先日のクイズの答を考えていきましょう。
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9の数字を、次の3x3のマスに、縦・横・斜めの合計値が等しくなるように配置します。
□□□
□□□
□□□
(答の例示)
438
951
276
1+2+・・・+8+9 = 9x(9+1)/2 = 45
縦・横・斜めの合計値は、45 ÷ 3 = 15
真ん中に5を置くと、
(1+9) = (2+8) = (3+7) = (4+6) = 10
となる、4つの組み合わせができる。
仮に4つのコーナーのいずれかの位置に9を置くと、
xy9
q5r
1st
x + y = 6
ただし、x, y は、ともに、5, 9, 1ではない。
したがって、
(x, y) = (2, 4) or (4, 2)
x = 2 であれば、t = 8 となるが、9+r+8 = 15 に適するrが1~9では存在しない。
また、x = 4 であれば、t = 6 となるが、上記と同様に、適するrが1~9では存在しない。
ゆえに、9を4つのコーナーのいずれかに置くことはできない。
では、
xqr
951
yst
と置くと、(x, y) = (2, 4) or (4, 2)
(x, y) = (4, 2)
とすると、
4qr
951
2st
2+5+r = 15 より r = 8 となる。
r= 8 であれば、同様に、q = 3, t = 6 となる。
さらに、q = 3, t = 6 であれば、上記と同様 s = 7 が導かれる。(終わり)
というようになるわけですが、真ん中が5で、9がコーナーには来ないことがわかれば、こんなにぐだぐだ書かなくても直感的に解けると思います。
実は、はじめ、妻はコーナーに9を、私はコーナーに1を置いて、考え始め、9も1もコーナーには置くことができないことを見つけました。
数学の解き方としては、妻のアプローチの方が、判断しやすいと思います。残りの小さな数で判断することの方が、残りの大きな数で判断するより容易だと考えるからです。
数学的なセンスという点では、この問題の解法に関して、はじめ大きな数を置いて考えるアプローチの方が、小さな数を置いて考えるアプローチよりも優れていると私は思います。
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9の数字を、次の3x3のマスに、縦・横・斜めの合計値が等しくなるように配置します。
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(答の例示)
438
951
276
1+2+・・・+8+9 = 9x(9+1)/2 = 45
縦・横・斜めの合計値は、45 ÷ 3 = 15
真ん中に5を置くと、
(1+9) = (2+8) = (3+7) = (4+6) = 10
となる、4つの組み合わせができる。
仮に4つのコーナーのいずれかの位置に9を置くと、
xy9
q5r
1st
x + y = 6
ただし、x, y は、ともに、5, 9, 1ではない。
したがって、
(x, y) = (2, 4) or (4, 2)
x = 2 であれば、t = 8 となるが、9+r+8 = 15 に適するrが1~9では存在しない。
また、x = 4 であれば、t = 6 となるが、上記と同様に、適するrが1~9では存在しない。
ゆえに、9を4つのコーナーのいずれかに置くことはできない。
では、
xqr
951
yst
と置くと、(x, y) = (2, 4) or (4, 2)
(x, y) = (4, 2)
とすると、
4qr
951
2st
2+5+r = 15 より r = 8 となる。
r= 8 であれば、同様に、q = 3, t = 6 となる。
さらに、q = 3, t = 6 であれば、上記と同様 s = 7 が導かれる。(終わり)
というようになるわけですが、真ん中が5で、9がコーナーには来ないことがわかれば、こんなにぐだぐだ書かなくても直感的に解けると思います。
実は、はじめ、妻はコーナーに9を、私はコーナーに1を置いて、考え始め、9も1もコーナーには置くことができないことを見つけました。
数学の解き方としては、妻のアプローチの方が、判断しやすいと思います。残りの小さな数で判断することの方が、残りの大きな数で判断するより容易だと考えるからです。
数学的なセンスという点では、この問題の解法に関して、はじめ大きな数を置いて考えるアプローチの方が、小さな数を置いて考えるアプローチよりも優れていると私は思います。