陶芸体験をしたいひとよ。
気後れしてないで、素直な気持ちで飛び込んでごらんなさいな。
ついに工房記録、90歳の方がご来房。
昔取った杵柄・・・でもないでしょうが、土をモチのように丸め、うどんのように伸ばし、なにかおいしいものを振る舞ってくれそうな雰囲気に。
お嫁にきた頃はね、客人がおいでになるたびにね、こうしてね、よくうどんを打ったもんだよ・・・とは勝手なアテレコ。
ちなみに、ご本人の動きは超スローモーです。
が、まことに達者。
ついに成形に。
説明に一心に聞き入り、素直かつ丁寧。
教わるものの鑑。
そして、じゃじゃん!
出ました、本日一番の笑顔。
ほんとに、ほんとにうれしそう。
ここ数年でいちばんしあわせな時間・・・だったそうで。
やっぱテレビ観てるだけの毎日じゃいけません。
人生で最も大切な時間。
それは陶芸・・・とは言いませんが、手を動かす創作活動は、生気と活力をからだのすみずみにまで行き渡らせます。
枯れてる場合かっ。
そうならぬために、つくるのだっ。
つくったのは、すいとんじゃなく、器でした。
が、手に入れたのはしあわせな時間と、やりきった達成感、そして新しいことを覚えたよろこび。
何歳になっても冒険心は必要です。
いやあ、焼き上がりが待ち遠しすぎます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園