hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

小沢裁判から学ぶ日本の司法、行政!

2012-11-13 01:14:39 | 日記
 日本の司法や行政の正体が垣間見えるこの度の裁判である。 田中真紀子騒動でも許認可の実態が透けて見えているように、日本という国の実情は全く歪で、捩じ曲げられています。 あらゆる部門に審議会や委員会を介在させ複雑にして見え難くしているのが原因である。

 自分達を有識者とか表現して、庶民の目を晦ます巧みな手法である。 そいう手法に振り回される庶民が愚かとか? レベルの低い議員を選ぶ国民の責任とか? ここにも理論のすり替えがある。

 本来は、検察審議会も裁判員制度も必要ない。 この曖昧な存在の価値が本当は、お上の都合にあるという実態であると知る人は少ない。 

 お上は、権力の維持の為に何が必要かを考える時、自分達の影響力を高めることの重要性に注目するのです。 力が及ぶ範囲を広めることが如何に重要か? この影響力は、選挙にも力を発揮し、権力の安定を図れるのです。

 その上に、互いに関わる仕事の量を増やし、互いの自己保身に役立、上にとってトリプルで価値がある施策なのです。

 こうして日本の社会は、構造的バブルを有効に利用して来ました。 その結果、一見、大きく成長して来たかに見えました。 しかし、こういう繁栄や好況は、ある種のマヤカシでしか無かったのです。 虚飾に彩られた砂の城でしか無かったのではないでしょうか?

 この社会での学習が、日本では最善であるかのような教えこそ、日本の最大の失敗ではないでしょうか? 企業の経営にしても然り、司法、行政にしても然りです。

 全てが、誤魔化しによる政策、施策を国民に押し付け、国民を丸め込むことを納得させたと勘違いする似非有識者ども! 国の恒久的な繁栄を目指して、国家形成を築くという人間の為の学習を、安易な騙しで丸め込むことと勘違いして過ぎて来た、戦後の65年間です。

 政治、司法、経済、全てに間違った学習が為されて来ているのです。 一部の支配層の地位と利益を守る為の方策を違えて学んで来ているのです。

 中心に在るべき民衆を巧みに裏切り、官僚や役人の地位と利益守るばかりの政治が一番と考える政治家!

 安易な過去に倣う怠惰な判例を繰り返し、自分達の付加価値を高めることに熱心な司法! 

 自分達の都合ばかりの金融政策を景気を良くするための施策と偽る経済!

 これが日本社会の正体である! 見えない人には見えません。 誰にでも見えては、都合が悪いのです。 それでも、騙される方が悪い、丸め込まれる方が悪いというのが日本の教育です。