絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

転勤族の悲哀

2006年01月29日 23時18分38秒 | Weblog
転居を伴う転勤がついて回る「転勤族」。
うちもそのひとりです。

会社によっても違うでしょうが、うちの会社の場合
だいたい2~3年で転勤いたします。
転勤先が通えるところならいいんですが、
転居となるともうたいへん!
なにせ、辞令が下りてから2週間以内に
移動しなければいけないからです。

夫は、今の勤務先の残務処理や引継ぎ、新しい先に
出張して、向こうでの引き継ぎなどや、送別会、歓迎会など
もう、ほとんど家にいないので、引越しの手続きや荷造り
何から何まで、すべて、奥さんがすることになってます。

赤ん坊が生まれたてだろうが、実家に生みに帰ってようが
全く意に介さず、転勤が決まります。
うちの場合はまだ、転居が必要な転勤の回数は少ない方ですが
それでも、名古屋→大阪→東京→名古屋と
あとこまかい転居を入れると、5回転居しています。


転勤にしたがって、子どもの方言もくるくる変わります。
べろんべろんだった大阪弁が、1ヶ月で東京弁に変わったときは
わが子ながら、ほんとにその適応力にびっくり致しました。
(また、母親自身も、いろんな意味で鍛えられますね。)

「ところ変われば品変わる」「郷に入らば郷に従え」
さまざまなカルチャーショックにもめげず、
母は強く生きていくのだった~~

…また、転勤が近づいて来ている、憂鬱だ…


東野圭吾

2006年01月29日 08時56分16秒 | Weblog
いつごろからか、小説の類を読む気がしなくなり、
もっぱら評論やドキュメンタリー(これだって筆者の目を通したものですが)
読んでもせいぜいエッセイ…たまに読むフィクションものは時代物、
になっております。

NHKの番組で、作家や芸能人が自分のお勧め本を
感想とともに紹介しているのをときどきみます。
いつだったか、今回東野圭吾が直木賞を受賞した作品
「容疑者Xの献身」を紹介しておりました。
誰が出ていたか忘れましたが、この作品はベタ褒めでしたね。
ミステリーということでしたが、そのまま忘れていました。
それまでも、名前は聞いても読んだことありませんでした。

最近になって、図書館でエッセイのコーナーで
この人の本があったので、読んでみることにしました。
題名が「あの頃ぼくらはアホでした」
同年代なので読み始めからすんなり入っていきましたが
そのうち、雑用でごちゃごちゃし、最後まで読まずに
返却してしまいました。
(こういうこと、わたしはよ~~くあります)


また借りようとしたところ、受賞者になったので
図書館にある50冊強のこの人の本は、一冊も在庫がなく
すべて予約のみとなっていました。
受賞ってすごいことなんですね。
(いままでも人気作家さんだったらしいけど)