自転車通学をする女学生から、昔を思い出したこと

　ファッション等に知識も、造詣も無い私である事を、先ずもってお断りしておく。
　買い物などで出掛けた時、自転車通学をする学生に遭遇する。
　その中で、この季節、女学生の自転車の乗り方に違和感を覚えるのである。
　スカートが、その役目を果たしていないと思われる光景である。
　何でも”見せパン（と云うらしい？？）”なる衣服があって、スカートは単なるスカート・制服らしい。
　正直！もう少し・お淑やかに自転車を操作しろよ！と思ってしまう。
　そして、此の事から、私が中学生の頃、男性教諭が発した言葉を思い出すのである。
　確か、夏休みに成る前の授業で「私（男性教諭）の気持ちにも成って！」と、注意が始まった。
　「男子は、長ズボンで暑かろう！？　女子は、服装（制服）上、男子よりも暑さが和らぐので・・・？」
　（注：昔の事とて、記憶が薄らいでいる。　この様な趣旨の指摘では、無かったか？と思うのである）
　今・思うに、教諭の視界には、暑さゆえに手繰り上げたスカートの光景が、机の下にあったのでしょう・・・？
　そして、その時代には”見せパン”と云う服装文化は無かった（と記憶している）ことから、已むに已まれず発した言葉であったのでしょう。
　女子学生の自転車の操作をみての、私の気持ちと、幼き頃の教諭が発した気持ちは、同じなのでしょうか・・？　
　（女子学生よ）「淑女（お淑やか）であれ！」と、願う気持ち・・・・・が！