民主主義の変貌の裏に世界で進む人間の2極化!
一方に権力者側の傲慢で横着な人間が居り、他方に傲慢な人間に押し潰されようとしている人間が居ます。
世界の人々は、この2極の、どちらかに所在しているのが現状でしょう!傲慢に成るか卑屈に成るかの、どちらかに座しているのが人間です。
あなたは傲慢ですか?それとも卑屈ですか?或いは時に傲慢に成り時には卑屈に成る人間なのでしょうか?
人間は本来、互いに相手を尊重し合い理解し合って生きる生き物であるべきでしょう!自分が置かれた立場によって強い相手には媚びて、弱い相手には傲慢に成るような、場当たりな対応をする人間であるべきではないでしょう!
世界中に権力を振りかざす集団が溢れていたり、多くの人々を支配して従副させる体制が構築されていると、そこには必ず主従の関係が成り立ちます。
民主主義で言う自由や平等の関係は成り立ち得ない組織が形成されるのです。表面的には互いに平等で自由な国とか社会と言いながら全く裏腹な組織や集団に成っています。
選ぶ側と選ばれる側が在る時、絶えず選ぶ側が上位に位置しているのが当然でしょう!組織全体が、それぞれに対等な状態であるのは極めて難しいことなのです。
現代社会では、あらゆる場で上下関係が出来上がっています。上に在る者と下に位置する者の違いは、大半が金銭の関係から決定されています。そこには政治やメディアも絡んでいます。
目に見えない部分で、支配する側とされる側が決まっているのです!表面的には互いを尊重するとしながら、一方が一方を従属させる構図です。
国連から国と国の関係、オリンピックやスポーツ団体と言った組織まで、この絆の中に構築されているのです。
その背景には大きな金が蠢いています。そして多くの人々が、そこで支配されて生きているのです。その支配体系の中で生き抜く為には権力の下で生きるしか道は無いのでしょう!
支配する体制の側と支配されて牛や馬のように、濃き使われる側が出来上がっているのです。あらゆる機構が、あらゆる組織が、このようにして成り立っています。人間を人間として尊重し合える社会とは、程遠い社会なのです!