Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
3/24 土星の環が消失(見掛け上)

富士山に突き刺さる光線?

2021-10-22 00:05:00 | 星景写真

20日の夕刻にこんなのを撮ってました。

右下に写っている富士山のシルエットに明るい光線が突き刺さってるようなイメージですが、
その光の筋の正体は宵の明星・金星が日周運動で沈んでいく際に描いた軌跡なのでした。
コンデジ・SONY DSC-RX100M3の追加アプリ「スタートレイル」を使って光跡:fullの設定で
タイムラプス動画を撮影し、その最後の方のフレームを切り出すことで得られた画像になります。
水平方向の目障りな光跡は撮影中に横田基地へ着陸していった飛行機によるもので、
1時間半もかけて撮った映像が台無しになってしまいました。
悔しいんで、いずれ再チャレンジだな。


ハンターズムーン(2021/10/20)

2021-10-21 07:33:51 | 

20日の夜に見られた満月を撮影。

満月になった時刻は23時57分。撮ったのはその6分前でした。
十三夜の夜と同じように雲が多めだったので、今回も望遠鏡は出さずに手抜き撮影となりました。
満月はクレーターの影がほとんど見えず、凹凸とかが捉え難いんで、
コントラストを上げて模様のメリハリを付けてみましたが、ドギツくなったかも?


栗名月(2021/10/18)

2021-10-19 00:01:57 | 

今夜は十三夜のお月見。宵の口は雲が多めで半ば諦めてましたが、22時過ぎに見えてきました。
準備不足だったため、デジイチ+望遠レンズで急遽手持ち撮影(手抜き撮影?)を敢行。

十五夜のお月見をしたら、十三夜も見ないと縁起が悪いらしいんで、晴れてくれて良かったぁー。
十三夜の月は「栗名月」とか「豆名月」とも呼ばれるそうですが、あまり馴染みがないですねぇ。


Sh2-158,159,161

2021-10-17 09:38:32 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-158,159,161】
 赤経:23h13m40s(Sh2-158),23h15m43s(Sh2-159),23h15m29s(Sh2-161)
 赤緯:+61゚30' 40"(Sh2-158),+61゚08' 44"(Sh2-159),+61゚51' 43"(Sh2-161)
 星座:カシオペヤ座,ケフェウス座
 視直径:10'(Sh2-158),7'(Sh2-159),55'(Sh2-161)
 他カタログNo.:NGC7538(Sh2-158のみ)
 ニックネーム:-
 南中日時(@東京):7月22日03時,9月6日00時,10月20日21時 ※あくまで目安です。

 撮影日時:2021/10/03 02:27
 撮影地:長野県川上村
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC(F2.8),ASTRO LPR Type2フィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO1600,露出5分×7コマ
 画像処理:Digital Photo Professional4にて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:カシオペヤ座とケフェウス座の境界線付近にある輝線星雲群です。上の画像で中央から少し
    右下に写っているコンパクトで明るめの星雲がSh2-158、それと接する形で北東側(左上側)
    に淡く大きく広がる大判金貨のような星雲がSh2-161、画像の下方(南側)に離れて写って
    いる小さな星雲がSh2-159です。小さな南京錠のような形のSh2-158は口径30cm超の望遠鏡
    を使えば見えると言われていますが、その形まで詳細に把握するのは難しいかもしれません。
    Sh2-159とSh2-161は淡過ぎて眼視観望の対象にはならず、写真で捉えるにしても撮った後に
    強めの画像処理を施さないとコントラスト良く描出するのが困難な天体です。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成


月と木星のランデブー(2021/10/15)

2021-10-16 00:07:21 | 天文現象

この日は夜までしっかり晴れてくれて、宵の南天で2天体の接近が見られました。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@176mm)+Cokin角型ハーフGND16フィルター

先月、両天体の接近を狙った際は運良く月だけに薄雲が掛かってナチュラルハーフNDフィルター
状態となりましたが、今回はスッキリ晴れてしまったので、本物のハーフNDフィルターを使って
月だけ減光して撮ってみました。ちょっとシャープ感が損なわれた印象ですけど光量差が縮まり、
木星が割と明るく写ってくれて、肉眼で見た感じに近づきました。