市場で素敵な鱈に出会った。(10月8日)
躊躇なくゲット。
胃袋の入り口に、釣り橋がしっかりと刺さっていた。
さらに、頭部を解体すると奇妙なものが・・・それはイカの輪切りであった。
魚の胃袋から小魚が未消化のまま出てくることは珍しくない。
口にくわえたイワシが飲み込まれる寸前の姿にもよく出会う。
しかし、釣り餌がそのまま、魚の口の中に残っているのははじめて見た。
当然、あり得ることなのだが、釣り上げられるまでに苦しみもがいて吐き出す
か、胃袋に飲み込んで仕舞うのだろうが、口中にあった。
自然界の動物は、常に飢餓の状態にあると聞いたことがある。
深海の世界も同様であろう。
想像するに、きっとこの真鱈も腹を空かしていたのだろう。
そこにスルスルと、イカの輪切り状のものが落ちてきた。
いや、頭に当ったのかも知れない。
鱈の棲息域は深海だから匂いで察知した可能性もある。
少なくとも、人間の眼ならば暗黒の世界に違いない。
あの大きな口で吸い込むように飲み、直ちに胃袋に達し、釣り針が刺さり、
その瞬間、強引に引き上げられた。イカリングは釣り針からはずれ、口中に
とどまった。
アリバイとしてはそんなことを想像してみる。
振り返ってわが身、「ああ、これはまさしく釣りモノだ」と納得し、
底引き網漁でないことの証 と確認する。
何と非情なことか・・・ごめんなさい!!
その夜、
わが胃袋に。 美味しくいただきました。有難う。
躊躇なくゲット。
胃袋の入り口に、釣り橋がしっかりと刺さっていた。
さらに、頭部を解体すると奇妙なものが・・・それはイカの輪切りであった。
魚の胃袋から小魚が未消化のまま出てくることは珍しくない。
口にくわえたイワシが飲み込まれる寸前の姿にもよく出会う。
しかし、釣り餌がそのまま、魚の口の中に残っているのははじめて見た。
当然、あり得ることなのだが、釣り上げられるまでに苦しみもがいて吐き出す
か、胃袋に飲み込んで仕舞うのだろうが、口中にあった。
自然界の動物は、常に飢餓の状態にあると聞いたことがある。
深海の世界も同様であろう。
想像するに、きっとこの真鱈も腹を空かしていたのだろう。
そこにスルスルと、イカの輪切り状のものが落ちてきた。
いや、頭に当ったのかも知れない。
鱈の棲息域は深海だから匂いで察知した可能性もある。
少なくとも、人間の眼ならば暗黒の世界に違いない。
あの大きな口で吸い込むように飲み、直ちに胃袋に達し、釣り針が刺さり、
その瞬間、強引に引き上げられた。イカリングは釣り針からはずれ、口中に
とどまった。
アリバイとしてはそんなことを想像してみる。
振り返ってわが身、「ああ、これはまさしく釣りモノだ」と納得し、
底引き網漁でないことの証 と確認する。
何と非情なことか・・・ごめんなさい!!
その夜、
わが胃袋に。 美味しくいただきました。有難う。
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