地底人100物語

相手にとって不足なし

大塩温泉「河原の露天風呂」(福島)

2014年11月30日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

大塩温泉「河原の露天風呂」

平成23年7月新潟・福島豪雨では、ここ大塩温泉周辺にも相当な被害があったようです。
その一方で奇跡的に復活した露天風呂があると聞き、ちょっと検索してみました。
只見川のダム建設に伴い水没していた共同浴場の湯船が、水害によるダム放流によって水位が低下し、かつての勇姿が現れたとのこと。
しかし川床近くにあるため、雨後や上流の発電用ダムが放水しているときは水没してしまうとの情報も…
どうやら晴天が続いた週末の午前中は入れる確率が高いらしい、ということで土曜日の午前9時頃到着を目指して出撃した。
んがっ!2回出撃して2回とも水没してまして、トホホ…。
3度目の正直!とばかり、穏やかな天気が続いた日の午前を狙って出撃した。

「たつみ荘」さんの敷地内を通るので、まずは宿のご主人に一声ご挨拶。
河原への斜面をトントントンと降りると…


季節限定の露天風呂から流れおちる湯筋は黄色にコーティング状態。
河原も一部は同じようにコーティングされているじゃないですか。
いゃ~ビックリです。
その先が目指す露天風呂。
期待が高まります。


先客が1名いらっしゃいましたが、入れ替わるように帰られました。
その後は貸し切り状態。


湯口側は白ワイン色透明、適温やや温めの湯。
最近のスパ銭では必須アイテムの高濃度炭酸泉。
ここはそれ以上!の天然のチョ~高濃度炭酸泉状態なんです。
じっとしていると大量のアワに包まれ、コロコロとアワ玉が体を駆けのぼってくるんです。
ギシギシですが、アワ付きでプルプルプニプニに加え、ピリピリした感覚もある肌触り。

でもって湯口の湯を口に含むと口の中でシュワーっとアワがはじけ、うっすら金気の甘味炭酸味。
体の芯はじわーっと温まるものの、同時に体表は冷えた感じもする何とも不思議な感覚。
これもう脱出不能状態!たまりまヘブン。

もう一つの湯船は、底の割れ目からの湧きだしと湯口側からのオーバーフロー分で満たされており、金気臭がより強く感じられウグイス色濁り。
湯口側より温めの湯でじっくり入れるものの、ちょっと物足りなさを感じます。

石を積み上げ固めた土台と木の湯船。

往年の姿がそのまま残っているのもビックリですが、源泉が現役で自噴しているのも奇跡ですよね。
これまで60年以上も川底で生きていたんですから。
タイムカプセルの扉が開けられたような感覚です。

が、この1週間後にダムの貯水が始まり、河原の露天風呂も川底に帰って行ってしまいました。
次に姿を現すのは何時になるのかなぁ。

週末毎に「環境整備」に来られていた皆さん、気持ちのいい湯を味わうことができました。
ありがとうございました。

2014年10月の入浴メモより

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ふらっと立ち寄り湯ったり共同浴

2014年11月17日 | 切抜リスト
ふらっと立ち寄り湯ったり共同浴(サンデー毎日) 連載終了
2013年1月6日/13日合併号~2014年4月6日号

全国各地のふらっと立ち寄れる共同浴場を紹介していた見開き2ページのグラビア記事。
写真・文ともに水本圭亮さん。

□ 第 1回 八町温泉「亀の湯」(福島)
□ 第 2回 小野川温泉「尼湯」(山形)
□ 第 3回 湯ノ花温泉「石湯」(福島)
□ 第 4回 百合居温泉 (長野)
□ 第 5回 熱塩温泉「下の湯」(福島)
□ 第 6回 瀬見温泉「共同浴場箱湯」(山形)
□ 第 7回 大湯温泉「荒瀬の湯」(秋田)
□ 第 8回 温海温泉「下の湯」(山形)
□ 第 9回 角間温泉「新田の湯」(長野)
□ 第10回 湯宿温泉「松の湯」(群馬)
□ 第11回 新津温泉 (新潟)
□ 第12回 鹿教湯温泉「町高梨共同浴場」(長野)
□ 第13回 川渡温泉「共同浴場」(宮城)
□ 第14回 村之湯温泉 (鹿児島)
□ 第15回 折尾野温泉「共同浴場」(鹿児島)
□ 第16回 前田温泉 (鹿児島)
□ 第17回 川内高城温泉「双葉屋」(鹿児島)
□ 第18回 市比野温泉「丸山温泉」(鹿児島)
□ 第19回 小浜温泉「脇浜共同浴場」(長崎)
□ 第20回 雲仙温泉「別所共同浴場」(長崎)
□ 第21回 黒川温泉「穴湯」(熊本)
□ 第22回 温泉銭湯「くすり湯」(熊本)
□ 第23回 寺尾野温泉「薬師湯」(熊本)
□ 第24回 満願時温泉「露天共同浴場川湯」(熊本)
□ 第25回 別府浜脇温泉「東町温泉」(大分)
□ 第26回 由布院温泉「荒木共同浴場」(大分)
□ 第27回 長湯温泉「千寿温泉共同浴場」(大分)
□ 第28回 別府鉄輪温泉「谷の湯」(大分)
□ 第29回 別府温泉「市の原共同浴場」(大分)
□ 第30回 別府温泉「大和温泉」(大分)
□ 第31回 長門湯本温泉「恩湯」(山口)
□ 第32回 温泉津温泉「元湯泉薬湯」(島根)
□ 第33回 有福温泉「御前湯」(島根)
□ 第34回 温泉津温泉「薬師湯」(島根)
□ 第35回 養老温泉「養老温泉本館」(広島)
□ 第36回 東郷温泉「寿湯」(鳥取)
□ 第37回 せきがね温泉「関の湯」(鳥取)
□ 第38回 柚木慈生温泉 (山口)
□ 第39回 真賀温泉「幕湯」(岡山)
□ 第40回 大中山温泉 (岡山)
□ 第41回 熱海温泉「水口第二共同浴場」(静岡)
□ 第42回 熱海温泉「山田湯」(静岡)
□ 第43回 遠刈田温泉「寿の湯」(宮城)
□ 第44回 小原温泉「かつらの湯」(宮城)
□ 第45回 鏡温泉 (山梨)
□ 第46回 下部温泉「下部温泉会館」(山梨)
□ 第47回 大湯温泉「上の湯共同浴場」(秋田)
□ 第48回 小安峡温泉「山神の湯」(秋田)
□ 第49回 能代温泉「はまなす荘」(秋田)
□ 第50回 大葛温泉 (秋田)
□ 第51回 切明温泉「上の湯共同浴場」(青森)
□ 第52回 大塩温泉「共同浴場」(福島)
□ 第53回 光風温泉 (青森)
□ 第54回 磐梯熱海温泉「宝の湯」(福島)
□ 第55回 鯖石温泉 (青森)
□ 第56回 いわき湯本温泉「上の湯」(福島)
□ 第57回 古遠部温泉 (青森)
□ 第58回 桧原温泉「桧原塾」(福島)
□ 第59回 浅間温泉「港の湯」(長野)
□ 第60回 えちごせきかわ温泉郷「雲母共同浴場」(新潟)
□ 第61回 沢渡温泉「共同浴場」(群馬)
□ 第62回 箱根温泉郷「弥坂湯」(神奈川) <最終回>

西日本の温泉は行ったことがないので、一度は行ってみたいっ!

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のぞみ温泉「のぞみの湯 民宿源助」 (新潟)

2014年11月11日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


のぞみ温泉「のぞみの湯 民宿源助」
マップルを見ていると野積海水浴場の山手側に「のぞみ温泉」の記載があって、以前から気になっていた。
日本海間瀬サーキットからそれほど遠くないので、ママチャリ耐久レースの合間に立ち寄ってみた。

サーキット場から国道402号を南下。
海側に野積海水浴場の浜茶屋がドーンと見えてきて、ちょっと開けたなと思ったところの山側。
道路沿いに地味に建つベージュ色の建物が「のぞみ温泉」のようだ。
逆向きに北上するコースの方が看板が判りやすいかな。


壁に「のぞみの湯」の看板がでていますが、半分なくなっているような…
玄関に回りこんでみると、しっかり「のぞみの湯民宿源助」と看板はあるもののカーテンが閉まっていた。

お休みなんだろうか?
ちょうど隣の家の人(かな?)がいらっしゃったので、立ち寄り入浴できるか聞いてみた。
が、宿はもうやってないとのお返事。
温泉は引いているけど、もうお湯は沸かしてないそうだ。
あらら…

ちょっとググッてみたら源泉は硫黄を感じることのできる冷鉱泉で、以前の屋号は「浦浜屋」だったようです。

2014年10月のメモより。

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ママチャリ8時間耐久レース

2014年11月03日 | イベント
第1回 げんきMAZE ママチャリ8時間耐久レース

先日某所にて手にしたパンフレット。
ママチャリを駆って8時間走り続けるというもの。

日時:2014年10月26日(日)  START 8:00am ~GOAL4:00pm
場所:新潟日本海間瀬サーキット

書かれているキャッチは
「トップレベルの走りとトップレベルの笑いの8時間」
「仮装勝負派」
「真剣勝負派」
「1日お楽しみ派」

間瀬サーキットはそんなに遠くないし、入場無料なので、天気がよければ行ってこようと思う。

参加する場合の車両規定と開催クラスは次のとおり。
<車両規定>
1.一般市販のホームサイクル、シティサイクルの無改造のもの。
2.スタンドの取り外しは可。(一本スタンドは必ず取り外す事。)
3.サドルの変更可。
4.泥除けの取り外しは不可。
5.タイヤは1と8分の3インチ以上の太さとする。
6.タイヤの外径の大きさは問わない。
7.スリックタイヤは不可。
8.ダイヤモンドフレームでないこと。(前乗りができるタイプ)
9.ハンドル前に前カゴ付きであること。
(1.5リットルのペットボトルが4本収納できること)
10.内装、外装共に8段変速以下
11.オートマチックインター3、サスペンション付き、シャフトドライブ自転車は可。
12.電動自転車は不可。
13.ベルまたはリンを必ず取り付けること

<開催クラス>
・一般シングルギアクラス
・一般変速ギアクラス
・レディースクラス(女性ライダーのみ)
・鉄人クラス(単独参加)

結構マジな企画だよなと、気になって検索すると、各地で同様なレースがあるようですね。
詳細は公式ホームページをご覧ください。

当日が楽しみだゾと。

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ということで、10月26日(日)に行ってきましたっ!
当日は青空がひろがり、風もほとんどなく、穏やかな1日だったなぁ~。

会場は参加チームの関係者らで大賑わい。
テントを設営したりバーベキューしたりで盛り上がっていた。


コースは1周2キロ。
結構高低差がある。

コントロールタワーを過ぎるとホームストレッチの上り坂が続いてソックスコーナーへ突入。
そこからバックストレッチを下ってきて、第二ヘアピンへ向かって短い上り坂。
最終コーナーの緩い下り坂を回るとコントロールタワー前。
こりゃあ~変速ギアがないとキツそうだ。

午前中1時間半くらい観戦したあと、お昼を食べに岩室温泉に行き、そのあとは「てまりの湯」でひとっ風呂。
ゴール時間前に戻ってきてフィニッシュを観てました。
コスプレチームの一部をいくつかご紹介。




この衣装で走行してましたからね。
皆さん、お疲れ様でした!


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