地底人100物語

相手にとって不足なし

西谷鉱泉

2017年11月27日 | 新潟の地底人
西谷鉱泉

西谷鉱泉はJR信越本線「塚山」駅から徒歩約10分くらいの場所にある。
駅から歩いてくると、正面に「湯元旅館」。
すぐ右隣に「中盛館」。
少し離れた右手に「しぶみ館別館」。
この3軒の宿からなる温泉地だったが、しぶみ館別館は現在閉館している。

湯元旅館


中盛館
※画像なし

しぶみ館別館


利用されている源泉は「西谷の湯」と呼ばれる冷鉱泉だが、それぞれ独自源泉を所有しているようだ。
泉質は「新潟のいで湯150の湯けむりめぐり」では「食塩ラジウム泉」と記載されているが、直近の「新潟温泉大図鑑」や新潟県のHPの温泉利用状況報告書(平成28年3月末現在)では「泉質名なし(メタケイ酸の項で該当)」となっている。

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西谷鉱泉「湯元旅館」

2017年11月20日 | 新潟の地底人
西谷鉱泉「湯元旅館」

西谷鉱泉にある温泉宿の1軒、湯元旅館に立ち寄ってみた。
敷地の入口近くの、ちょっと古めの建物の壁には「湯元旅館」。
が、現在は使われていないようだ。

正面に見える新しい建物が現在の施設。
玄関先で立ち寄り入浴を尋ねるとOK。
車を回してくる間にボイラをONにしておいて下さるとのこと。

改めて館内へ入り、フロントで入浴料を支払う。

浴室へはこちらから。

脱衣所はちょっと狭いが、裸になったら浴室へ。


浴室には湯船がドン。
洗い場は左右に2つずつ。


ボイラONのおかげか、湯口からは怒涛の投入。
最初は温めだったが、少しずつ湯温が上昇。
肌触りはキシつきのある中、サラスベもある。
窓を少し開け空冷するも汗がON。
髪がグショグショ。
温泉らしさは感じられないが、温まりのいい湯だ。
ちなみに温泉分析書は見当たらず、源泉の詳細は不明。

湯上りに館内を見回すと、

日帰り入浴は9:00~16:00。
また何故か、かつて上越線を走っていた「特急とき」の乗車口案内板。


庭には踏み切りが設置されていた。
ご主人は相当な鉄道ファンなんだろうか。

新潟県長岡市西谷473
TEL 0258-94-2406

2016年11月の入浴メモより。

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天神の湯(新潟)

2017年11月06日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


天神の湯

JR白新線「佐々木」駅から新潟方向に15分くらい歩いたあたりにある日帰り温泉施設が「天神の湯」だ。
年末年始も時間を短縮しながらも営業していたので、正月に帰省したおりにはよく利用させていただいた。

入口はご覧のとおり素っ気なく、営業をしているのかしていないのか、ちょっと不安になる。

恐る恐る引き戸に手をかけると何のことはない。
受付で料金を支払い館内へ。

館内には畳敷きの広間があり、浴後の待ち合わせや休憩に便利だ。
簡単な食事メニューもあり、通路をはさんだカウンターから取り寄せるシステムだ。

浴場には内湯と露天がひとつづつ。
内湯はやや熱めに加温された茶色に色づいた湯。

湯が溢れ出る辺りは茶色く析出が成長している。
こちらの角度からの方が、色合いがはっきりしますね。

しばし湯に身を沈め、体の芯まで温まる。

充分温まったら露天へ。
この露天がすばらしい。

褐色を帯びたウグイス色半濁。
強烈に塩辛く、湯口では金気と潮臭。
湯面ではアブラっぽい臭い。
おそらく源泉そのままの掛け流しでは。
温めなのだが、この温さがたまらない。
尻に根っこが生えてくるくらいに気持ちがいい。
で、温くて体が冷えてくるのかと言えば、さにあらず。
温泉成分の濃さで体がじんわりと温まるのだ。
頭を湯船の縁に預けると体が自然と浮いてくる。
入るほどに髪が汗でグシャグシャに。
ほかにお客がいないので、この湯口近くにいつまでも漂うのがパターンだ。


露天風呂エリアは冬の冷気対策なのか、透明な板囲いがされている。
吹きっさらしにならない配慮が心憎い。

貸し切り状態でザコザコの湯を充分に堪能し、ヘロヘロになったところで撤収。
休憩室内では常連と思しき人生の先輩方が将棋に熱中していた。

天神の湯
ナトリウム-塩化物強温泉
42.5℃ 310L/分(動力揚湯)
陽イオン計 11,310mg/Kg
陰イオン計 18,870mg/Kg
非解離成分計 71.2mg/Kg
溶存ガス成分計 270.3mg/Kg
成分総計の記載はなかったが、上記合計で 30,520mg/Kgになるのかな

平成15年6月17日

新潟県新発田市佐々木2442-10


2008年12月の入浴メモより。

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その後「ヘルス天神」と名称が変わったりしたが、2010年に閉館。
2011年に再オープンするも2013年末より再度閉館。

で、現況を見に行ってきた。
手前の元駐車場のあたりは閉鎖され、遠くに建物が見えるのみ。

裏手からの様子。露天風呂の囲いが見えるような気がする。

建物も傷んでいないようだし、ぜひ再開して欲しいなぁ。

2017年8月のメモより。

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