新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!
大塩温泉「河原の露天風呂」
平成23年7月新潟・福島豪雨では、ここ大塩温泉周辺にも相当な被害があったようです。
その一方で奇跡的に復活した露天風呂があると聞き、ちょっと検索してみました。
只見川のダム建設に伴い水没していた共同浴場の湯船が、水害によるダム放流によって水位が低下し、かつての勇姿が現れたとのこと。
しかし川床近くにあるため、雨後や上流の発電用ダムが放水しているときは水没してしまうとの情報も…
どうやら晴天が続いた週末の午前中は入れる確率が高いらしい、ということで土曜日の午前9時頃到着を目指して出撃した。
んがっ!2回出撃して2回とも水没してまして、トホホ…。
3度目の正直!とばかり、穏やかな天気が続いた日の午前を狙って出撃した。
「たつみ荘」さんの敷地内を通るので、まずは宿のご主人に一声ご挨拶。
河原への斜面をトントントンと降りると…
季節限定の露天風呂から流れおちる湯筋は黄色にコーティング状態。
河原も一部は同じようにコーティングされているじゃないですか。
いゃ~ビックリです。
その先が目指す露天風呂。
期待が高まります。
先客が1名いらっしゃいましたが、入れ替わるように帰られました。
その後は貸し切り状態。
湯口側は白ワイン色透明、適温やや温めの湯。
最近のスパ銭では必須アイテムの高濃度炭酸泉。
ここはそれ以上!の天然のチョ~高濃度炭酸泉状態なんです。
じっとしていると大量のアワに包まれ、コロコロとアワ玉が体を駆けのぼってくるんです。
ギシギシですが、アワ付きでプルプルプニプニに加え、ピリピリした感覚もある肌触り。
でもって湯口の湯を口に含むと口の中でシュワーっとアワがはじけ、うっすら金気の甘味炭酸味。
体の芯はじわーっと温まるものの、同時に体表は冷えた感じもする何とも不思議な感覚。
これもう脱出不能状態!たまりまヘブン。
もう一つの湯船は、底の割れ目からの湧きだしと湯口側からのオーバーフロー分で満たされており、金気臭がより強く感じられウグイス色濁り。
湯口側より温めの湯でじっくり入れるものの、ちょっと物足りなさを感じます。
石を積み上げ固めた土台と木の湯船。
往年の姿がそのまま残っているのもビックリですが、源泉が現役で自噴しているのも奇跡ですよね。
これまで60年以上も川底で生きていたんですから。
タイムカプセルの扉が開けられたような感覚です。
が、この1週間後にダムの貯水が始まり、河原の露天風呂も川底に帰って行ってしまいました。
次に姿を現すのは何時になるのかなぁ。
週末毎に「環境整備」に来られていた皆さん、気持ちのいい湯を味わうことができました。
ありがとうございました。
2014年10月の入浴メモより
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!
大塩温泉「河原の露天風呂」
平成23年7月新潟・福島豪雨では、ここ大塩温泉周辺にも相当な被害があったようです。
その一方で奇跡的に復活した露天風呂があると聞き、ちょっと検索してみました。
只見川のダム建設に伴い水没していた共同浴場の湯船が、水害によるダム放流によって水位が低下し、かつての勇姿が現れたとのこと。
しかし川床近くにあるため、雨後や上流の発電用ダムが放水しているときは水没してしまうとの情報も…
どうやら晴天が続いた週末の午前中は入れる確率が高いらしい、ということで土曜日の午前9時頃到着を目指して出撃した。
んがっ!2回出撃して2回とも水没してまして、トホホ…。
3度目の正直!とばかり、穏やかな天気が続いた日の午前を狙って出撃した。
「たつみ荘」さんの敷地内を通るので、まずは宿のご主人に一声ご挨拶。
河原への斜面をトントントンと降りると…
季節限定の露天風呂から流れおちる湯筋は黄色にコーティング状態。
河原も一部は同じようにコーティングされているじゃないですか。
いゃ~ビックリです。
その先が目指す露天風呂。
期待が高まります。
先客が1名いらっしゃいましたが、入れ替わるように帰られました。
その後は貸し切り状態。
湯口側は白ワイン色透明、適温やや温めの湯。
最近のスパ銭では必須アイテムの高濃度炭酸泉。
ここはそれ以上!の天然のチョ~高濃度炭酸泉状態なんです。
じっとしていると大量のアワに包まれ、コロコロとアワ玉が体を駆けのぼってくるんです。
ギシギシですが、アワ付きでプルプルプニプニに加え、ピリピリした感覚もある肌触り。
でもって湯口の湯を口に含むと口の中でシュワーっとアワがはじけ、うっすら金気の甘味炭酸味。
体の芯はじわーっと温まるものの、同時に体表は冷えた感じもする何とも不思議な感覚。
これもう脱出不能状態!たまりまヘブン。
もう一つの湯船は、底の割れ目からの湧きだしと湯口側からのオーバーフロー分で満たされており、金気臭がより強く感じられウグイス色濁り。
湯口側より温めの湯でじっくり入れるものの、ちょっと物足りなさを感じます。
石を積み上げ固めた土台と木の湯船。
往年の姿がそのまま残っているのもビックリですが、源泉が現役で自噴しているのも奇跡ですよね。
これまで60年以上も川底で生きていたんですから。
タイムカプセルの扉が開けられたような感覚です。
が、この1週間後にダムの貯水が始まり、河原の露天風呂も川底に帰って行ってしまいました。
次に姿を現すのは何時になるのかなぁ。
週末毎に「環境整備」に来られていた皆さん、気持ちのいい湯を味わうことができました。
ありがとうございました。
2014年10月の入浴メモより