ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

☆昔を想い出して・・!

2012年06月19日 | 日記
 子供の頃(小学校)に、化学に興味を持った。
 先生の言う、化学は難しかった。
 楽しい学科とは思えなかった。
 しかし、ある先生の説明(授業)で、すごく興味を覚えた。
 「”水”は、水素と酸素の化合物である」と言う授業であった。
 ”水”の化学式は「H2O」で、二個の水素と一個の酸素が結合したモノが”水”であるという。
 確かめる方法としては「(水の)電気分解」であるという。
 それを聴いて、実験をしたくなった。
 仕掛けを観た時「出来そう」と思ったからである。
 一升瓶に石油(父の仕事で使う、洗浄用油)を湿らせた毛糸を巻きつけ、火を点ける。
 頃合をみて、水に浸けると、ガラスは割れる。
 数度は上手くいかず、父に叱られたが、程よくカット出来たものが出来上がった。
 割れ口を、モルタルに水で浸し、角をとる。
 電極は、使用済み乾電池の、プラス電極に使われていた炭素棒を使った。
 問題は、試験管である。
 当時、数軒あった薬局店で一軒だけ、病院等との取引で取扱っていたのだろうか、この薬局店から入手出来た。
 直流電源は、乾電池(当時は、今で云う”単1乾電池”しかなかった)を、家業で販売していた関係で、使用済みの乾電池を、半田鏝を使って何本も直列に接続して用意した。
 試験管の中に水泡が出て来た事を確認した時は嬉しかった。
 やがて、時代は経過し、現在に至って、電気分解の装置を造った事を思い出した。
 そして、再現を試みた。
 一升瓶の代わりに、当時は無かった”ペットボトル”を使った。
 便利になったものである。
 事も無げに、ハサミでカット出来るのである。
 過去も問題であった試験管は、医療機器を取扱う友人(中学時代からの)に相談すると「100本単位だったら販売する」と云われたので、断った。
 人伝に「教材店(模型店)にある」ことを知って入手する事が出来た。
 昔、苦労した直流電源は、手持ちの直流安定化電源装置を使った。
 再現出来た。
 今日の絵日記の絵(写真)は、二枚。
 写真・左、再現を試み、出来上がった”水の電気分解”装置
 水道水では、電気が流れなかったことから、極少量の塩を少量の水に溶いて、加えた。
 電流計が振れて、気泡が出始めた。成功です!!
 写真・右は、水の電気分解の様子である。
 小さな気泡が溜まって、酸素と水素を生成している。

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☆絵の無い絵日記 思いつくままに

2012年06月19日 | 日記
 今日、台風四号の影響という”雨”が降っている。
 写生が出来ない(テーマが見付らない)。
 昨日、曇天であった。
 夕食の買い物に行こうと思った時、永いこと”釣の偵察”に行っていないことに気付いた。
 自宅近くに砂浜に続く防潮堤がある。
 そこから少し離れた位置に消波ブロックと組合された防潮堤・防波堤があり、其処が釣り人で賑わいを見せる時がある。
 小鯵や太刀魚等の釣れる時期になると大勢の釣り人でにぎわう。
 そして、夜釣りで”ケミホタル”が飛び交うさまは、幻想的である。
 勤め人の時代の休日は、釣れ具合の偵察に、自転車で出掛けるのが常であった。
 毎日・日曜日となった現在は「何時でも行ける」と言う気持ちからか、行かなくなっていた。
 話しは替わるが、40年位前に、短期の転勤(長期の出張)で半年間、東京・東高円寺の六畳一間の賃貸に、家族三人が住んだことがある。
 この時は「もう、東京に住むことはない」という感覚から、家族で休日になると出かけて行った。
 深大寺の「達磨市」、浅草の「羽子板市」や、上野動物園にパンダを観に長時間ならんで、いよいよ観えるかと思うと、ガードマンが「たち止らず、進んで!」とハンドマイクで催促する。
 歩きながら見物するという事も教えられた。
 新宿の「ピットイン」や、高円寺の「アズ・スゥーン・アズ」等のライブハウスは、JAZZ好きの私の欲求を叶えてくれた。
 特に、ピットインの前で、日野 元彦さんのお子さんと、私の長男が遊んでいる写真を観ると当時を思い出す。
 また、私の東京での勤務が終盤になった頃、このピットインで、オーナー(?)さんのご好意で、ジョージ・大塚さんの演奏が終わったあと、写真撮影をすることを許して頂いた。
 私の、思いもよらない御好意で、掛け替えの無い思い出となっている。
 出かけていなければ、この様な経験は無かったものと思う。
 今の”毎日・日曜日」と言う感覚を解消しなければ好奇心や向上心も芽生えないと考えさせられた一日(出来事)であった。
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