hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

安売り競争の終焉?

2014-08-07 00:06:30 | 日記
 いよいよ、安売り競争が終わりそうである。 安売りの為に人件費を圧縮させ、人員を減らして競争に打ち勝って来た。 ところが、今の状態は過度な安売り競争が許されない状況である。

 消費税も上がり、円安も進み企業としては安売り競争を続けられる状態ではなくなりました。 本来は、此処に収入の増加が伴えば、景気も回復し労働環境も改善される。

 ところが、庶民の懐は収入は増えずに、出費だけが大幅に増えている。 確かに一部の大企業や経営者は所得も増え、優遇もされて潤っている。

 経済の好循環について、何の知識も持たないのか豊かな者と貧しい者の格差は拡がるばかりである。 ヨーロッパでも見られるように、こういう状態の後に来るものはデモから始まり最後は暴動である。

 戦後の日本国民は高度成長に支えられ、己が天下とばかりに浮かれて来たから、こういう状況にも鈍感です。 鈍感なだけで流れが違う訳ではありません。 遅いか早いかだけで、行き着くところまで行くものです。

 アメリカでも1%の金持ちが全国の富の20%を所有し、収入も4倍、5倍の収入である。 政界も経済界も、この問題に注目しています。

 日本は、もっと酷い状態に在るのですが、例の如く数字のカラクリで国民は実態を知りません。 今でも自分達は、それなりに恵まれた状態に居ると思い込んでいます。

 老後の資金まで猫ババされ、税金から多額の資金を抜き取られて尚、浮かれている現状です。 医療からも教育からも、搾取されている日本です。

 法改正される大半が、富裕層の為の改正です。 表面的には巧みに、国民の為と取繕っているのが見えない国民です。 往復ビンタどころではありません。 国民は踏んだり蹴ったりされている状態です。

 こうして流れは最終的には資本家や経営者に有利に流れて行くのです。留まるところを知りません!!