法が取り入れられた頃の日本画はあまり好き出ないです。でも気持ちはわかります。まず一点透視から入るんですよね。応挙の限りなく長い三十三間堂があって応挙でもこれかぁと思いました。昔学校の校舎を一点透視で描いて「この校舎1キロメートルくらいない?」と言われたことがあります。消失点を地平線にとるととんでもない壮大な絵になります。だいぶん微笑ましく見られるようになりました。「鮭図」やはり良いです。「鯛図」も来ていました。魚いいよねぇ。猫図もかわいい。五性田義松や青木繁も来ていました。
たかたかと見て駅前まで出ました。せっかく明石にいるのだから卵焼きか蛸飯でも食べたかったけど、どこも行列。よよよ。ショッピングモールに入りオムレツにしました。菜の花とサーモンのクリームソース。意地でも鮭は入れる。美味しいのよ。生き返りました。