世代交代の大事さ

この１１年、一番近くにあるスタジオとして利用していた、スタジオＭ。
昨日練習で入った時に、店長がある張り紙を指さしてた。

で、
そこに書いていたのは、

「５月３０日を以て、閉店することになりました」

だと。

もう、唯々「エッ！？」としか言えず、思っていた頃合いよりもあまりにも早い時期に決行した為、ショックとしか言いようがない。

現在、ＮＯＵＭＥＮＯＮとしてギタリストと一緒に曲作りも始めて、これからだという時に、出鼻を大きく挫かれた思いだ。

まァ、利用できるスタジオはまだまだあるし、去年に店長が倒れてから、バンド練習の拠点とするスタジオも基本はナイスビームスタジオにする（実際、オレは今そこに幾つか機材を預けている状態）というところまでは決めている。

が・・・・・・
それでも、福岡に来てから今日まで、オレの音楽活動を支えてきてくれたスタジオＭがなくなるという事実は、やはり寂しい。

結局のところ、後を継げる人間が家族の中に居なかったのが要因だよね。
ここまで一人でやってきたのは凄い事だが、裏を返せば、その人が居なくなったら、ここどうなるんだ？という疑問は少なからずあった。

こーいう時に、世代交代が大事だっていうのを思い知らされる。
良い伝統は、少しでも若い代に残していく必要性があるってことを、この形で身をもって知る事になろうとはね。

とは言え、感傷に浸っているワケにもいかん。
そこでオレの音楽活動をストップさせたくはないし、行ける機会があれば、これまで通りに利用する。

それが、オレがスタジオに出来るせめてもの恩返しだと思う。
スタジオ練習最後になるその日まで、超爆音でやっていきたい。

それと、そのスタジオ（の土地）を譲ってもらいたいと考えていた人物も、今回の件に関しては慌ててたな（笑）。
さて、彼はどう踏み出すのか？
そこも見ものだね。

て事で、昨日のスタジオで使用した機材をば。