AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

ボチボチ馴らしに

2016-11-18 16:26:00 | ドラム
仕事場がもうカウントダウンに入っている中で、かなり自棄気味な値段設定したものもあったりしたので(笑)、この際なのでテメェの機材をもう少し押し進めてみようかと思って購入。


EVANSのBlack Chromeシリーズ。
2プライ仕様で、クリアーの内側にブラックフィルムを重ね、自然なミラー効果を狙ったモデル。
外観としては先に出ていたOnixシリーズのクリアーヴァージョンっぽい感じなのだが、厚さが若干異なるのと、フィルム内容も違うので、低音をメインにしながらもアタックに程よく高域も主張してくれる点では、よりロック/メタル系ドラマーへ向けたヘッド。
確かここ最近使っていた記憶があるのは、知っている範囲だとANTHRAXのチャーリー・ベナンテか。

仕様としては通常打面側に使うものであるのだが、今回オレはボトム用として使う事に。
現在、自分のドラムキットを持っているのだが、生憎使用頻度は非常に少なく、ヘッドがシェルと共に使い込まれて音が落ち着くに全く至っていない。
ヘッドを取ってみた時に、内側から木の香りがまだ残っているくらいだからな(苦笑)。

まァそんな状況だと解っているので、ライヴでの使用は一度も無い。
ただ、ゆくゆくは持ち込んで使えるようにしたいのは勿論ある。

で、
ボトムにBlack Chromeを装着する理由としては2つ。

一つは、現在装着している打面ヘッドをしっかりと使い込み、タムとしての相応のパンチ力を考慮。
今打面はEVANSのECクリアー。今はタム用としては廃盤になってしまった1プライのタイプで、シルヴァースリットの時のもの。
1プライのものとしては耐久力がメーカーの中ではかなり高いもので、アタックとオープンサウンドの好バランスを狙った仕様。
ボトム側を厚めに、というか2プライのタイトさを利用して、打面に於けるサスティーンを抑え込む為の用途として、Black Chromeを装着。

2プライは、タムとしては倍音を抑え込みやすい上にチューニングもしやすい点から、打面としては好まれやすいのだが、オレとしては基本倍音含みが好みで、タムも「ドゥーン」という、そこそこの伸び具合も欲しい。
裏側が薄すぎてもダメな感じがするし、だからといって1プライで同等の厚さというのも、違う気がする。

なので、今回の仕様が良いのかも、と思った。
家でチューニングしてちょっとだけ叩いてみたが、変な倍音を抑え込みにかかれていて、胴鳴りも失われず出てくれているので、あとは叩き込んでどこまで馴らしにかかれるかだろう。


二つ目は、セッティングした時の見た目。

バスドラムに関して言うと、今装着しているフロントヘッドが黒であるので、タムの裏側=バスドラのフロントに相当するので、それで合わせでやってみるのは面白いかなと。

まァ白状しちまうと、店にあったタム用サイズとして残っていたもので何となく自分にとって使えそうなのが、結果としてBlack Chromeしかなかったってことだ(笑)。

ただ、今の機会を逃すと、ドラムキットへの意識向けがかなり遠ざかりそうなので、思い切って買って、ライヴで使えるところまで持って行こうかと考え購入した(何より安かったからね:笑)。

一応、キット分のヘッドは購入して装着したが、一番小さいタムは未だ控えている。
コイツは例外的に、過去に相当使って来て実践(ライヴ)に持ち込めるまでのコンディションに一応は持っていけてるので、今いたずらに変えてしまうのは惜しいかな、と。

目下馴らしが必要なのは、タム2つ。
この仕様で叩き込んでいき、ライヴで使用する意味を持てるところまでに仕立てていきたいモンだね。

最新の画像もっと見る