「ザ・コレクション 星のような-のこすこと/のこされるもの」と「作家谷崎の横顔 グラビア」と映画「劇場版 ダーウィウィンが来た!アフリカ新伝説」を見て来ました。
「星のような-」芦屋で活躍した画家を中心に絵や書簡や写真などの資料がそろえてありました。具体美術協会の活動や小出楢重、大橋了介、芦屋カメラクラブのハナヤ勘兵衛など。具体美術の頃の現代美術って破壊的であまり好きでなかったのですが、具体美術協会のパフォーマンスを見ていたら紙を破って登場したり、光る服を来てパフォーマンスしたり、始めたのこの人達だったんだと。すごいです。前衛が今やスタンダードですから。
「-グラビア」谷崎潤一郎の写真が出た雑誌を集めてありました。中には谷崎が好きな女性の逆グラビアも。なるほどと納得。美人です。それにお正月の谷崎とか、ペットと谷崎とか下にこれも定番とあったのが楽しい。雑誌の中身ってそう変わらないのね。
「ダーウィン-」いよいよヒゲじいが主役?いえいえ主役は動物です。アフリカの様々な動物と動物の3家族に焦点を当てています。ライオンの子どもの末っ子のオスの生き方、家族を失い1頭で子どもとさすらう母ライオン、片手を失ったオラウータン。母が獲物を捕ろうとする時飛び出して行く子どもに思わずアホーッと声をかけそうになります。また飯抜きだよ。自然って厳しい、でもごろんとしているときは猫です。
遠原嘉乃「七まちの刃 堺包丁ものがたり」読了。
そんなに有名ではないけど堺は業務用の包丁ではトップシェアを誇っているそうです。一般向けではないのであまり知られていないのですよね。もともとは鉄砲鍛冶の技術だそうで。わからないけど読んでいたらちゃんとした包丁が欲しくなります。ちゃんとした料理も食べたくなるけどそれは人に作ってもらいたい(こらこら)。職人になりたい主人公とつがせたくないおじいちゃん。色々よね。