Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
2/1宵 金星と細い月と土星が接近

更待月の南部を強拡大で撮影

2011-09-18 18:00:00 | 夜空のコラム

昨夜は二十日月。夜更けに昇ってくることから「更待月」とも呼ばれるそうです。

その南部のクレーター群を望遠鏡+CSマウントCCDカメラでキャプチャしてみました↓

地球の大気による揺らぎ(「シンチレーション」と呼ばれる)で像が安定しませんが、

動画としては生々しくてイイかもしれません。

で、先日の名月撮影と同様に、約1分間で記録された約1800コマの中からクオリティの高い

画像380コマを平均化して得た静止画がこちら↓

シンチレーションの影響が少なければ、もっと綺麗に撮れたかもしれません。

ちなみに使用望遠鏡の焦点距離は2160mmで、2倍のエクステンダーレンズをかませたので、

4320mmになりますが、CCDカメラの素子サイズが1/3インチと小さく、

写る範囲がごく狭いことを考慮すると、計算上は30000mm以上の焦点距離の超望遠レンズ

で撮ったことに相当する拡大率になります。ちょっとやりすぎかも?


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
お花坊 [2011年9月19日 0:09]
今晩は~
いつも見事な画像を見せていただき、ありがとうございます。
更待月、初めて聞きました!
十五夜の夜は仕事帰りにお団子どこも売り切れで買えず、
月見酒を一人楽しんでいました。
それにしても更待月や十六夜、風流な言葉が沢山ある日本語を、
嬉しく誇りに思います。
fornax8 [2011年9月19日 7:13]
お花坊さん。コメントありがとうございます。
相変わらず、オタッキー(死語?)な画像を陳列してます。
十五夜以降は、十六夜、立待、居待、寝待、更待と続きますが、
その後は下弦まで特別な呼び名は無いようですね。
☆撮り屋にとって太った月は天敵ですが、たまに撮ってやると結構面白いです。
撮影も比較的楽チンなので、ちょっとハマリそう。