地底人100物語

相手にとって不足なし

湯檜曽温泉「林屋旅館」

2024年05月31日 | 群馬の地底人
湯檜曽温泉「林屋旅館」

久しぶりに新潟県から脱出し群馬県の温泉へ。
湯宿温泉の次に訪れたのは湯檜曾温泉の林屋旅館。

以前日帰り入浴で利用したことがあり、ザコザコのかけ流しで印象の良かった宿です。
今日はどうでしょう。


浴室は玄関から入った突き当り。
今回も男湯は左側の青い暖簾のかかった大きい方のようです。
女湯はここからは見えませんが、右手の奥になります。
では暖簾をくぐって男湯へ。


浴室へ入ると飛び込んでくるのがこの景色。
L字型の湯舟がドーンと構えています。

市松模様のタイルが奇麗ですね。
そして全方向に湯が溢れているのが分かると思います。
場所を変えて右手奥から。

そして奥から。

さっそく体洗ってお湯をいただきましょう。

お湯に身を沈めると、ザザーっと溢れ出す湯。
もうたまりまへブン。
無色透明の湯。
味・臭いともに刺激的なものはありません。
ごく弱く塩気を感じ、ほんのりと湯の香がする程度。
でもこれが侮れないんです。
湯舟が深いこともあってか、湯が重くヘビー。
汗が噴出し止まらなくなり、湯疲れしてしまいした。
長湯は禁物ですね。

敷地内の自家源泉と共同源泉を混合利用しているようで、このドバドバの投入。

新鮮な湯がずっしりとのしかかってきます。
てきることなら、この洗い場でトドりたい。


で、さっきから気になっているのがタイル絵。

スキーのジャンプですよね。
板を揃え、両手を広げていますよ。
札幌オリンピックの頃のジャンプってこんなだったかなぁ~。
何気に蒲鉾型の天井の細かいタイル模様も奇麗でした。


こちらは共同源泉近くの薬師堂。


林屋の湯
単純温泉
41.4℃ pH7.9 成分総計0.36g/Kg
分析年月日 平成11年12月14日

群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽
TEL 0278-72-3508

2024年4月の入浴メモより

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湯宿温泉「湯本館」

2024年05月11日 | 群馬の地底人
湯宿温泉「湯本館」

久しぶりに新潟県から脱出し群馬県の温泉へ。
今回訪れたのは国道17号の国境の三国トンネルを抜けた先にある湯宿温泉。
数軒の温泉宿と共同浴場のあるこじんまりとした温泉場です。
立ち寄り入浴でうかがったのは湯本館。
今日は玄関前に車が2台。先客がいるのかな。

以前も来たことがあるんですが、ここ、けっこう熱いんです。
最近はグダグダした生活を過ごしているので、激熱温泉に入って、シャキッとリセットしたいものです。
玄関入ってすぐの受付で入浴料金を支払い館内へ。

脱衣所は広く使いやすいですが、鍵のかかるロッカーはありません。
貴重品は持ち込まない方がいいですね。


裸になったら浴室へ参りましょう。
浴室は六角形のドーム型。

真ん中に円形の湯舟が1つとシンプルな造り。
両サイドにシャワー付きカランが並んでいます。

では体を洗って入浴。

かかり湯をすると・・・。あれっ?
今日は体感で43℃に届かないくらいかな。
ホースからは水も投入されていませんでした。
激熱を想定していたんですが、ちょっと残念。
ですがその分入りやすい状態で、じっくり湯と向き合うことができました。
肌触りはモチモチとして、はじめはスベスベとしていたのが、撫で続けるとキシキシとはり付くような感じに。
汗を絞り取るように、3分入浴し休憩を繰り返し、心身のリセット完了です。


この湯舟の奥にある岩と石でできた部分。
ここから湯が投入されています。
ちょっとした湯畑のような感じですね。
コップが置いてあったので、口に含んでみました。

やや塩気と粉薬のような苦味、そして弱く燻したような臭い。
案外飲みやすく、くいくいいけちゃいます。

敷地内に自家源泉があります。

浴室のすぐ隣。
サンダルが置いてあったので、近くまで行けるのかな。
もしかして温泉卵を作れたりして。

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(芒硝性苦味泉)
62.7℃ 自然湧出
調査及び試験年月日 平成5年5月14日

群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉甲2381
TEL 0278-64-0011

2024年4月の入浴メモより

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伊香保温泉「丸本館」

2023年11月14日 | 群馬の地底人
伊香保温泉「丸本館」

伊香保温泉にやって参りました。
県外の温泉に行くのは久しぶりだなぁ~。

今回立ち寄り入浴をしたのは丸本館。
石段街の200段目くらいに位置し、石段に面した3階建てのように見える小ぶりな宿です。
何故ここにしたかと言えば、伊香保温泉旅館協同組合のサイトの日帰り入浴施設のページで調べたところ、利用している源泉は「黄金の湯」の記載。
伊香保温泉に来たら、「黄金の湯」源泉ははずせませんよね。
それに「天然温泉かけ流しの小さなお風呂です」とコメントがついているのですから、入らない訳にはいきません。
石段街の真下の駐車場から電話確認してGO!です。

玄関前には日帰り入浴の案内看板がでていました。
 黄金の湯
 源泉掛け流し
 入浴できます
 40分貸切河 お一人500円

受付をすませると、女将さんからご案内と利用方法の説明。
男女別の浴室を、日帰り時間帯は貸切で利用しているようです。
男性用の浴室の前にはたくさんのスリッパが。
今回は女性用の浴室に案内されました。
使用中はこのように貸切中の札を掛けます。


脱衣棚は狭いスペースに鍵付きの棚と洗面台。
シンプルながらも必要にして十分の設備。
すりガラスの引き戸を開けると浴室には大人二人サイズの湯舟が1つ。


洗い場は入口の左右に1つずつ。

体を洗ったら湯をいただきましょう。
う~ん。
これにはまいった!
向こう正面の湯口からザバザバ投入、手前全面からの溢れ出し。

明るい黄褐色の薄濁り。
湯舟から舞い上がる湯の花もありません。
湯面では特に臭いは感じませんが、湯口では鉄棒臭。
口に含むとはじめは無味と思わせて、後味が甘い鉄味。
適温よりややぬるめですが、温まりが強く汗がドバドバかけ流し。
時々水シャワーを浴びてクールダウンし、黄金の湯にリトライの繰り返し。

おかわりもう一杯といきたいところで時間終了。
久しぶりの伊香保温泉、それも新鮮な黄金の湯に後ろ髪をひかれる思いで後にしました。

総合湯
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉・炭酸水素塩・塩化物温泉
41.2℃ pH6.4 4627 L/分 成分総計1.36g/Kg
分析年月日 平成29年5月30日


群馬県渋川市伊香保町伊香保48番地
TEL 0279-72-2031

2023年10月の入浴メモより

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四万温泉「御夢想の湯」

2015年12月01日 | 群馬の地底人
四万温泉「御夢想の湯」

四万温泉の一番奥の日向見地区にある共同湯。
平成18年1月に改築され、ご覧のようなりっぱな湯屋造りとなった。

以前の施設は地区の集会所のような素っ気ないもの。
その頃立ち寄った時は熱気がこもり、お湯もかなり熱かった記憶がある。
で、湯あたり気味でへばっていたこともありパスしちゃったんです。

まっ、それは置いといて。
今の御夢想の湯をいただくことにしましょう。
はいってすぐに脱衣所。
浴室へは階段を降りていきます。
脱衣所も内装もすべて木造。
もう8年が経つというのに、白木がきれいですね。

湯舟は真っ黒。
すずりのような石造り。
二人で入るはちょっと…というこじんまりとした大きさだ。

では、かぶり湯をしてと…
熱めの湯で、入り始めはガツンっときて、湯舟に身を沈めると思わず、「うあぁぁぁ~」と唸ってしまった。
が、入ってしまえば湯が体に浸み込んでくるようでいいなぁ~。

湯面に立ち上るほのかな甘い温泉っぽい香り。
これを石膏臭というんでしょうかね。
じっくり入ったあとの湯あがり肌はスベスベでした。

とある事情通のお話によるとこの建物、当初は2層の屋根で計画されていたそうです。
しか~し、出来上がってみたら重厚度50%増し、3層の屋根になっていたっ!
これが浴室内から見上げた天井。

見た目はいいんだが、天井が高くなった分、湯気のぬけが良くなりすぎて浴室が冷えるんだとか。
真冬には湯口の横の水道蛇口が凍結することもあるらしいです。
そんな時期にはなかなか行けませんが、春や秋には再訪したいですね。

源泉名:御夢想の湯
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
56.6℃ pH8.9 成分総計1.14g/Kg
分析年月日:平成9年4月1日


2014年11月のメモより。

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川場温泉「悠湯里庵」

2013年08月18日 | 群馬の地底人
今回旅人が目指したのは川場温泉「悠湯里庵」


目指すは彼方に見える茅葺の建物。
駐車場に車を乗り付けると、ピンクの作務衣姿のお姉ちゃんが間髪いれずにお出迎え。
日帰り入浴を乞うと「こちらへどうぞ」とご案内しつつ、トランシーバーでフロントへ連絡。
この門構えっ!!豪農の館風、こりゃ~ビックリです。

フロントからギャラリーを通り抜け浴室へ。

浴室は天井が高くすっきり。
湯船は内湯が2つに露天が1つ。

内湯の1つ、源泉槽は絶品。
檜の香りに隠れちゃってますが、隠し絵のようにタマゴを感じることができます。
口当たりはタマゴの甘さなのに喉越しは硫黄の苦味。
不感温度よりも少し温めな湯は力が抜ける脱力系。
ちょっと考え事をしていたつもりが意識が飛んで溺死しそうになった。あぶねぇなぁ~もう。


ほかの2つの湯船は段違い平行棒のため割愛。
ほとんど独占状態。ブレイク前の静けさなんでしょうか。
帰りにパンフを請うと、おまけに系列の薬師温泉「旅籠」のDVDまでいただきました。

川場温泉(弘法の湯④、弘法の湯④-1)の混合泉
アルカリ性単純温泉
38.7℃ pH9.2 成分総計0.29g/Kg
平成22年2月4日

群馬県利根郡川場村川場湯原451-1
TEL 0278-50-1500

2010年5月の入浴メモより

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米山温泉「米山温泉旅館」

2013年07月28日 | 群馬の地底人
米山温泉「米山温泉旅館」

街道からの入り口には大きな看板があるが、その次の案内板を見落とし迷子になる。
畑で野良仕事をしている人に聞き、曲がり口を見つければあとは道なりでたどり着いた。



宿のまわりは色々雑多なものに囲まれている。高まる期待を胸に突撃だっ。
浴室は1つで交代制らしい。

岩縁の浴槽は鉄分によるものか赤茶けている。
湯は貝汁系のうっすら色付褐色濁り。

サラサラと排湯口への溢れ出しで、おそらく掛け流しでは。
湯口でかすかに鉱物系の臭いの気配、金気まではいかなかったと思う。
味と臭い、トロリとした肌触りから重曹系とみた。
適温やや温めの湯は入り心地もいい。
湯上りに分析表の事を聞いたが「鉱泉なので・・・」と、なさそうな口ぶりでした。

2010年5月の入浴メモより

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広河原温泉「旅館峰」

2013年07月07日 | 群馬の地底人
広河原温泉「旅館峰」

ようやく行ってきました。
クリの木に囲まれているため、この季節はそこら中落ちたクリの毬だらけ。


背のちっちゃいおばあさん(大女将)に案内されて浴室へ。

適度に古びているものの手入れがいいのは気持ちいい。
ここも無色透明の湯で、ザコザコの溢れ出し。

さっそく掛け湯をして入浴。
適温やや温めの湯はややトロミがあり、まとわりつくアワアワのプルプル感と相まって穏やかな肌ざわりに体が溶けていくよう。
しかし何じゃっ!こりゃぁ~、この漂うアワアワは!
投入された湯口付近から、湧き立つ雲のような白い塊が湯尻に向かって流れている。
白く泡立った部分に居ると高濃度炭酸泉にでも入っているかのよう。

体を動かさなくともコロコロ気玉が駆け昇ってくるし、ちょっと体を動かせばシュワーッとアワが弾けるんですから。
丸太を切り出した湯枕に頭を乗せて漂ったり、アワアワと戯れたり。
他にお客さんが来ないので、ついつい長湯をしてしまい、湯上りはぐったりでした。
川古温泉からの引き湯とは思えないですね。

群馬県利根郡みなかみ町相俣2617
TEL 0278-66-0155

2011年9月の入浴メモより

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大島鉱泉

2013年05月12日 | 群馬の地底人
2009年11月某日、下仁田方面へ出撃してきた。
この地域は地味な温泉が点在していて、思い出したように出撃しているのだ。
で、今回は「大島鉱泉」

進軍の起点は下仁田IC。
国道254を高崎方面へ東進。
上信電鉄「上州一ノ宮」の手前信号を右折し、道なりに進むと誘導電波に導かれるままに到達。

この鄙びたたたずまいに胸キュンです。
日帰り入浴は銭湯料金の360円。
玄関から入ると大広間の先に男女別の脱衣所。


先客の夫婦が男湯を利用していたためしばし辛抱。
もしかすると女湯は使用していないのかも。
浴室にはタイル張りの内湯が1つとケロリン桶。
銭湯のような造りですね。


浴槽へのカランは「湯」「水」の2つ。
どちらも自由に投入可。

加熱された湯はキュキュッとした肌触り以外に特段の特徴は感じられません。
しかし鉱泉のお約束、「水」カランこそが本命。
そうっ!タマゴ臭ぷんぷん。
口に含めばすっきりタマゴ味。
洗い場の方も「水」カランからはタマゴな源泉。

湯船で温まっては源泉をアビルマン。
しっかり堪能です。

湯上りには源泉井戸を案内していただきました。
約4メートルの浅井戸とのこと。

これを汲み上げ、廃材を薪代わりに80℃まで加熱して貯湯なんだそうです。

これからも頑張って続けていて欲しいですね。
隊員各位からの援護射撃を求めるものなり。

〒370-2335
群馬県富岡市大島148
TEL:0274-62-1490

大島鉱泉(榊の湯)
単純硫黄冷鉱泉
17.1℃ pH9.2 成分総計0.99g/Kg
分析年月日平成8年10月31日

2009年11月の入浴メモより


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久しぶりに大島鉱泉へ行ってきた。

県道192号を南下し、上信越道の高架が見え始めた頃から誘導電波をキャッチする。
まずはこの誘導電波で脇道へ右折。

すぐにT字路風のつきあたりは道なりに右折。
道なりに進むと次の誘導電波にしたがい左折。

もうしばらくでゴール!


宿の煙突からは白煙がたなびいています。

よしっ!と玄関に向かうとご主人と鉢合わせ。
立ち寄り入浴を乞うと
「ちょっと、5分くらい待ってくれ」とのお返事。
全然OKです。


玄関から入ると、ロビーの様子は以前と同じ。時が止まっているようです。
入浴料も変わらずの銭湯料金360円。


浴室をのぞくと、沸かした熱湯を湯船に落とし、それじゃ~入れんだろうと、源泉蛇口全開投入。

あわせてご主人が豪快に湯もみをしてました。
どうやら今日の一番風呂だったようです。

「さぁ、どうぞ」と案内されて入浴。

浴室内にはタマゴの香りが充満。
湯面からもタマゴの香りが立ち上ってきます。
これは源泉蛇口全開のおかげでしょうか。
適温よりやや熱めの湯はすべすべ感があり、入り心地のいいものです。
源泉をさらに投入し、ちょっと温度をさげさせていただきました。
湯船で温まっては洗い場で冷たい源泉を浴び、また湯船に戻る。
この繰り返しはホントたまりまセブン。
帰ってきてから気づきましたが、洗い場のカランが変わってたんですね。


女湯も見せていただきました。

こちらは湯がはってありませんでしたが、造りはほぼ対称。
男湯のタイル絵は「白糸の滝」と思えるのですが、女湯のほうはどこだろう。上高地かなぁ~。



湯あがりに脱衣所にあった分析書を見ると平成21年分析のもの。
泉質は温泉法第2条の「温泉」に該当(メタほう酸含有)に変わっていました。


大島鉱泉(榊の湯)
温泉法第2条の「温泉」に該当(メタほう酸含有)
11.6℃ pH9.2 成分総計0.75g/Kg
分析年月日平成21年2月17日

2013年4月の入浴メモより

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藪塚温泉「藪塚館」

2013年05月06日 | 群馬の地底人
藪塚温泉「藪塚館」

「ホテルふせじま」の露天風呂からあたりを見回すと、すぐ下に「湯元」の看板。
こちらはダメ元で突撃。
ご覧のように老舗和風旅館の趣。
浴室を外から見るとちょい鄙びてますね。

玄関から声を掛けると女将さんが出てきて日帰り入浴OKですよと。
少し待ってからのご案内。
玄関の右手奥に男女別の浴室。
そして手前が女性用、奥の小さい引き戸が男性用だった。


やや狭く細長い浴室には舟形のタイル湯船。

壁のタイル絵もワンポイント。
岩の湯口から熱湯がそろそろと投入。
湯船の湯も適温よりやや熱めで入りごたえがあります。


湯船の端に2本の蛇口があり、片方には布袋。
こういうのを見るとパブロフの犬状態で捻っちゃいますよね。
最初は金気鉄臭炸裂。
次第に臭いは収まったものの、口に含むと冷たくて深みがありクリスタルガラスのようなミネラル味。
もう一方の蛇口は冷たいだけの平坦に味、こっち水道水かな。
湯はツルツル感があり、温泉だーーーっ!!ていう気になります。
湯につかって体が温まったら源泉水をアビルマン。
この繰り返しはたまりませんね。
冷鉱泉の王道です。
源泉を洗面器に汲んでしばらくおいておくと金気が戻ってました。
湯あがりに女将さんに聞いたら、布袋のついた蛇口は源泉とのこと。
鉄分が多いので布袋で濾しているのだとか。
濾さないと茶色の湯花のフワフワが漂い、汚く見られるからだそうです。

藪塚温泉 温泉法第2条による温泉
16.3℃ pH7.3 成分総計0.45638mg/Kg 分析年月日 平成2年2月9日

群馬県太田市藪塚町211
TEL 0277-78-2518

2013年1月の入浴メモより

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仏岩温泉「鈴森の湯」

2011年09月05日 | 群馬の地底人
2009年8月最後の週末、残暑の中、新規オープンから約1ヶ月の仏岩温泉「鈴森の湯」へ行ってきた。
場所は水上温泉から川古温泉を経由し猿ヶ京へ抜ける県道270号沿い、ちょうど関越道と交差する高架下だ。
道路右手にこの櫓とそれを囲むように10台くらいの駐車場。
道を挟んだ左手、この怪しげなゲートが「鈴森の湯」の入口になる。


ゲートをぬけると、明るく開けた先に各種施設。
受付が手前と奥に2つあるが、温泉への受付はマットの敷いてある奥の方だ。

ちなみにその先には無料と思える足湯もある。

入浴料は2時間650円。
料金と引き換えに鍵付ロッカーキーを受け取り戦闘開始


脱衣所はこんな感じのコンパクトな仕上がりです。
脱衣所内には分析書の掲示はなかったかと思います。

さっそく裸に着替えて浴室へ。
浴室内はほんのりタマゴの香りと新しい檜の香り。
これは期待できそぉ~。
入って左手に非加熱源泉掛け流しのかぶり湯。
それに続く洗い場は11人分。
シャンプーなんかもちょっとオシャレです。



右手は2つに区切られた浴槽。
どちらもオーバーフローはありません。
手前はやや広い加熱浴槽、体感で40℃くらい。
奥が非加熱源泉槽、体感で36℃くらいかな。

このぬるい方の浴槽はスーパー銭湯の水風呂のようにやや深い作りとなってます。
が、画像を拡大してもらえれば判るように腰掛用の段差が設けられていて、いい感じに入っていられるんだな。


湯は無色透明なものの湯をとおして見る肌の色は心なしか白っぽく感じられます。
「タマゴな香り+白っぽく感じる湯=ヌルツルの石鹸水」の方程式を思い浮かべますよね。
でも意外にもヌルツルなし。むしろ油の抜けきったカサカサした肌触り。最近の不規則な生活のせいかなぁ。
冷奴な湯にアゴまで浸かっていたんですが、肩や腕が湯から出るとその部分だけがポカポカするというヘンテコリンな感覚を味わうことができます。
皆さんにもこのヘンテコリンな感覚を味わってほしいな。

露天は階段を降りトンネルをくぐった先に。
トンネルをくぐるなんて伊豆大川温泉「磯の湯」へのアプローチのよう。
川べりの傾斜地に作られているため、下へ下への奥行きのある作りなんですね。



露天風呂のすぐ下を川が流れている。
砂防ダムの堰堤が3段の滝となっていてマイナスイオンが結構ありそう。
振り返ってみるとトンネルの上は女子の露天風呂なんでしょうかね。
男子浴室の大きな窓も見上げることができます。

源泉名 未定
単純温泉
35℃ 580l/分動力 pH8.2 成分総計0.77g/Kg H19.10.22
分析書は受付カウンターの向かいの壁に掲示。
受付の奥には休憩エリアもあるので待ち合わせにも便利です。

このあたりは川古温泉、法師温泉、貝掛温泉などぬる湯の名湯の連打なので、入り比べも楽しみ方のひとつと思います。

2009年8月の入浴メモより

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