まもなく5月今年ももう3分の1が終わると思うと、本当に早いですね。
さて、実際の入荷は1ヶ月ほど先になりますが、5月入荷予定の直輸入ワイン新商品をご紹介します。
まず、フランス・ラングドック地方ドメーヌ・ムリニエより2種類のワイン。
ムリニエ・ロゼ / サンソー
今回輸入される2023年が初ヴィンテージとなるサンソーの若木で造られたロゼワインです。サンソーは軽くてフルーティーなロゼワインを造るのにピッタリで、木イチゴ、ラズベリー、白い花のニュアンスが感じられます
ムリニエ・ルージュ / シラー・ヴィオニエ
シラー90%、ヴィオニエ10%の赤ワイン。こちらも2023年が初ヴィンテージとなるシラーの若木が使用されています。ヴィオニエがワインに丸みとアロマの複雑さを加え、口当たりは非常にまろやかで、ふくよかでシルキーなタンニンが特徴です
そして、ユニークなワインといえばこちらではないでしょうか。フランス・ロワール地方ブレンダン・トラセイのワイン。
ル・ボン・コワン / ペティアン・ナチュレル
品種は、オルボワ(=ムニュ・ピノー)、ソーヴィニヨン・グリ、マルメロ&洋梨が3分の1ずつ。醗酵中に白ブドウのマスト(果醪)に古木の果樹園で採れたフレッシュなマルメロと洋梨の果実を加え、全て同じタンクで一緒に醗酵させます。マルメロと洋梨の甘やかな風味が広がるフレッシュ&フルーティーなペティアンです
実はこのワイン、2年ほど前から輸入の機会を伺っていたのですが、なかなかタイミングが合わなかったり、生産量が少なかったりして実現していませんでした。今回初めて2022年ヴィンテージを輸入できることになりました
ここでプチ情報。2022年ヴィンテージのワイン名は「ル・ボン・コワン(=マルメロ)」ですが、以前のワイン名は「ラ・ボンヌ・ポワール(=洋梨)」と言います。ヴィンテージによって、優位に立っている風味の果実名が付けられているそうです
ドイツ、ヨセフ・ドラーテン社のワインもご紹介。
ピノ・ノワール・ロゼ Sekt Extra Trocken
ピノ・ノワール100%、残糖は19.1g/ℓのロゼスパークリングです。繊細で持続性のある泡立ちで、ブラックベリーや熟したイチゴを思わせるフルーティーな香り。味わいは繊細で、果実味と酸味のバランスが絶妙です
また、新商品ではありませんが、フランス・ラングドック地方ドメーヌ・ド・ラルジョルのSO2無添加ワイン、ブリュット・ド・キューヴ2023ヴィンテージの赤ワインと白ワインも5月入荷予定です。
今年の赤ワインはメルロ83%、マルスラン17%、白ワインはヴィオニエ76%、ソーヴィニヨン・ブラン24%。
2023年ヴィンテージの赤ワインは、「パリ国際農業コンクール2024」で銀賞を受賞しています毎年人気のブリュット・ド・キューヴ、こちらもどうぞお楽しみに
(I.Y)