コーンにストッキングを履かせまして・・・
そこに、タタラで伸ばした土板を張っていきます。
考えましたね、飯田さん。
丹念に表面処理をしまして、すべすべのきめに。
そこへ、おなじみのやつを張りつけていきます。
すっかりこの技法が堂に入ってきました。
ゴージャスなクリスマスツリーの完成です。
これを、なんと薪窯で焼くんですってよ。
どんな姿になるやら。
さて、こちらはもっと気のはやい、宮下さんです。
着彩してるのは・・・
トラでした。
来年の干支です。
2022年こそたのむぞ、タイガース!
みなさんも、季節ものはおはやめにね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
今月は、窯焚きラッシュです。
本焼きの窯詰めの模様を実況します。
大物が入りました。
空いてる手前の空間がもったいないですね。
ここをどう使うかが、腕の見せどころ。
鉢を詰めて、その上に割れた棚板でハーフのステージを設けます。
ごちゃっと詰めつめ・・・ですが、そのすき間にもう一段分の柱を設置。
天空の小ステージを設けまして・・・
そこに、最後の詰めつめ〜。
おそろしや〜・・・
暗闇の中での作業となってしまいましたわ。
最上段の器は、この場所でないと発色しない品たち(ここまで考えにゃならんのだ)。
懐中電灯で照らしながらのギリギリ作業となりましたが、ワゴンも無事におさまりました。
首都直下型、窯が焚き終わるまでこないで〜・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
変態が数多く在籍する森魚工房ですが、とびきりの変態さんがこのひとです。
兒玉さん。
お尻をつくって個展を、という野心に燃え、ついに石膏型までつくっちゃいました。
これは要するに、粘土でつくった立体物の周囲を石膏で固め、まっぷたつに割って中身の粘土をくり抜き、外型のみを残したものです。
「鋳込み」というやつの応用です。
その内側に、粘土を薄く張りつけていきます。
再び合わせまして、一体化させますと・・・
元の立体物のコピーが取れるというわけです。
原始的な3Dプリント。
石膏が粘土の水分を吸って、立体物が収縮したら、抜きごろ。
きれいにコピーできました。
何個でも同じものをつくれるのが、この技法の優れたところです。
何個も同じのをつくりたいのね、ヨシヨシ。
兒玉さんのお尻にかける熱量たるや、ハンパない。
いつかにつづく。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
二段の碗型にろくろ挽きし、削ってる河口さんです。
お正月の鏡餅をつくってるのです。
ノコ刃で細部を整えます。
お餅なので、きめを細かくね。
工房特別師範代・りょうこさんのお手本。
水引きまで、行き届いたつくり。
河口さん作。
なかなか立派なやつができましたよ。
おっと、こちらも鏡餅か?
いやいや、古賀さんがつくりはじめたのは、どうやら・・・
招き猫のようです。
両手でおいでおいでするタイプのやつ。
鈴までつけて、かわいい子ができました。
福もお金もたまりそう。
こちらもお正月用ですね。
季節ものはお早めに〜。
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11月の陶芸体験さん、大募集〜!
このブログを見てくれたひとは、500円引きの2500円です。
ご連絡、お問い合わせは、
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
までどうぞ。
明るいふたり組も陶芸体験〜。
アットホームというよりは、すっとぼけた先輩がいっぱいいる部室的な雰囲気で、心からくつろげます。
ここまでフリーな陶芸教室って、あります?
心が開けっぴろげにできるんで、創作意欲も全開。
一個を教えたら、十個を吸収。
どんどん好きなことをやって、フリーに展開してください。
おひとりさんも陶芸体験〜。
基礎をしっかりと学びたいのなら、いちから懇切にお教えしますよ。
しっかりといいものをつくれます。
そして、ちゃんと使えるものに焼き上げて、手元にお届けします。
わたし、失敗させないので(しはん)。
心配なんてなにもなし。
気楽に、心をほどきにきてください。
ろくろワークショップ、ろくろクリニックの来年1月期生も募集中です。
ろくろに「のみ」興味のある方は、こちらがおすすめ。
くわしくは「ろくろのひと募集のページ」をごらんくださいな。
どちらも、お待ちしてます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
絵本「しんかろん/むかしきみは、あぶくだった」。
ハモニコ画伯が、ついに描きあげたようです。
ハモニコ画伯を広く世に出そうとはじまったこの企画。
自費出版ですが、工房でご予約を承ってます。
大作家先生になってしまう前に、ぜひ最初の一冊を手に取ってみてください。
ちなみに、原作と絵コンテはしはんが担当してます(これはボツ原稿)。
大先生のラフで、こうなりました。
んで、この臨場感になるわけですね。
11日に刷り上がります。
おたのしみに。
ハモニコ大先生の2022年版のカレンダーも刷り上がりました。
こちらも1000えんでご予約いただけます。
今日から週末三日間の、川越「服部民俗資料館ギャラリー」でのグループ展(本人在廊)でも販売してます。
お問い合わせは、工房か、「手づくり品販売サイトCreema・ハモニコ絵本」をごらんくださいな。
ふっふ、稼ぎよるわい・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
長いこと陶芸教室をやってますと、曜日の棲み分けというのが進んでゆくのですなあ。
木曜日はきゃぴきゃぴとガールズトーク、土曜日はドフリーな部室空間、日曜と月曜はゆったりのんびりと日向のうたた寝な雰囲気・・・てな感じ。
この日、金曜日組の一角は、昭和の姉さんたちのわいわいとにぎやかな井戸端会議的な空気になってます。
そうとも限ったわけじゃないんで、予約はご自由にね。
古賀さんは、銀杏のブローチづくり。
山口さんは、干支のトラの制作です。
かわいいお鼻。
こんなタイプ。
お隣に座る古参、河鍋さんからの助言を得ながら、作業を進めます。
素敵な子ができましたよ。
その河鍋さんは・・・トラ?
いや、たてがみのついたライオンか?
いやいや、お彼岸にお供えする、キュウリの馬とナスの牛でした。
これまたかわいい。
そのお向かいで、宮下さんはトースト皿づくり。
焼き上がったパンの湯気で蒸れない構造になってます。
それぞれに考え、影響し合って、みんな一緒に伸びていきます。
お菓子を摘みながらの茶話会、って雰囲気もあり。
とりあえず、しあわせな時間を過ごしてくれてるようです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ろくろ名人が目白押しの森魚工房です。
中でも出色の人物の作品が、これ。
ええ、これです。
ミニチュアサイズ・・・
トライリンガルのコネチカット娘・アニャさんです。
NHKラジオの基礎英語や、朝ドラではじまった「カムカムエヴリバディ」にも声出演してる声優さん。
背中を丸めた独特のスタイルで、ろくろ挽き。
バッハ弾きのグレン・グールドさんを彷彿とさせますね。
それは置いといて、彼女のろくろ挽きです。
指も突っ込めないので、いろんな道具を用います。
しかも、磁器。
土ものだと、微粒子が指先に引っかかって邪魔なので、最もきめの細かい磁土を使うのがベストのようです。
ほうほう、こうきて・・・
こうですか・・・
最近、遠視が進んで、よく見えません〜。
土ものでもチャレンジ。
器用なものです。
また変態が現れてしまいました。
ニホンゴ、ペラペラナンデ、ミンナ、ヨロシクネ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
なっちゃんのろくろ修行は、風船挽きから、特殊フタものの成形へ。
本気で陶芸家になろうか、って勢いです。
難しい技術も、たちまち吸収しちゃいます。
このフタのカズラの造形は、最高難度。
ところがこいつを、あっさりとマスター。
驚くべきポテンシャルを持った天才です。
ボディ部とフタを合わせて、フタ側を削ってるところです。
かっこいいのん、できました。
磁器でも、土ものでも。
ろくろ挽きは、ごらんのクオリティ。
削りますと・・・
ごらんの一体感。
習得した技術を、数をこなして念入りに感覚系に焼き付けます。
このへんの努力を、努力と考えないのが天才の感性。
ま、面白がってるわけです。
こりゃどこまでも伸びよるわい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
マジメ一本槍・柏木くんです。
白と赤の混じったへんな土でろくろ挽き・・・
挽き上がりましたが、よく見ますと・・・
二色が混濁してますね。
よく混ぜ合わせなかったわけですね。
しかし、こいつを総削りにしていきますと、ごらんのコントラストがくっきりと現れ出ます。
内側まで総削り。
これぞ、練り込みろくろの術!
テストで焼いたものも上々の発色。
三色が混じってるのがわかります?
面白い技法です。
さて、11月ですね。
今月、来月は、いろんな焼成方でじゃんじゃん窯焚きをするので、たくさんつくってくだされや。
とりあえず今日、素焼きが窯から出まして、一週間後の月曜にすぐに本焼き(酸化)です。
その後、たぶん月末を待たずにまた素焼き、薪窯に作品を送り出して、酸化、還元・・・とつづくはずです。
焼成スケジュールがごちゃつきますが、しばらくはフレキシブルに「窯が一杯になり次第にスイッチ」の感じで動かしていくので、ご理解ください。
ハモニコさんの2022年版カレンダーは、そろそろ刷り上がります。
たのしみです(ご注文を承り中)。
大矢さんのわんこカレンダーも、モデルのハスキーさんたちを鋭意制作中。
乞うご期待です。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園