咲花温泉「望川閣」
数年前から湯使いを変更したという望川閣へ、久しぶりに立ち寄り入浴に行ってきた。
フロントで
湯巡り手形を繰り出し階上の浴室へ。
エレベータを降りると、男女別の暖簾の間に何やら「本日の温泉情報」の掲示板。
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湯の温度によって色の異なる湯が楽しめるというようだ。
さっそく裸になって浴室へ。
内湯へは洗面台の並びにある、奥のガラスドアからご入浴。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/22/2fc0c3e38776ec0204e02a9fd7c30add.jpg)
3つの湯船が、「温泉情報」のように3色に分かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/fb/9c363bad802c13e481d7b2b9e0fee86a.jpg)
中央の湯船は熱めの湯。淡い翠色で入りごたえがある。
湯口から静々と投入されているためか、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/98/cf4ccebc56aaa20ca3a5790a51589670.jpg)
そこそこの鮮度感もある。
左手のやや白濁湯船は適温だが、循環仕様のもよう。
そして右手の墨色の湯船は温く長湯仕様。
見た目は「うほっ!」といいのだが、ほぼ溜め湯状態。
湯の温度だけでなく、源泉の投入量によっても湯色に変化がでているようだ。
3つの湯船を入り比べることで、湯の鮮度感の違いを感じることができるだろう。
では咲花温泉の本来の実力を味わうにはどうするか。
それは脱衣所の反対側にあるこの扉の向こうにある露天風呂。
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ここに入らずに語るなかれっ!
源泉100%の掛け流し。
熱々の湯がキリキリと攻めてくる。
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湯口に身を沈めている鬼のように、しっかりと湯に浸かる。
湯口側の湯船で耐えられなくなったら、湯尻側の湯船へ移動。
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それでも耐えられなくなったら、湯船から上がり、縁台に腰掛け、川風に吹かれてクールダウン。
内湯のそれぞれと露天の湯を入り比べると、新鮮な湯ほど気持ちいいことが判ると思う。
そんな経験のできるこの温泉に行ってみてはいかがでしょうか。
2018年5月の入浴メモより
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JR咲花駅から「L」字型に道を下って1軒目。
確か6階建てだったと思う、ホテルタイプの温泉宿だ。
「ゆこゆこの宿」に加盟しているせいか、お客の入りもまずまずのよう。
若女将は元気で愛想がよく好印象。
若女将に勧められ
「湯巡り手形」を購入。
浴室は6階に上がったところにある展望風呂。
露天風呂以外の記憶はほとんどないが、内湯には大浴槽とジャグジーがあったようだ。
さて肝心の源泉掛け流しの露天風呂。
残念なことに黒っぽい色の岩作り。
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せっかくの淡い翠色の湯を見ることができない、ホント残念だ。
しかし阿賀野川を見渡す露天からの眺めはけっこうイケてました。
■咲花温泉6号井
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
50.2℃ 成分総計1163mg/Kg (平成16.9.17)
新潟県五泉市咲花温泉2869
TEL 0250-47-1000
2008年1月の入浴メモより