地底人100物語

相手にとって不足なし

新潟のいで湯 150の湯けむり巡り

2016年06月27日 | ガイド本リスト
新潟のいで湯 150の湯けむり巡り

発行所 新潟日報事業社出版部
1993年8月30日第1刷発行
1994年4月20日第2刷

押入れの段ボール箱を整理していたらでてきた、約20年前のガイド本!
新潟県内の150の温泉をそれぞれ1~2ページで紹介するもの。
・交通(アクセス)
・泉質、温度
・効能
・宿数、旅館組合等の電話番号
場所によってはモノクロ写真や手書のマップなんかも掲載されている。
いくつかは廃業・閉館してしまっているが、今も現役で頑張っているところは応援していきたいと思う。


■県北・新発田周辺
1 朝日まほろば温泉
2 瀬波温泉
3 湯沢温泉
4 高瀬温泉
5 雲母温泉
6 鷹ノ巣温泉
7 樽ヶ橋温泉
8 胎内温泉
9 村松浜温泉
10 貝屋温泉
11 二王子スパーク
12 湯の平温泉
13 月岡温泉
14 出湯温泉
15 今板温泉
16 村杉温泉
■阿賀野川ラインに沿って
17 亀徳泉
18 金割鉱泉
19 咲花温泉
20 三川温泉
21 新三川温泉
22 津川温泉
23 麒麟山温泉
24 角神温泉
25 鹿瀬温泉
26 御神楽温泉
■新津・南蒲原・西蒲原
27 新津温泉
28 高坪温泉
29 白根温泉
30 湯田上温泉
31 越後長野温泉
32 緒立温泉
33 湯之腰温泉
34 福寿温泉
35 岩室温泉
36 田ノ浦温泉
37 弥彦温泉
38 観音寺温泉
■長岡・柏崎周辺
39 大野鉱泉
40 荷頃鉱泉
41 名木野湯温泉
42 見附温泉
43 桂温泉
44 越後東山温泉
45 愛鱗温泉
46 成願寺温泉
47 長岡温泉
48 長岡湯沢温泉
49 蓬平温泉
50 長岡かまぶろ温泉
51 宮本温泉
52 三島谷温泉
53 灰下の湯
54 越の湯温泉
55 野積温泉
56 寺泊海岸温泉
57 寺泊温泉
58 勝見鉱泉
59 墓間温泉
60 西谷温泉
61 地蔵温泉
62 鯨波・松島温泉
63 加入者ホーム
64 広田鉱泉
65 柏崎温泉
66 妙見温泉
67 月湯女鉱泉
68 天王山温泉
■北魚沼・南魚沼地区
69 守門温泉
70 中子沢温泉
71 葎沢温泉
72 芋川温泉
73 折立温泉
74 大湯温泉
75 栃尾又温泉
76 駒の湯温泉
77 浦佐温泉
78 市野江温泉
79 六日町温泉
80 上野原高原温泉
81 君帰温泉
82 河原沢鉱泉
83 五十沢温泉
84 八海山温泉
85 畦地温泉
86 栃窪温泉
87 大沢山温泉
88 上野鉱泉
89 丸山温泉
90 越後湯沢温泉
91 みつまた温泉
92 貝掛温泉
93 赤湯温泉
■十日町・中魚沼・松之山周辺
94 越後二ツ屋俵山温泉
95 塩之又温泉
96 芝峠温泉
97 松之山兎口温泉
98 松之山温泉
99 兎口露天風呂・翠の湯
100 湯田温泉
101 清津峡小出温泉
102 清津峡瀬戸口の湯
103 鹿渡温泉
104 辰の口温泉
105 グリーンピア津南
106 クアハウス津南
107 段野温泉
108 逆巻温泉
109 結東温泉
110 小下里温泉
111 田中温泉
112 宮野原温泉
■上越・妙高周辺
113 栃窪温泉
114 上下浜温泉
115 鵜の浜温泉
116 多能鉱泉
117 日向鉱泉
118 霧ヶ岳温泉ゆあみ
119 菱ヶ岳ゆきだるま温泉
120 大山温泉
121 宇津俣温泉
122 鷹羽鉱泉
123 仏ヶ峰霊泉
124 妙高松ヶ峯温泉
125 関温泉
126 燕温泉
127 赤倉温泉
128 赤倉温泉大野天風呂滝の湯
129 新赤倉温泉
130 妙高温泉
131 池の平温泉
■能生・糸魚川
132 島道鉱泉
133 柵口温泉
134 柵口温泉権現荘
135 糸魚川温泉
136 焼山温泉
137 笹倉温泉
138 雨飾温泉
139 白馬温泉
140 蒲原温泉
141 蓮華温泉
■佐渡地区
142 住吉温泉
143 椎崎温泉
144 潟上温泉
145 平根崎温泉
146 長手岬温泉
147 佐和田温泉
148 八幡温泉
149 小木温泉
150 羽茂温泉


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出湯温泉「華報寺共同浴場」

2016年06月20日 | 新潟の地底人
出湯温泉「華報寺共同浴場」

五頭温泉郷を訪れると立ち寄ってしまうのが、ここ出湯温泉の華報寺共同浴場。
温泉地の突き当り、華報寺の横に建つコンクリート造りの共同浴場であります。


境内に駐車スペースがありますが広くはないので、手前の共同駐車場に駐車するのがよいでしょう。

券売機で入浴券を買い、受付に渡します。
白を基調としたタイル張りで、2面からの採光と高い天井。
明るく圧迫感のない浴室はストレスフリーです。

では裸になってお湯をいただきましょう。

ここはいつも混雑しているのが玉に瑕。
今日も湯船は人生の先輩方でいっぱいです。
手前の壁際にスペースを見つけ突入。

適温ややヌルメ、ほんのり茹でタマゴ。
湯船の中央底からモリモリ盛り上がるように湯を注入。
そしてザコザコと溢れ出し。
湯につかるとあっという間にアワまみれ。
これは絶品ッ!五つ星。
と、思いつつも薄目をあけて逆サイドの広いスペースを狙います。

しかし、じっと湯につかっていると、もうそんなことどうでもいい気持になってきます。
心と体が溶けていくっていうか、クラゲになった気持で湯に漂うのみ。
またまた混んできたので、上がり湯をして撤収としましょう。

弘法大師様、いい湯をありがとうございます。

出湯温泉 漲泉窟
アルカリ性単純温泉
38.6℃ 140.0リットリ/分(動力揚湯) pH 8.6 成分総計 364.2mg/Kg
分析年月日 平成16年8月12日


新潟県阿賀野市出湯794
TEL 0250-62-3615

2016年5月の入浴メモより

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新栃窪温泉「あばれ井戸の湯」

2016年06月14日 | 新潟の地底人
新栃窪温泉「あばれ井戸の湯」

2008年11月の某日、新栃窪温泉へ立ち寄ってみた。

「やぁ、湯キチさん。
 残念だったね、一足違いだよ。
 今年の営業は11月16日をもって終了したんだ。
 冬季期間は休業させてもらうからね。
 来年の4月上旬より営業再開予定だからさ、またその頃おいでよ。」


ありゃりゃ~、残念。
これからは寒い日が続くだろうし、雪に埋もれる事もあるだろうし。
目元のキリリとしたお兄さん、しっかり留守番を頼むぞ。
そして春がきてお兄さんが里に帰る頃また来るよ。
じゃあね。



ということで・・・

冬季休業から再開した5月下旬に訪問してみた。
場所は栃窪温泉の約200mくらい手前。
途中道案内の看板はありませんが、この奥にある栃窪温泉の看板がポイントごとにあるので、この案内に従えばたどり着くことができます。

で、道路沿いのここがゴール。

「あばれ井戸の湯」のご主人、道案内の看板を出していないので訪問者には「栃窪温泉はこの先ですよ。間違ってませんか?」と声をかけています。

では坂道を上がっていきましょう。
まずはこの源泉池です。

ポコンポコンと水面に気玉が浮かび上がっています。
絶好調の時は間欠泉のように吹き上げ暴れているとも。
そんな状態を見てみたいですね。

さっそく入浴料500円を払い入浴。
浴室は狭く小ぶりな木造の湯船がひとつ。
これがまた木の香りがよくて思わずニンマリ。

木の蓋をとり温泉とご対~面。
一瞬ギョッとします。


何と言っても抹茶色なんですから。
源泉池の色が抹茶色なんだから当然、と納得するのに時間がかかりました。

湯船の湯はかなり熱いです。
熱ければ水でうめてください、と言われていたがここはガマン。
源泉蛇口を捻るとさらに熱い加熱された温泉がでてくるので注意。

抹茶っぽい臭い、甘味とガス風味を帯びた塩味。
色・臭いと味のミスマッチが印象に残るツルスベの湯。
湯上りも汗が止まりません。
汗が引くまでご主人に色々お話を伺うことができました。

この池の底から源泉を汲み上げ、1日タンク(林の中のステンレス製のもの)に寝かせガスを抜き、安い深夜料金を利用して池の脇の電熱式ボイラー(池の脇に建っている茶色の小屋)で加熱殺菌し開店前に浴槽へ投入。

毎日湯を落として清掃しているため塩素消毒はしていないとも。
※ため湯ですが一応かけ流し扱いのようです。

抹茶色の元は「クロレラ」なのかな~って。

栃窪温泉あばれ井戸
ナトリウム-塩化物泉
9.6℃ pH8.5 成分総計7,940mg/Kg
温泉成分年月日 平成20年1月23日

2009年5月の入浴メモより

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久しぶりに立ち寄ってみました。
「源泉」と書かれた蛇口からは約70℃に加熱された激熱の緑色の源泉。
香ばしい焙り臭が漂ってきます。


湯上りにご主人とお話ししましたが、相変わらずのマイペースぶり。
営業時間が変則的なので訪れるときはご注意を。

土曜日:11:30 ~ 15:00
日曜日:11:00 ~ 17:00
入浴料:大人500円

2016年6月の入浴メモより

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栃窪温泉「鷺乃湯」(新潟)

2016年06月06日 | さらば愛しき地底人
栃窪温泉「鷺乃湯」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

山道のどんどん行った突き当りにこんな鄙びた温泉宿がありました。

右手の歪みのはいった建物が浴舎。
玄関先で明るく元気な女将さんに立寄り入浴を請い、タイムトンネルのような渡り廊下を進むと男女別の浴室。



さっそく裸に着替え入浴です。


基本は冷鉱泉を沸かした溜め湯。
湯船の湯が熱ければ源泉(源水)を投入して湯温調節する方式だ。
やや温め適温だが、体の温まりがよく、すぐに汗が滲み出る。

すかさず源水を投入。塩臭に金気も感じられた。
キンキンに冷えた源水は火照った体にスッキリ冷え冷え。

鄙び度重視派にはおすすめの一軒。

栃窪温泉
ナトリウム-塩化物泉 13℃ (S36.7.8分析)

新潟県上越市柿崎区栃窪834
TEL025-536-XXXX

2008年11月の入浴メモより

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廃業したというウワサを聞き気になっていた。
先日、近くを通りがかったので様子を見てきたところ…


母屋の玄関や、1階部分をはじめタイムトンネルの渡り廊下も板で雪囲いがされたまま。
人が近づくことを拒んでいるようだ。

浴舎はかなり傷んでいますね。あと何回の積雪に持ちこたえるのか。
2015年に廃業していたようです。
いい湯をありがとうでした。

2016年6月のメモより

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