アメリカの経済が好調なのはトランプのお陰ですか?
世界を眺めて見て極、好調なのはアメリカだけではないですか?
アメリカの好調な経済を支えているのは何なのでしょうか?
世界の国々がゼロ金利、低金利に支えられて多くの紙切れを印刷して、その多くの行き先がアメリカだということなのです。
何処の国も、景気を支える為にと金融政策として低金利を続けていると言いますが、恩恵を受けているのは赤字を抱える国と高額な預金を預かる金融機関です。
何処の国民も通常の預金利息が手に入らず、消費に回すお金が減っているのが実情です。
日本の場合で言うなら、約50兆円ほどの預金利息です。この利息が国民の手に渡り消費に回れば相当に景気が良くなるはずです。
アメリカについて言うなら、世界の取引の40%ほどが機軸通貨としてドルが使われ、世界が印刷した各国の紙幣の多くがアメリカに還流して来るのです。
世界の、このような資金の多くがアメリカに多く還流するからアメリカが潤うのです。
その取引の中で多くが軍事関連であったり、金融市場からの還元であったりする訳です。
この2つの大きな資金源がアメリカの経済に大きく貢献しています。
しかし、いずれ来る各国通貨のデジタル化や政情の安定により、利用価値が減ることに成れば、アメリカの活躍の場は、大きく縮小します。
この10年~20年が分かれ目でしょう!アメリカだけに恩恵のある世界が、いつまでも続くとは考えられません!
その時に成って、気付いても遅いのです!日本の若者達に、その心構えが出来るでしょうか?甚だ不安ですね!