稲刈りが始まる前の9月某日、夏の間愛を貫いてくれたズッキーニ達が
「もうそろそろ限界です~。」と言っていたので、お片づけすることにしました。
今年は、いつもの年と違って、あんまり実がならなかったんですよ。
毎年、「うぉー、このズッキーニ達をどこにお嫁入りさせたらいいの~。」って思うぐらい
たくさんの実を付けてくれていたんですが、今年は、じぶん家で十分消費できました。
っていうか、実がつくのが待ち遠しいくらい。
ズッキーニの葉っぱや茎はずんずん大きくなって、枝分かれもして
通路にはみ出してくるぐらいだったのに、実の方はあんまり。
「今年は暑すぎたのかな?雨が一度に降ったりしたからかな?」って思いましたが、
「ズッキーニは暑いのが好きだしな。おかしいな?」って首を傾げてました。
あんまり成ってくれないと・・・、他の子に心変わりする私。
トマトやらナスやらに足しげく通って、ズッキーニのとこには・・・。 ←光の君か!
そういうのも植物達は、敏感に感じるんですよね。 (*_ _)人ゴメンナサイ
そんなことを考えながら、ズッキーニ達を引っこ抜いていたら!!
もろい!すぐブチってちぎれます。
そして、茎が茶色に変色してて、大穴が空いてました。
このズッキーニ達、根がすごく弱かったんだ・・・。
それを補おうとして、枝分かれして根を何本も作ろうとしたんだね。
実を付けられなかったのも、そのためだったんだね。
引っこ抜くまで分からなくってごめんね。
なんで根が弱くなってしまったのか?
ズッキーニを植えた場所に問題がありました。
今年は、場所を変えたんです。
その場所は、去年、大根や白菜など秋野菜を植えたところ。
大根は抜いた時、途中で折れてしまったものがあったり、
畝のうえに、葉っぱを残さないように片付けたつもりですが、
やっぱり残ってしまいます。
白菜の方は、植えたまま雪の下に保存しておいたものもあります。
冬に掘り起こしたとき、悪くなった葉っぱをその場所に置きっぱなしにしてました。
そんな雪の下になった植物残サ(いらなくなった葉っぱや茎など)が、
気温が低いために未分解のまま春まできました。
未分解の有機質は根っこに悪さをします。
気温が高くなって一気に分解を始まると、
微生物達が酸素を大量に使い、土の中が酸欠になります。
この酸欠で、ズッキーニの根が弱くなってしまったのです。
同じ畝に植えた、ナス、ピーマン、なんばんも、植えてすぐアブラムシがたくさんつきました。
復活するのにだいぶ時間がかかりました。
ナス科の植物は、ウリ科の植物よりも根が強いので復活してくれましたが、
ズッキーニはウリ科。
復活できなくて、なんとか根を増やすことで生きようとしたんでしょう。
そして、木を大きくする栄養成長の方に進み、
実を付ける生殖成長ができづらかったのではないでしょうか。
そんなことを考えながら、お片づけを進めていきました。
そしたらね、
ズッキーニ達から最後の贈り物が届きました。
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葉っぱの陰に隠れながら、実を付けていてくれたんです。
小さいのもあわせて8本。
なんか、うるうるきました。
他の子に心変わりして、通わなくなってたのに、「いつか来てくれるわ。」て、
けなげに実をつけていてくれたのね。末摘む花よ。いや、ズキコよ。
ありがとう。そして、すまなかった。 ←心はすっかり光の君。
君の残してくれた子供達は、大事に食べるから。
中ぐらいのは早速、夕ご飯にチーズのっけにしておいしく食べました。
大っきいのは、フードプロセッサーでみじん切りにして、
なつのこま、ニンニク、ナス、セロリ、バジルなんかと一緒に
トマトソースにぶっ込んで、ピザソースにして瓶詰めにしましたよ。
おいしいソースになりました。
(これはのちほど、upしますね。)
最後にちっちゃいの素焼きにしてハンバーグの付け合わせにして食べたんですが、
・・・苦かったです。
ズキコから「これで許してあげるわ。パーン!」と平手打ちされたような・・・感じです。
ズキコ、『末摘む花』というよりも『和泉式部』右大将道綱母だったかも。
「もうそろそろ限界です~。」と言っていたので、お片づけすることにしました。
今年は、いつもの年と違って、あんまり実がならなかったんですよ。
毎年、「うぉー、このズッキーニ達をどこにお嫁入りさせたらいいの~。」って思うぐらい
たくさんの実を付けてくれていたんですが、今年は、じぶん家で十分消費できました。
っていうか、実がつくのが待ち遠しいくらい。
ズッキーニの葉っぱや茎はずんずん大きくなって、枝分かれもして
通路にはみ出してくるぐらいだったのに、実の方はあんまり。
「今年は暑すぎたのかな?雨が一度に降ったりしたからかな?」って思いましたが、
「ズッキーニは暑いのが好きだしな。おかしいな?」って首を傾げてました。
あんまり成ってくれないと・・・、他の子に心変わりする私。
トマトやらナスやらに足しげく通って、ズッキーニのとこには・・・。 ←光の君か!
そういうのも植物達は、敏感に感じるんですよね。 (*_ _)人ゴメンナサイ
そんなことを考えながら、ズッキーニ達を引っこ抜いていたら!!
もろい!すぐブチってちぎれます。
そして、茎が茶色に変色してて、大穴が空いてました。
このズッキーニ達、根がすごく弱かったんだ・・・。
それを補おうとして、枝分かれして根を何本も作ろうとしたんだね。
実を付けられなかったのも、そのためだったんだね。
引っこ抜くまで分からなくってごめんね。
なんで根が弱くなってしまったのか?
ズッキーニを植えた場所に問題がありました。
今年は、場所を変えたんです。
その場所は、去年、大根や白菜など秋野菜を植えたところ。
大根は抜いた時、途中で折れてしまったものがあったり、
畝のうえに、葉っぱを残さないように片付けたつもりですが、
やっぱり残ってしまいます。
白菜の方は、植えたまま雪の下に保存しておいたものもあります。
冬に掘り起こしたとき、悪くなった葉っぱをその場所に置きっぱなしにしてました。
そんな雪の下になった植物残サ(いらなくなった葉っぱや茎など)が、
気温が低いために未分解のまま春まできました。
未分解の有機質は根っこに悪さをします。
気温が高くなって一気に分解を始まると、
微生物達が酸素を大量に使い、土の中が酸欠になります。
この酸欠で、ズッキーニの根が弱くなってしまったのです。
同じ畝に植えた、ナス、ピーマン、なんばんも、植えてすぐアブラムシがたくさんつきました。
復活するのにだいぶ時間がかかりました。
ナス科の植物は、ウリ科の植物よりも根が強いので復活してくれましたが、
ズッキーニはウリ科。
復活できなくて、なんとか根を増やすことで生きようとしたんでしょう。
そして、木を大きくする栄養成長の方に進み、
実を付ける生殖成長ができづらかったのではないでしょうか。
そんなことを考えながら、お片づけを進めていきました。
そしたらね、
ズッキーニ達から最後の贈り物が届きました。
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葉っぱの陰に隠れながら、実を付けていてくれたんです。
小さいのもあわせて8本。
なんか、うるうるきました。
他の子に心変わりして、通わなくなってたのに、「いつか来てくれるわ。」て、
けなげに実をつけていてくれたのね。末摘む花よ。いや、ズキコよ。
ありがとう。そして、すまなかった。 ←心はすっかり光の君。
君の残してくれた子供達は、大事に食べるから。
中ぐらいのは早速、夕ご飯にチーズのっけにしておいしく食べました。
大っきいのは、フードプロセッサーでみじん切りにして、
なつのこま、ニンニク、ナス、セロリ、バジルなんかと一緒に
トマトソースにぶっ込んで、ピザソースにして瓶詰めにしましたよ。
おいしいソースになりました。
(これはのちほど、upしますね。)
最後にちっちゃいの素焼きにしてハンバーグの付け合わせにして食べたんですが、
・・・苦かったです。
ズキコから「これで許してあげるわ。パーン!」と平手打ちされたような・・・感じです。
ズキコ、『末摘む花』というよりも