餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

デジタルパス使倒す

2024-07-16 01:55:40 | 旅行

西脇市岡之山美術館「アートの扉 V 『渡邉 操』展 -光×アート×織×デザイン×風景-」に行って来ました。
初めての場所初めての美術館初めて見るアーティストです。染色の作家さんです。デザインのような絵画のようなゴブラン織りが壁にかかっています。インクをぶちまけたような絵も野原に広がる絵もそばに寄って見るともふもふなのが意外です。抽象画にもイメージ画にもリアルにも見えて来ます。脳がバグッているのが楽しい。テラ・ドームに行き昼の天体観測を見たりプラネタリウムを見たり、加古川でお昼にして明石城にちょっと寄って見たり、兵庫県美術館を見てポートタワーに登ったり。「神戸・兵庫 夏の体験」を楽しんで来ました。疲れたーっ。
高水裕一「宇宙人と出会う前に読む本」読了。
地球にやって来た宇宙人に会う話ではありません。惑星際宇宙ステーション、「一定以上の知能を有する」と認められた知的生命だけが訪問・滞在の資格を与えられる場所に地球人メンバーとして来ています。翻訳機があるので話せるのですが文明の違いに苦労しています。どこから来ましたか?と聞かれて地球と答えるようでは失格です。それは地球だけの呼び名。まず地球が属する太陽の位置を銀河系の中心からどのくらいかを述べないといけません。そしてどの方向で太陽は何個かとか、太陽の色はとかあなたは何でできているかを答えなくてはいけません。つまり宇宙から見て地球がどんな星なのかを知らなければいけません。地球に来た宇宙人に話すのとはレベチです。宇宙評議会に出るアミダラの気持ちになれます(違うって)。考えたことのない視点だなと思いました。太陽の数が変われば宗教も時間も季節も変わります。野蛮な民族だと思われないように答えないといけません。宇宙的視点に立てば日頃いかに自分が決めつけで生きて来たかがわかります。面白い本でした。


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