地底人100物語

相手にとって不足なし

三川温泉「湯元館」

2011年08月28日 | 新潟の地底人
三川温泉「湯元館」

三川温泉は角神温泉や麒麟山温泉の賑わいとは程遠く、人の姿もほとんど見かけられない静かな温泉地でした。
初めての温泉地なので「湯元」の言葉を頼りに湯元館へ立ち寄ってみた。
表側はリフォームしてあるのか小奇麗な温泉宿の外観。
裏手に廻ると鄙びた浴室を見ることができます。


小さな浴室に小さな湯船。
さらさらと溢れ出る透明な湯が丸タイルに映えます。

温め適温の湯は入りごろ。じっと入っていると額に汗がにじみます。
何って事もないのだけれど、心が休まるというか、湯と一体となるというか、なかなか出られないです。
湯上りはさっぱり。
湯口の鯉も久しぶりですね。

老神温泉の東明館でも見かけたのと同じものですかね。
お話好きの女将さんに源泉地とか周辺を案内いただきました。


別れ際に生後1ヶ月の猫ニャンも紹介されたりしましたが、もしかしてもらって欲しかったのかなぁ。

三川温泉組合2号
ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉 43.1℃ pH7.1 成分総計2078mg/Kg 平成21.3.12

新潟県東蒲原郡阿賀町五十沢1054
TEL 0254-99-2015

2011年5月の入浴メモより

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折立温泉「湯元大鼻旅館」(新潟)

2011年08月25日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


折立温泉「湯元大鼻旅館」

何年か前にその一風かわった旅館名を知り気になっていた「大鼻旅館」に行ってきた。
幹線道路から川べりへ下って行った先にある建物は大きな民家風。
日帰り入浴を請うと「どうぞ、どうぞ」と案内をいただく。
入浴料は400円。

湯船には澄んだ透明な湯がザコザコに掛け流し。


無味のようでいて温泉っぽい淡い味、薄い芒硝系の香り?
湯は37~38℃くらいか。
アワつきもあって温いんだけど、汗がダラダラと止まらない。
窓を開け放して川風を招き入れる。
この温まりは新鮮な源泉の底力なのか、それとももしかしたら放射能でも入っているのだろうか。
分析表を探してみたものの見つけることができなかった。
真相は闇の中(ってほどでもないですね)

湯に入って温まっては窓辺で涼んでを繰り返し。
なんか立ち去りがたい、後ろ髪を引かれる湯だ。

洗い場には蛇口が4つ。

このうち2つが鉄臭・鉄味の水。
湯上りにこの水を浴びて撤収だ。
秋から初冬の肌寒い季節には、とても気持ち良く入れそう。

こんなにいい湯が「新潟温泉大図鑑」に掲載されていないのも不思議だなぁ。

2010年8月の入浴メモより

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ここ大鼻旅館も2011年7月末の新潟・福島豪雨の被災により休業となったもようです。
現在はなくなっていますが、当時の公式HPから抜粋すると…

「7月下旬に新潟・福島地方に降り続いた豪雨は、市内各所にも被害をもたらしました。弊館の裏を流れる佐梨川は増水し、7/30の未明(2:30~3:00)、濁流となって 建物1階に流入し、天井下20センチくらいまでの高さで流れ、ほとんどの物品が流失するなど壊滅的な被害を受けました。
~中略~
昨日までにたくさんの皆さまのご協力により泥や瓦礫の除去作業を終えましたが、営業再開は困難と考えております。
~中略~
45年間にわたり、ご愛顧くださいましてありがとうございました。(8/9)」

2011年8月追記

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奥鬼怒の秘湯へ!初夏の温泉ツーリング

2011年08月14日 | ツーリング系リスト
奥鬼怒の秘湯へ!初夏の温泉ツーリング

ジパングツーリングvol63(2004年7月号)より(アポロ出版)

「新緑が冴えるこの季節にしかできない高原の風と柔らかな日射しを浴びて心と身体をリフレッシュさせよう!」

□ 湯西川温泉「薬師の湯」
奥鬼怒温泉郷「八丁の湯」
奥鬼怒温泉郷「加仁湯」
□ 奥鬼怒温泉郷「夫婦淵温泉ホテル」

上記レポートのほか、地図には次の温泉地も。
□ 日陰温泉
□ 黒部温泉
□ 上栗山温泉
□ 蛇王平温泉
□ 川俣湖温泉
□ 川俣温泉
平家平温泉

毎度のことですが、かなり古い記事なので、現在は撤去・廃業/入浴不可になっているところもあります。利用にあたっては最新の情報を確認するようご注意を。

※画像は奥鬼怒遊歩道のすすき

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がんばれ咲花温泉

2011年08月07日 | 新潟の地底人
新潟・福島を襲った先月末の大雨。
河川は増水、山間は土砂崩れと大変な状況。
災害救助法の適用地域を見ると、
新潟県内は新潟、三条、五泉・・・
福島県内は只見、金山・・・
お気に入りの温泉地が適用地域に指定されている。

実際のところどうなんだろうと検索してみたら、咲花温泉の「一水荘」のTwitterと「湯元館」のブログが被災~復旧の状況を報告しているのが見つかった。
想像以上の浸水被害でビックリしました。

一日も早い復旧を祈ります。

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