映画「ヴィクトリア女王 最期の秘密」と「世界が愛した料理人」を見て来ました。
「ヴィクトリア-」かんしゃく持ちで気難しい感じのヴィクトリア女王がだんだんチャーミングに見えて来ます。在位50周年の式典にインドからコイン贈呈のために連れて来られたアブデゥル。目を合わせてはいけないと言うのにアブデゥルは目が合いついにっこりと微笑んでしまいます。身分も年も宗教も全然違う2人が親しくなるものの回りは大騒ぎ。関係ないからこそ親しくなれたのかも。2人が微笑ましく見えました。人間ってトップじゃないひと程身分や地位や血筋に振り回されるのねと思いました。
「世界が-」スペインのバスク地方で「アルスメンディ」を経営、スペインで史上最年少で三ツ星を獲得した料理人エネコ・アチャが最高の料理に必要なものは何か模索して出会った和食の世界を巡って行きます。料理よりも料理人にスポットをあてたドキュメンタリーですね。すきやばしの二郎さんがあんなに楽しそうに話しているのは初めて見ました。オバマ大統領の前で緊張しませんでしたか、の問いに「いや別に、寿司に関しちゃあ、俺のが上だから」なるほど。寿司の神様ですね。銀座の壬生は知らなかったです。すごい日本庭園だ。一生行く事がなさそうです。