餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

芥川賞を私に下さい

2016-09-18 23:03:10 | アート・文化

「東山魁夷展 -自然と人、そして町-」「ノーベル賞作家 川端康成 珠玉のコレクション展」&弾丸墓参りツアーに行ってきました。2つ見ようと無茶苦茶朝早く出ました。

「東山-」年代順に並んでいました。美大時代のが片鱗は見えるもののやはり粋がった若者っぽい絵に見えます。段々抽象的になったり、イメージが強くなったり。葉祥明さんの絵をクローズアップして白い馬を描いたら東山魁夷になるかなと考えたり。東山魁夷展は何度も行っているので同じ絵を何回も見ているのですが、照明のせいか美術館によって色が違って見えるとか。「行く秋」が前はもっとキラキラした絵に見えたのですが今日は暗めに見えました。

「川端康成-」何このコレクション。すごすぎます。古賀春江があるなーくらいでそんなに期待していなかったのですが、ロダンの小品、ルノアールやピカソの素描、梅原龍三郎、岸田劉生、加山又造、熊谷守一、小林古径、東山魁夷、まったくの無名時代の草間弥生さんとか。まったく何持っているねん、と言う感じです。後から指定されたそうですが国宝3点もあります。実際に部屋に飾っていたりしたのでサイズは小さいものが多いのですが、東山魁夷とかすごく目新しかったです。交流があったのでいろいろプレゼントされているし。目利きというか、それとも川端さんが買ったから有名になったのか。かわいい埴輪までありました。太宰治の有名な書簡もありました。便せんだと思っていたのに巻物でした。戦国武将かっ。

雨はひどかったり止んだり。線香はやめておきました。