地底人100物語

相手にとって不足なし

西方の湯温泉「西方の湯」

2024年08月30日 | 新潟の地底人
西方の湯温泉「西方の湯」

西方の湯がプチリニューアルしたらしいと聞き、偵察に行ってきました。
外観に変化はないようです。
館内にはいると入浴料の券売機は相変わらず稼働していないものの、飲料の自販機が設置され稼働していました。
ホールのお宝は少し減っちゃった感じかな。

受付で入浴料を支払い浴室へ。
ここからは変化のオンパレード。
まずは浴室前にスリッパ棚が新設。

というのも、脱衣所への入口がスロープに変更されたため、スリッパを脱ぐスペースがなくなっちゃったからですね。
スロープ化されたということは、バリアフリーに配慮したということなんでしょう。
脱衣所もスッキリした印象です。


カーペットを張り替えたほか、エアコンが常時稼働していましたよ。
湯上りのクールダウンに効果大です。
そしてレトロな扇風機に代わって、サーキュレーターが。

脱衣所をチェックしたら浴室へ。
浴室内も変化が見られました。

まずは壁と天井が奇麗になっていました。塗りなおしたみたいです。
またビーチチェアーって言うんでしょうか、椅子も置いてありました。

強力な液状兵器からの体力回復に役立ちそうです。
実際、液状兵器の凶暴さには変化はなく、戦いを挑んでは水風呂→椅子で体力回復待ちの繰り返しとなりました。


また温い方の湯口にあったサザエのようなオブジェ。
あれが無くなっていました。撤去する理由があったんでしょうか。

なくなるとちょっと寂しいですね。

2024年8月の入浴メモより

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久しぶりに西方の湯に行ったところ、少し変化がありました。
脱衣所から更衣ロッカーの一部が撤去され、広々としています。

密を回避するためなのかな。
温泉分析所も更新されていました。
前回の分析から10年経過していたんですね。

源泉名::N12-1
ナトリウム-塩化物強塩泉
.78.9℃ pH7.7
成分総計 28124mg/Kg
調査年月日 平成30年11月15日

新潟県胎内市中村浜2-29
TEL 0254-45-2550

2020年11月の入浴メモより

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ここは毎年、年に数回は通っている、実は何気にお気に入りの温泉の一つなんです。
数年前から源泉が変わっているので、改めて報告したいと思います。

まずは親鸞さんにご挨拶から。
今日もよろしくお願いいたします。


建物玄関はこちら。


湯銭はこのカウンターで支払います。

館内に足を踏み入れたロビーの様子。

雑然としていますが、以前よりは片付いた感じかな。
このロビーの左右に、浴室への通路があります。
右手が男性浴室への近道。

途中には休憩所や、

物置と化した立ち入り禁止の部屋。


左手が女性浴室への近道。

こちらの途中には、箱庭風の一角や、

厨房跡。


いろいろ見物しながらたどり着いた男性浴室。

脱衣所はガランとしていますが、そこそこ広さはあります。
○○健康ランドからのお下がりのロッカーに脱衣を突っ込み浴室へ。

浴室に入ると、鼻を突き刺す臭い!
この薬品のような臭い、ヨード臭かな?
熱気もムンムン。


窓を開け放し、まずはかぶり湯から。
お湯はご覧のように黒くはありません。
見た感じは伊香保温泉「露天風呂」のような薄い褐色。
…なんですが、湯に体を沈めると沈殿していた茶色の湯花が湧きあがり濃いめの褐色に。
さらにお湯を通して見る我が体はヨーチンを塗ったような赤紫色!
激熱の湯に体がジンジンと痺れてきます。
うぅ~っとガマンに我慢。
限界に来たら、飛び込む水風呂。
こちらは冷たくてシビレるぅ~。
一息ついたらまたも熱湯!
この温冷交互浴が天国モード。

グダグダになったところで、海風が気持ちよさそうな露天風呂にも行ってみた。

2つの湯船のうち一方は利用していないようだ。
利用しているこちらもまだ湯貯め中。

垣根の向こうには静かな日本海。
親鸞さんを仰ぎながらありがたくいただきました。



源泉名:N12-2(変更後)
ナトリウム-塩化物強塩温泉
60.7℃ pH7.5
成分総計 35950mg/Kg
調査年月日 平成20年11月18日

新潟県胎内市中村浜2-29
TEL 0254-45-2550

2016年9月の入浴メモより


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黒く見えるほどの濃いこげ茶色不透明の湯。
便所臭を期待していたが強い石油系のアブラ臭に拍子抜け。
露天風呂で侮っていたら、鼻先をかすめるアノ臭いにウェップ!!



内湯熱湯と水風呂の繰り返しに天国モード、クラクラ。




ナトリウム-塩化物強塩温泉
成分総計31,880mg/Kg

新潟県胎内市中村浜2-29
TEL 0254-45-2550

2006年5月の入浴メモから

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三島谷温泉「永久荘」

2024年08月15日 | 新潟の地底人
三島谷温泉「永久荘」

昨年の暮れに地底に帰っていった三島谷温泉。
その地底人が最近帰ってきた、との情報を察知したのび太はすぐに現地へ急行した。

たどり着くとさして変化はないよう・・・

否っ!新たな誘導電波が敷地入口にはりめぐらされ、あっという間に取り込まれてしまった。

受付周りも変化はないようだが、(私からみるとけっこう)若そうな管理人。
入浴料600円を支払うと、勝手知ったる地底人の秘密基地内を進み液状兵器格納庫へ。

脱衣所も変化なし。

浴室内も変化なし。

利用客が少ないのか、液状兵器は抜群のコンデション。
湯汚れがないうえに油膜が見られ、それに伴うドーム状の泡も見られた。

洗い場で気合バリア装着。
一気に液状兵器に身を沈めると、これが39~40℃くらいか。
おまけにヌルヌルの肌触り。
体の緊張がときほぐされ、気合バリアが溶けていくではないかっ!

早くも撃沈の様相。
これはまずいと湯舟から這い出し、源泉カランをプッシュし、冷鉱泉をアビルマン。

液状兵器とアビルマンの攻防を繰り返すなか、ふと感じる違和感。

この違和感、何だろう。
薄れゆく意識の中閃いた。
窓ガラスが奇麗に磨きあげられているのだ。
さらに窓の外の木々も枝打ちされ、下草も刈られていたのではないだろうか。

そう言えば館内も明るくなったような気がする。

帰ってきてから以前の写真と見比べてみて判明。
以前は赤い絨毯だったものが、今はベージュがかったグレーのものに張り替えられていたのだ。

脱衣所に掲示されていた分析書も令和6年5月に取り直している。
新しい管理人さん頑張ってるなぁ~。
また利用させてもらいますYO!

三島谷温泉
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
20.2℃ 20.5L/分(掘削自噴) pH7.9
成分総計1356mg/Kg
調査及び試験日 令和6年5月14日

2024年7月の入浴メモより

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小雨の降る中、三島谷温泉へやってきました。
というのも、この12月で閉館するとの情報があったからです。
毎年、年に1回は通ったかなぁ~。

スリッパに履き替え、フロントで湯銭を払い浴室へ。


脱衣所には閉館のお知せの貼紙。

昭和35年から63年間。
お疲れ様でした。

それではひとっ風呂いただきましょうか。

この黒湯、東京の温泉銭湯でもなかなか味わえない濃さですよねぇ。
ましてや新潟に代替となる温泉はないですからね。
残念でありますが、いい湯をありがとうございました。

2023年12月24日閉館


2023年12月の入浴メモより

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長岡市街から郊外にむけ国道8号線を移動中、突然!強力な誘導電波に捕獲されてしまった!


誘導されるがままにたどり着いたのは、長岡市街を取り囲む丘陵地の一角。
車を降りて辺りを見回すと、木立に囲まれた地底人の秘密基地。

バブル前の昭和の雰囲気だ。
さらに導かれるままに、玄関をピンポ~ン。

館内からは法事でもやっているのか、賑やかな音が聞こえてくる。
出てこられたご宿の方に日帰り入浴をお願いすると、浴室まで案内いただきました。
親切に感謝です。

浴室前はちょっとした広い空間。

ソファなんかが置いてあり、湯上りの一休みにグッドですね。

引き戸を開けて入った脱衣所は、簡素ながら余裕の広さが確保されています。

では、裸になってお風呂へ参りましょう。

狭い浴室の床は細かいタイル張り。

壁面は煉瓦風のタイルとガラスブロック。
そう言えば、脱衣所や男女の仕切りもガラスブロックでしたね。
このガラスブロックはシルエットがモザイク状に透けるのでドキドキものです。


湯口からガンガンと注がれているものの溢れ出さずの寸止め。
とは言え、適温で入りやすいです。
そして投入され、湯船を満たしているのは黒湯。

それも濃い醤油色の本格派。
蒲田・川崎・横浜あたりでよく目にする、あの黒湯ですよ。
いゃ~、久しぶりだなぁ。
黒湯好きにはたまりまセブン。
そうそう、この肌触り!
ぬるぬる、すべすべ。
ウナギになったようなんです。

さらにトドメはカラン!
源泉そのままと思われる冷たい黒湯が噴出するのですから。

当然、アビルマンで締めたのは言うまでもありません。

三島谷温泉
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
21.5℃ 25.9L/分(掘削自噴) pH8.1
成分総計1319mg/Kg
調査及び試験日 平成21年10月26日

新潟県長岡市大積三島谷町147-1
TEL 0258-46-2258

2016年5月の入浴メモより。

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岩室温泉「越後平野と弥彦連山一望の宿 穂々-hoho-」

2024年08月06日 | 新潟の地底人
岩室温泉 旧「ほてる大橋 館の湯」

2023年3月21日から「ほてる大橋館の湯」が施設名称を変更した「越後平野と弥彦連山一望の宿 穂々-hoho-」。

立ち寄り湯で入って来ました。
外観等に大きな変更はなさそうでした。

浴室で変更されていたのは、内湯の奥にあった寝湯とジャグジーが板張りで覆われ、寝転び場と整い椅子?スペースとなっていました。


露天風呂には暗緑色の透明湯が満たされ、サラサラと溢れ出していましたが

溶岩風の湯口からの投入はありませんでした。

適温の湯と吹き抜ける風が気持ちいいです。
利用者も多くないので、静かに過ごせるのがポイントです。

大きな変更点は中庭エリアでしょうか。
ウッドデッキが設置されキャンプ用の焚き火台やチェアが置かれています。

そして庭の奥の方からメェ~~と鳴き声。
石伝いに庭に入っていくといました。
2頭の羊、顔が黒いタイプです。毛を刈ったばかりなのかな。
ハムハムと草を食んでいます。

本館的な小屋もありました。

ほっこりした気持ちになりますね。

2024年6月の入浴メモより

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2023年3月21日から「ほてる大橋館の湯」が施設名称を変更したそうです。
新しい名称は「越後平野と弥彦連山一望の宿 穂々-hoho-」。
電話番号に変更はないとのこと。
温泉の利用方法とかに変更はあるのかな?気になるところです。

2023年3月のメモより

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何気に予約サイトを検索していて見つけたお安いプラン。
今年はまだ親を温泉に連れて行ってなかったので、利用してみることにしました。

お安いプランですが、女性は色浴衣が自由に選べるのがうれしいですね。

ウチのばあさんも喜んで浴衣を選んでいました。

部屋で一息ついたら温泉へ。

この暖簾の先が男女別の浴場です。
いつもは手前が男湯なのですが、今回はこの橋の奥が男湯でした。

いつもと違う浴場にはいれるのはラッキーと喜んだのですが…
実は浴室内の補修工事の準備中で、資材が組まれていたんです。
まぁ、内湯は温泉ではないのでスルーして、露天風呂に向かいましょう。


広いスペースに屋根掛けされた湯舟がひとつ。
造りはもう一方と同じ、木の縁取りに石板張り。
しかし、これまでの湯とまったく印象が違います。

暗緑色透明、だいろの湯の庭園露天風呂の湯のような色てす。
さっそく入ってみましょう。
適温で入りやすいですが、ガッツリ感があります。

湯尻からはこんこんと溢れだしがあります。
塩気のある苦味。
苦味を感じる硫黄臭。
ややツッパリ感のあるもののスベスベする肌触り。
以前より刺激感のある疲れる湯に感じます。
温泉の利用方法を変えたのかな。
より源泉に近い印象でした。

さて、今日はあと何回入ろうか。

岩室4号源泉
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
52.2℃ pH7.96 成分総計11,500g/Kg
温泉の分析年月日 平成26.3.22


新潟県新潟市西蒲区岩室温泉340甲
TEL 0256-82-4126

2020年2月の入浴メモより


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湯めぐりパスポートを利用して立ち寄り入浴をしてきました。

大型ホテルらしく、脱衣所は広々としています。
小さな鍵付きロッカーもあるので、貴重品の扱いも安心です。

裸になったら浴室へ。

左手には洗い場と、その奥にジャグジー。
洗い場は個々に仕切りが設けられています。

右手奥には寝湯と大浴槽。
手前にはサウナと冷水槽。

ジャグジーと寝湯は非温泉。
大浴槽はわずかに温泉を感じる程度の循環湯。
ということで、内湯はそこそこに露天風呂へ。

広いスペースに、屋根掛けされた湯舟がひとつ。

満たされる湯は明るい灰白色で、湯舟の底がかろうじて見えるくらいの透明感があります。
潮味で酸味硫黄臭。
さらさらと岩伝いに投入される湯。

通り道は白く色づいています。
湯尻の切りかけからは投入量と同じ程度の溢れ出し。

スベスベとした湯ざわりは入りやすく、適温よりやや温めの長湯モード設定。
吹き抜ける風も気持ちがいいですね。
色といい、臭いといい、温泉にキターーーーーーって実感できます。
入りやすさといい、万人受けする湯だと思います。
普段から日帰り入浴を受付ているので、皆さんも一度いかがでしょうか。

湯使い的には、加水あり加温ありかも。
循環併用のかけ流しと見ました。

2016年6月の入浴メモより

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