絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

自分で着物を着るということ

2006年01月03日 20時54分34秒 | きもの
夕方、また雪がちらついていました。
うちは明日から平常勤務なので、雪降ったらまたたいへんです

さて、わたしの日本回帰の話の続きですが・・・・

人間、40を過ぎるとどの方も、自分の来し方を
つい振り返ってみるようになりますよね~。
(その頃から、中学だの高校だのの同窓会も復活してきます。)
わたしも、中原中也ではありませんが
「おまえは何をしてきたのかと 吹きくる風がわたしにいう・・・」
みたいな感じの頃がありました。

あるとき、着付けをしてもらっていて、痛烈に違和感を覚えたのでした。
(こんな年になってなぜ自分は人に着せてもらっている?)

それからは着付けの本を読み漁り、着物の本を読み、
やっぱり習わないといけないのかと、チケット制のとこで
2回教えてもらい、でも、やっぱり分からず、
そうだ、ネットで何か分かるかもしれないぞ、と探して
辿り着いたのが、遠藤先生の「きものであそぼ」だったのです。

その頃まだ先生はサイトの質問コーナーで、へんてこクエッションを
ぶった切っておられました!
(めちゃくちゃ面白くて、この方は只者ではないと思いましたわ)

そこからあとは、骨董市やら昔着物やらと・・・・
進んできた道は着物好きな方々と同じようなことと思います。

時期を同じくして、音楽その他も日本回帰になってきましたが
やっぱり大きく変わったのは、自分自身のなかの「欧米に支配された価値観」を
あらためて見つめるようになったことでした。