ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

☆ピカでやられた!

2013年08月07日 | 日記
 原子爆弾の怖さというものを知ったのは、小学生の頃に観た「原爆の子」という映画であったと記憶している。
 その後、成人になって「広島 原爆資料館」を訪れ、原子爆弾の悲惨さを現実として、知ることが出来たと思っている。
 今日、映画「原爆の子」のソフトを探し求め、改めて鑑賞した。
 60年も前に観た映像のなかで、思い出されるもの、記憶にないものがあった。
 映像のなかで、原爆投下の瞬間を、時を刻む音で表現していて、心臓の鼓動と同期し息苦しかった。
 そして、投下された後の映像表現も生々しく、人間の無力感が悲しいほどに伝わってきた。
 やがて、この映画は、原爆症で苦しむ老人が焼け死ぬという、悲劇的な終焉を迎える。
 何故か「火災で焼け死ぬ」という画面は記憶にあった。
 末期の言葉で、原子爆弾の無情さを(被爆者以外にも)知ってほしいと「この身体をひらいて見せてやってくれ」と云う言葉は耐え難いものがあり、無念さが熱く伝わってきた。
 昨日から、改めて「広島・原子爆弾」についてNETで検索し学習してみた。
 そして、この「原爆の子」の映画が、当時の社会でどの様に扱われたのかも知るキッカケとなった。
 明後日は、8月9日である。
 表題の「ピカでやられた」は、映画「原爆の子」のなかで「原子爆弾」を、憎悪の気持ちを表現する言葉として。役目を果たしていた。
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