梅雨明け宣言はあったものの、何となくはっきりしない空模様の関東甲信地方ではありますが、
7月最後の週末は月も細って☆撮りには好条件ということで、八ヶ岳高原に遠征してきました。
30日の晩、自宅で立川の花火大会を撮影した直後に出掛けたので、
現地到着は日付が変わる直前の時間帯になってしまいました。
空の状態は、なかなか透明度の高いコンディションではあるものの、
一部で雲が流れてくる状況でした。やはりスッキリとは晴れませんねー。
そんな中で最初に撮ったのがこちら↓
【チューリップ星雲 Sh2-101】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間56分(7分×8コマ加算合成),中型赤道儀使用,トリミングあり
はくちょう座にある散光星雲で、赤いチューリップに似ていると言われてますが、
むしろ「ひなげし」に似ているような気がします。10コマ撮影中2コマが雲の襲撃を受け、
半端な総露出時間になりましたが、星雲描写にはさほど影響は無かったと思います。
続いて狙ったのはこちら↓
【プロペラ星雲 DWB111】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間70分(7分×10コマ加算合成),中型赤道儀使用,トリミングあり
同じくはくちょう座にある散光星雲です。これは名前通りの形がイメージできますが、
斜めから見た「かざぐるま」っぽい感じもします。
出遅れたので、撮影はこの2天体で終了となりました。
どちらも当ブログ初登場で、一般の方々にはまず知られていない天体だと思います。
ところで今回の遠征でのシエンタHVの燃費ですが、往路は中央道をフルに使ったせいか
20km/Lに届きませんでした。復路はほとんど下道を使い、なんと30km/L越えを記録し、
ベストを更新しました↓
高速道をなるべく使わない方が低燃費になるっていうのはガソリン車と正反対ですねぇ。