人間の思考に潜む矛盾は人間の持つ本能でしょうか? 民主主義が、ここに来て大きく変化を始めています。
イギリスおけるEU離脱の国民選挙も、ロシアに対する欧米の対応も、アメリカ大統領選挙にも、この傾向が現れています。
それを解りやすく示す為に例として、日本における個人情報保護法について取り上げてみました。
私が、ちょっとした機会があって、各地の役所に戸籍謄本や附票を取り寄せることになりました。ところが殆どの役所は事ある毎に、簡単に応じようとしません。
名古屋市、その周辺都市、大分県、岡山市、東大阪市、横浜市、鈴鹿市あたりの役所は、どこも個人情報保護法を言いますが、指摘する不足情報は様々です。 数か所の役所は当初、拒否しましたが、最終的には必要な資料の補充で応じました。
ここで解ったことは、口では個人情報保護法を出すのですが、中身を十分に承知している訳でなく判断も曖昧で、それ以上の詳しい法解釈を指摘されると拒否出来ないのです。 つまり、少し詳しい知識があれば、どうにでもなってしまうというのが現実です。
私が、ここで感じたのは、この法が国民の個人情報を守る為と言うのは建前で、役所の手続きで問題が生じない為の道具として責任を逃れる為に必要な法律だったということです。
その結果、国家の機密情報保護法案も当然のように決定しました。 国も、この思考を上手く利用して、政府や国家機関を守る為に必要だったのです。
このように本末を転倒させた理論の基に、世界も社会も動き始めています。 何が正義か? 何が真っ当か? ではなく、都合良く塗り替え、彩って正当化していくのです。
この傾向は、政治だけでなくメディアも世論も同調して、突っ走っています。
アメリカのトランプ新大統領の言ってることには沢山、正論があります。 その中身を、この逆転の論理で巧みに、摩り替えて民衆を惑わす権力者達! そしてメディア達! 当分の間、この流れは続くでしょう。 メディアを嫌うトランプ氏と私の共通点が、ここにあります。
イギリスおけるEU離脱の国民選挙も、ロシアに対する欧米の対応も、アメリカ大統領選挙にも、この傾向が現れています。
それを解りやすく示す為に例として、日本における個人情報保護法について取り上げてみました。
私が、ちょっとした機会があって、各地の役所に戸籍謄本や附票を取り寄せることになりました。ところが殆どの役所は事ある毎に、簡単に応じようとしません。
名古屋市、その周辺都市、大分県、岡山市、東大阪市、横浜市、鈴鹿市あたりの役所は、どこも個人情報保護法を言いますが、指摘する不足情報は様々です。 数か所の役所は当初、拒否しましたが、最終的には必要な資料の補充で応じました。
ここで解ったことは、口では個人情報保護法を出すのですが、中身を十分に承知している訳でなく判断も曖昧で、それ以上の詳しい法解釈を指摘されると拒否出来ないのです。 つまり、少し詳しい知識があれば、どうにでもなってしまうというのが現実です。
私が、ここで感じたのは、この法が国民の個人情報を守る為と言うのは建前で、役所の手続きで問題が生じない為の道具として責任を逃れる為に必要な法律だったということです。
その結果、国家の機密情報保護法案も当然のように決定しました。 国も、この思考を上手く利用して、政府や国家機関を守る為に必要だったのです。
このように本末を転倒させた理論の基に、世界も社会も動き始めています。 何が正義か? 何が真っ当か? ではなく、都合良く塗り替え、彩って正当化していくのです。
この傾向は、政治だけでなくメディアも世論も同調して、突っ走っています。
アメリカのトランプ新大統領の言ってることには沢山、正論があります。 その中身を、この逆転の論理で巧みに、摩り替えて民衆を惑わす権力者達! そしてメディア達! 当分の間、この流れは続くでしょう。 メディアを嫌うトランプ氏と私の共通点が、ここにあります。