世にあるものは全て、腐敗し退廃する！

大抵の人は、そんな事は知っていると言い、省みる気も質す気も持ちません。

真剣に考えもせず、努力もしません。 この流れの背景に在るのは人間の怠け癖であり、性の悪さから来ています。

では、世間で報道されている世論調査について考えて見ましょう。 多くの人が、どう考え何をしようとしているかを知る良いチャンスなのですが今では、調査する側が数字を操作したり、都合の良い部分だけを過大視して悪用しているのが世論調査です。

世界にある、あらゆる制度や仕組みが利用され、悪用されて本来の目的から変貌して行きます。 変貌させる張本人は人間です。 この流れについてさえ、世相は性善説とか、性悪説と取り上げて言葉の玩具にするだけで、間違いを質す気を持ちません。

教育から、社会制度まで、こうした人間の悪性が腐敗させ虚像化してしまうのです。

ですから、人間の為に成るべきものが、ねじ曲げられ堕落して行きます。 この現実から目を反らし敢えて、見てみぬ振りをするのが人間です。

物事を質したり改善するのには、努力や勇気が必要です。 人間は、この努力や勇気を惜しむ生き物です。 民主主義と言われる時代になって、民主主義そのものさえ、この流れの中にあります。

口では真摯にとか言いながら実は何の努力もしたくないのが現代の人間ではないでしょうか？