餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

遊び心にあふれてる

2016-07-30 23:50:23 | アート・文化
「江戸の遊び絵づくし」に行って来ました。
遊び絵と言われる浮世絵の展覧会です。しかけ付きや寄り集まって違うものになっているものや切り取って貼って立体にする浮世絵、逆さにすると別の絵になったり判じ絵はなぞなぞだし。遊び心満載です。この分野は国芳一門の独壇場っぽいですね。広重と北斎もチラホラ。楽しい人たちです。
林總「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」読了。
簿記の勉強に疲れた時、読物仕立ての話だったので読んでみました。面白い。推理小説のようです。大学卒業と同時に父親のアパレル会社にデザイナーとして努めて5年の由紀が父親の急逝で急遽新社長に。すると会社は借金漬け。困り果てた由紀に母親は下の階の人が会計士だから頼んでみてはと切り出します。
問題は次々出て来るし重役は認めようとしないし、その度に会計士の安曇さんが探偵のようにヒントを出します。ミスマープル系かな。水戸黄門かも。こういうのだと楽しくていいです。