AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

多分、次は無い

2025-02-12 03:14:52 | ドラム

やっとこさ少しばかり時間がとれたので、この間のパーツ破損修復を行う事にした。

YAMAHAのLIVE CUSTOMスネアで、LNS1455。
現在出ているLIVE CUSTOM HYBRID OAKの前モデルとなり、このカラーはエメラルド・シャドウ・サンバーストという長ったらしい名前だが(笑)、この前のAHMと同様に、このスネアもやはりこのカラーが良いと思ったので手に入れた。

↑の写真は既にパーツ復旧完了後の写真。

この前のMADHOUSEでのライヴで使おうと思い、今年入ってからヘッドを新調しようと思って取り外した矢先に、パーツ破損という悲劇が発覚。しかも、明らかにそうだと判るだけで3箇所。

5年前にも、実は同じ状態に見舞われた事があった。
シェル内側からネジで固定する部分のラグの受け口が、ボッキリ折れるという事態。

あの時はそうなってしまった箇所だけを交換しただけだった為、今回は他の箇所が破損した状況かと思う。
そうなると、これは最早その破損した箇所だけでなく、少なくとも打面側のラグ全てを交換する必要があると判断。

どう考えてもパーツ調達/修復から、スネアの鳴りを調整していくという工程がライヴまでに間に合いそうもなかったんで、仕方なくその時のライヴは別のスネアで臨んだワケなんだよね。

このLIVE CUSTOMのラグ、仕様もちょっと変わってるんだよね。
内側から止める以外に、シェル表面に杭の様に引っ掛ける状態の作りにもなっている。
実は、この箇所もダメージは顕著となっていて、ラグが引っ掛からなくなっている状態が発生した場合は、この杭状の取り付け部がひしゃげている可能性が一番高い。

左が正常なもので、右が損傷したもの(ラグのサイズが違って見えているのは写し方の問題)。
杭状の部分が圧力に耐えきれなくなって下方へ折れ曲がっているのが判ると思う。
ネジで取り付ける部分も、亀裂が入って破損しているのが一応見て取れるかと。

前回復旧した2箇所はまだ使えそうな状態だったが、復旧5年後からこれまでそれなりに叩き込んでいる事を考えれば、打面側全て交換するのが妥当かな、と。

現行モデルLIVE CUSTOM HYBRID OAKと、パーツは全く同じなので、パーツ流用できるのは有難い。
とは言え打面側のラグだけで10テンション、約18,000円の出費は堪える(苦笑)。ラグ全て交換の場合、当時購入したこのスネアの金額軽く超えるんだが(震え)。
昨今パーツ代もバカにならんよ。

とまァ一先ずスネアの復旧が完了したのは最初の写真掲載した通りなのだが、今後を懸念させるのは、やはりシェルへのダメージだね。

ネジで取り付ける穴の部分、表面に割れが生じているのが見えると思う。
これ、カラーリングしている化粧板だけじゃなく、1~2プライ分にも生じているんだよね。

その症状になっているのは1箇所だけなんだが、そうなってしまったらもう進行していくだけなので、いずれ他の箇所も同様になり、悪化の一途を辿る。

杭で引っ掛ける穴が広がって使えなくなるんじゃないかと以前は思っていたが、それ以上にシェル割れが生じてダメになる方が先かもね。

まァ入手してからもう12年は経過して、その間でそれなりに使ってきたからな。
特にカヴァーバンドに於いてスタジオ/ライヴと活躍してくれている一台で、オレにとっては頼れるメインスネアの一つ。

思い出の品でもあるんだよね。
だからしっかり使える場面を設けたかったので、それは奏功していると思っている。

でも、恐らく次修復するという事態になった時、スネアが耐えれるかどうかは分からないな。
次は無いかもしれない。

オレのドラマーとしてのキャリアが終わるまでは使える事を祈りたいが、恐らくウッドシェル系のスネアは、使い方次第では10~20年くらいが関の山なのかもな。

今のうちに、次に代わるべくスネアを探しておくべきかも。

勿論、それまではこのスネアには活躍してもらうがな。



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