子供の頃(小学校)に、化学に興味を持った。
先生の言う、化学は難しかった。
楽しい学科とは思えなかった。
しかし、ある先生の説明(授業)で、すごく興味を覚えた。
「”水”は、水素と酸素の化合物である」と言う授業であった。
”水”の化学式は「H2O」で、二個の水素と一個の酸素が結合したモノが”水”であるという。
確かめる方法としては「(水の)電気分解」であるという。
それを聴いて、実験をしたくなった。
仕掛けを観た時「出来そう」と思ったからである。
一升瓶に石油(父の仕事で使う、洗浄用油)を湿らせた毛糸を巻きつけ、火を点ける。
頃合をみて、水に浸けると、ガラスは割れる。
数度は上手くいかず、父に叱られたが、程よくカット出来たものが出来上がった。
割れ口を、モルタルに水で浸し、角をとる。
電極は、使用済み乾電池の、プラス電極に使われていた炭素棒を使った。
問題は、試験管である。
当時、数軒あった薬局店で一軒だけ、病院等との取引で取扱っていたのだろうか、この薬局店から入手出来た。
直流電源は、乾電池(当時は、今で云う”単1乾電池”しかなかった)を、家業で販売していた関係で、使用済みの乾電池を、半田鏝を使って何本も直列に接続して用意した。
試験管の中に水泡が出て来た事を確認した時は嬉しかった。
やがて、時代は経過し、現在に至って、電気分解の装置を造った事を思い出した。
そして、再現を試みた。
一升瓶の代わりに、当時は無かった”ペットボトル”を使った。
便利になったものである。
事も無げに、ハサミでカット出来るのである。
過去も問題であった試験管は、医療機器を取扱う友人(中学時代からの)に相談すると「100本単位だったら販売する」と云われたので、断った。
人伝に「教材店(模型店)にある」ことを知って入手する事が出来た。
昔、苦労した直流電源は、手持ちの直流安定化電源装置を使った。
再現出来た。
今日の絵日記の絵(写真)は、二枚。
写真・左、再現を試み、出来上がった”水の電気分解”装置
水道水では、電気が流れなかったことから、極少量の塩を少量の水に溶いて、加えた。
電流計が振れて、気泡が出始めた。成功です!!
写真・右は、水の電気分解の様子である。
小さな気泡が溜まって、酸素と水素を生成している。
先生の言う、化学は難しかった。
楽しい学科とは思えなかった。
しかし、ある先生の説明(授業)で、すごく興味を覚えた。
「”水”は、水素と酸素の化合物である」と言う授業であった。
”水”の化学式は「H2O」で、二個の水素と一個の酸素が結合したモノが”水”であるという。
確かめる方法としては「(水の)電気分解」であるという。
それを聴いて、実験をしたくなった。
仕掛けを観た時「出来そう」と思ったからである。
一升瓶に石油(父の仕事で使う、洗浄用油)を湿らせた毛糸を巻きつけ、火を点ける。
頃合をみて、水に浸けると、ガラスは割れる。
数度は上手くいかず、父に叱られたが、程よくカット出来たものが出来上がった。
割れ口を、モルタルに水で浸し、角をとる。
電極は、使用済み乾電池の、プラス電極に使われていた炭素棒を使った。
問題は、試験管である。
当時、数軒あった薬局店で一軒だけ、病院等との取引で取扱っていたのだろうか、この薬局店から入手出来た。
直流電源は、乾電池(当時は、今で云う”単1乾電池”しかなかった)を、家業で販売していた関係で、使用済みの乾電池を、半田鏝を使って何本も直列に接続して用意した。
試験管の中に水泡が出て来た事を確認した時は嬉しかった。
やがて、時代は経過し、現在に至って、電気分解の装置を造った事を思い出した。
そして、再現を試みた。
一升瓶の代わりに、当時は無かった”ペットボトル”を使った。
便利になったものである。
事も無げに、ハサミでカット出来るのである。
過去も問題であった試験管は、医療機器を取扱う友人(中学時代からの)に相談すると「100本単位だったら販売する」と云われたので、断った。
人伝に「教材店(模型店)にある」ことを知って入手する事が出来た。
昔、苦労した直流電源は、手持ちの直流安定化電源装置を使った。
再現出来た。
今日の絵日記の絵(写真)は、二枚。
写真・左、再現を試み、出来上がった”水の電気分解”装置
水道水では、電気が流れなかったことから、極少量の塩を少量の水に溶いて、加えた。
電流計が振れて、気泡が出始めた。成功です!!
写真・右は、水の電気分解の様子である。
小さな気泡が溜まって、酸素と水素を生成している。