地底人100物語

相手にとって不足なし

普代温泉「田上町老人憩いの家 心起園」

2016年11月28日 | 新潟の地底人
普代温泉「田上町老人憩いの家 心起園」

今回やって参りましたのは老人憩の家「心起園」。
老人憩いの家ではありますが、温泉が引かれており、日帰り入浴も可能となっています。
場所はJR信越本線「田上駅」にほど近く、「湯田上温泉」の近くとも言えるかな。
国道403号を田上駅前から加茂方向へ進んだ「湯田上」の交差点のすぐ先、「心起園」の道路案内に従い右折し、細い道の奥がゴール。

建物はちょっと個性的で、ご覧のようにコンクリ建屋の上に展望台が乗っかったような造り。

個性的なのは外観だけでなく館内も同様で、開けっ広げな空間を円柱が支える構造。
なんですがっ!けっこう襖や障子戸があり、ひと手間かければいくつも個室が出現しそうです。


画面中央の下段や、右手奥の部分がそんな感じですよね。
画面中央の上段は展望台へ上る階段。この日は天気が良かったので、屋上で座布団を干してました。

利用にあたっては受付で入浴料金を支払います。
この心得が読めるかな。

利用料金は細分化されていて
・町内に居住する60歳以上の人は1回100円(年間利用券1000円)
・町内の個人は200円
・町外の個人は400円
そして15歳以下は利用できないようです。
まあ、老人憩いの家ですから。

料金400円を支払い館内浴室へ。

脱衣所は狭く、オープンな棚と手作り感あふれる時計台。
浴室も狭く、真ん中に柱があるのでいっそう狭く感じます。
湯船もそれほど大きくありません。
黄金色透明の湯は近くの湯田上温泉とは全くの別物。


この蛇口から少量の源泉投入があり、弱く溢れ出しがあります。
甘塩っぱく、少し苦味がある潮っぽい味。
湯面ではハッカのような薬品臭があるものの、湯口では生臭く潮っぽい臭いに加え、鉄分が少しあるかも。
ベタベタ張り付く肌触り。
かなりの温まりで、さすがの食塩泉です。

そんな温まりのせいか窓が開け放たれ、藤棚から吹き込む風が気持ちよかったっ!


源泉名 普代温泉
ナトリウム-塩化物泉
30.4℃ 15.6L/分(自噴) pH 7.8
成分総計 6605mg/Kg
調査年月日 平成25年12月5日


新潟県南蒲原郡田上町大字田上丙1189番地
TEL 0256-57-3182

2014年7月の入浴メモより

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日帰り温泉三段スタンプ本【新潟版】

2016年11月21日 | ガイド本リスト
日帰り温泉三段スタンプ本【新潟版】
使えば使うほどお得に入浴できます!!

企画・編集 株式会社ジョイフルタウン
2016年4月28日発行

「GekkanNiigata月刊にいがた」を発行しているジョイフルタウンのクーポン付温泉ガイド。
先行して「ラーメン三段スタンプ本」も発行してましたね。
その日帰り温泉版。
日帰り温泉に行ってスタンプを押すたびにサービスが三段階にステップアップする超お得な本。
温泉施設の紹介数は次のとおり
■下越…29軒
■中越…27軒
■上越…10軒
■佐渡… 2軒

新潟のクーポン付温泉ガイドと言えば「新潟日帰り温泉パラダイス
紹介している施設数やサービスは「温パラ」と重複が多いものの、こちら「三段本」には温泉宿も何軒か参加しているのが特筆。
利用してみて気に入ったら「お代わりっ!もう2杯っ!!」っていけるのも魅力です。

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西谷鉱泉「しぶみ館別館」(新潟)

2016年11月14日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


正月某日は長岡と柏崎の間にある西谷鉱泉「しぶみ館別館」に行ってきました。

前日に日帰り入浴できるか電話で問い合わせたら
「わざわざ風呂に入るだけに来るんけ。ひとりぐれぇだったらいいこてね」とOK。
当日も玄関で挨拶すると
「昨日の電話のしょ?ホントに来たんけぇ。わざわざ新潟から汽車で来るなんて、はぁご苦労らなぁ」と大歓迎?
鉱泉を沸かしているためなんでしょうね、湯が冷めないように蓋がしてあります。
で、蓋をとると、おぉ~!赤錆色のお湯がっ!

クワッと目を見開くと何のことはない、赤錆色の湯船に透明な湯でした。
追い炊きをしてくれているのでだんだん熱くなっていきます。

3つある蛇口のうち、湯の花除去装置とみられる布袋をくくりつけた蛇口をひねるといい具合のたまご臭。
源泉を洗面器に汲み置き、直接かぶりまくっての堪能。硫黄鉱泉はこの儀式がたまりません。
湯上がりに女将さん(たんなる豪快おばちゃん?)に挨拶にいくとまたまた、
「まぁお茶でも」に始まり「タクアン食べなせや」「ミカンとりなせや」「煎餅どうら」……と、おひとつどうぞ攻撃が止まらない。
しまいには「タクアン持ってくけ?」

新年恒例の越後の駅前温泉シリーズは硫黄につつまれ、幸先のよいスタートでした。

新潟県長岡市西谷480
TEL0258-94-XXXX

2004年1月の入浴メモから

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小春日和に誘われて、西谷鉱泉に立ち寄ってみた。

宿の前には看板、街灯にも宿名が表示され、まだ現役のようだ。


玄関前で作業をしていたオジさんに、立ち寄り入浴をうかがうと
「温泉やめたんだわ」
とのお返事。

あれまっ!
遠目には、建物の山側には浴室らしきものも見え、現役感たっぷりなんですが…


2016年11月のメモより

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二王子温泉「温泉公園二王子スパーク」(新潟)

2016年11月07日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


二王子温泉「温泉公園二王子スパーク」

バアさんを連れて新発田の菅谷不動尊に行った帰り、

「どこか温泉にでも寄って行くか」と向かったのが二王子温泉。
場所を確認せず、二王子のスキー場を目指して行ったもんだから迷った迷った。
これはイカンとナビをオン。
ナビのお告げに従い、無事到着しました。


たどり着くとなんとなく独特な雰囲気。
帰ってきて検索したところ、龍王山天法輪教海寺を擁する「まんだらの里」内の一施設だとか。
他には温泉病院もある。


温泉に入るには、まずはこの門で受付。
門の中から九官鳥がご挨拶。
温泉公園内の案内図はこちら。

温泉施設は一番奥まったところにあるようです。
散歩気分でブラつく道すがら見つけた河童の置物。


この立派な木造の建物が目的地。

温泉旅館のようですね。
玄関をはいると正面に青い「あみだの湯」暖簾。

こちらは露天の入口。あとで入ることにしましょう。

画像ではちょっと判りづらいですが、その右隣に階段があり、その先が内湯です。
階段を降りるとずっと続く廊下。


その先には休憩処。湯上りの待ち合わせや休憩に便利ですね。


その向かいが男女別の内湯「薬師の湯」
トイレっぽい入口に苦笑い。

しかし侮れないのがこの内湯。


2人程度の小さな湯船に、塩ビパイプから湯がトクトクと投入。
浴槽の縁からサワサワとあふれる源泉かけ流しで、湯船の中にはおがくずのような浮遊物が多数舞い踊っている。
それではと、湯に体を沈めるとザパァ~と一気に溢れ出し。
最初はやや熱いかなと思ったが、体を沈めているとそうでもない。
適温、ヌルスベの肌触り。
あたたまりがよく、体の内側から疲労感が滲みでてくる。
これはいいなぁ~。
入りごたえ十分。
この大きさなので、貸し切りで利用したいですね。

では、いったん着替えて露天の「あみだの湯」へ。
こちらは広々とした脱衣所と岩づくりの湯船。


こちらは内湯よりも強いヌルスベ感。
大きい分、開放感もあります。
ん?、男女の境の板塀に何やら…

これはお見合い用の小窓なんだとか。
女性側から開けることができるんだそうです。
そういえばずぅっと以前、テレビで「ご対め~ん」てのがありましたよね。
あんな感じなんでしょうか。
まっ、今日は他にお客さんもいないようなので、開くことはないでしょう。
じゃっ!

二王子温泉
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩素塩泉
28.9℃ 73L/分(掘削自噴) 成分総計1593mg/Kg
肌触りのよさは、メタケイ酸184.9mgのおかげかも。
分析年月日 平成20年12月18日


2014年10月の入浴メモより


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紅葉見物を兼ねて、二王子温泉に行ってきました。

敷地内の紅葉が綺麗ですね。
さて温泉へと向かいましょう。
門には何やら張り紙がありますね。

近づいてみると…

休業中っ!

門から出てきた方に聞いてみると、春から休業中なんだとか。
あらら、残念っ!

2016年11月のメモより

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