地底人100物語

相手にとって不足なし

仏岩温泉「鈴森の湯」

2011年09月05日 | 群馬の地底人
2009年8月最後の週末、残暑の中、新規オープンから約1ヶ月の仏岩温泉「鈴森の湯」へ行ってきた。
場所は水上温泉から川古温泉を経由し猿ヶ京へ抜ける県道270号沿い、ちょうど関越道と交差する高架下だ。
道路右手にこの櫓とそれを囲むように10台くらいの駐車場。
道を挟んだ左手、この怪しげなゲートが「鈴森の湯」の入口になる。


ゲートをぬけると、明るく開けた先に各種施設。
受付が手前と奥に2つあるが、温泉への受付はマットの敷いてある奥の方だ。

ちなみにその先には無料と思える足湯もある。

入浴料は2時間650円。
料金と引き換えに鍵付ロッカーキーを受け取り戦闘開始


脱衣所はこんな感じのコンパクトな仕上がりです。
脱衣所内には分析書の掲示はなかったかと思います。

さっそく裸に着替えて浴室へ。
浴室内はほんのりタマゴの香りと新しい檜の香り。
これは期待できそぉ~。
入って左手に非加熱源泉掛け流しのかぶり湯。
それに続く洗い場は11人分。
シャンプーなんかもちょっとオシャレです。



右手は2つに区切られた浴槽。
どちらもオーバーフローはありません。
手前はやや広い加熱浴槽、体感で40℃くらい。
奥が非加熱源泉槽、体感で36℃くらいかな。

このぬるい方の浴槽はスーパー銭湯の水風呂のようにやや深い作りとなってます。
が、画像を拡大してもらえれば判るように腰掛用の段差が設けられていて、いい感じに入っていられるんだな。


湯は無色透明なものの湯をとおして見る肌の色は心なしか白っぽく感じられます。
「タマゴな香り+白っぽく感じる湯=ヌルツルの石鹸水」の方程式を思い浮かべますよね。
でも意外にもヌルツルなし。むしろ油の抜けきったカサカサした肌触り。最近の不規則な生活のせいかなぁ。
冷奴な湯にアゴまで浸かっていたんですが、肩や腕が湯から出るとその部分だけがポカポカするというヘンテコリンな感覚を味わうことができます。
皆さんにもこのヘンテコリンな感覚を味わってほしいな。

露天は階段を降りトンネルをくぐった先に。
トンネルをくぐるなんて伊豆大川温泉「磯の湯」へのアプローチのよう。
川べりの傾斜地に作られているため、下へ下への奥行きのある作りなんですね。



露天風呂のすぐ下を川が流れている。
砂防ダムの堰堤が3段の滝となっていてマイナスイオンが結構ありそう。
振り返ってみるとトンネルの上は女子の露天風呂なんでしょうかね。
男子浴室の大きな窓も見上げることができます。

源泉名 未定
単純温泉
35℃ 580l/分動力 pH8.2 成分総計0.77g/Kg H19.10.22
分析書は受付カウンターの向かいの壁に掲示。
受付の奥には休憩エリアもあるので待ち合わせにも便利です。

このあたりは川古温泉、法師温泉、貝掛温泉などぬる湯の名湯の連打なので、入り比べも楽しみ方のひとつと思います。

2009年8月の入浴メモより

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