何の成果も無い形ばかりの会談が繰り返されるアジア地域の特殊事情です。
その裏にはアメリカの存在があります。中国は本心を隠して、アメリカとの摩擦を強めることないような対応です。
日本は何事も口先で取り繕い、八方に良い顔をするだけで、具体的な成果は無くとも良い。一生懸命の振りさえしていれば、国民は騙せると高を括っています。
韓国はと言えば、大統領が政権から退く時の、その後の心配です。
だから、来年の選挙次第で、その後の処遇が決まるのです。多くの大統領が、苦汁を強いられて来ました。
政権の座を降りて、この国ほど悲惨な末路を送る国は無いでしょう!
3ケ国の会談でありながら、アメリカの顔色を伺うパフォーマンス会談です。
当然、大した成果が出るはずは無いのに、安倍の表現はいつも協調の合意を得たとか、ウィン・ウィンの関係が大切とかの抽象的な文言を並べるだけです。
国民にとって成果と言えるものは、いつも有りません。
一方、中国は着々と一帯一路の構想を実現し、いつか中国デジタル元を世界の機軸通貨として世界に対する影響力を高める為の政策です。
世界で確たる座を構築するような日本と成る為に何をするべきか?
政府と国の解離を全く認識せず、古い民主主義の妄想から脱皮する時代について行けていません。
今は、政府が即ち国という時代ではありません。国民からの支持を失った政府は厳粛に外交する必要があるのです!
日本の場合は、あの政権交代の挫折後に特殊な政治状況に変貌したのです!
あれ以来、日本の政治事情は大きく後退してしまいました。今の日本の政財界に、その認識が無いのが日本を窮地に追い込んでいます。
それさえ理解出来ない政治家達の低レベルが問題なのです!