娘の嫁ぎ先が行う農事作業で、体験(田植え・稲刈り)をさせて頂いている。
今年で三度目となるだろう・・・か?
初めて「代搔き」作業が加わった。
子供の頃、牛や馬に”犂(すき)”を引かせ、田おこしをする。
そして、水を引き入れ、大きな鍬(「馬鍬」と云うらしい?)を、これまた・牛や馬にひかせて「代搔き」を行っていた記憶がある。
農業を営む友人宅などには、家畜小屋?部屋?があった。
今日(5月29日)9時に”田”に集合と云う事で自動車で向かう。
既に「田起こし」と「水引き」は出来た状態であった。
乗用トラクターを小屋から出して、いよいよ「代搔き」の開始である。
田の周囲の”畦”は、コンクリート製と、旧来の土造りの畦である。
土造りの畦は、高低差のある”二枚田”に、農耕機械を入れる為の様である。
前進・後進を繰り返し、周囲(一周)が終わり、二周目が終わった時点で「遣ってみろ!」と体験の指示がでた。
自動車運転と異なる点として、アクセルが手動であること(手動で設定した回転速度から、高回転にする足踏みペタルはある)。
そして、クラッチが二つあること。
クラッチは、左右別々とのことである。
従って、左右・同時のクラッチ(動力を切り離す)操作は、二つのクラッチ・ペタルを同時に踏まなければ成らない。
何故か? その答えは、直ぐに分かった。
直線は、代搔きされていない箇所が無いか?時々・振り返って、確認しながら乗用していれば良い。
いよいよ、回転操作である。
先ず、停止。 クラッチ・ペタルを同時に踏み、ブレーキ・ペタルを踏む。
回転鍬?を、レバー操作で上げる。
チェンジ・レバーを「中立」にする。
前輪が、畦に近ければ、後退する。
クラッチ(二つ同時に)を踏み、ギアー・チェンジを「後退」に入れる。
クラッチを離すと、後退が始まる。
そして、回転である。
ここで問題の”二つクラッチの謎”・・・・が解けた。
左に90度、回転させる訳であるが、ハンドルを切っても回転しない。
「左のクラッチ・・・」と、檄が飛んだ。
そうなんです! 泥濘では、ハンドル操作は功を成さない。
左のクラッチペタルを踏むと、右側の動輪(前後の車輪・・そうです!常用四駆です)が回転し、車体は左回転する。
回転鍬が、畦・近くに有る事を確認し、チェンジ・レバーを「前進」にし、回転鍬を降ろす。
クラッチ・ペタルを離すと、前進である。
トンボ(代搔き器)で、平坦にすると、水面下に”土”は収まった。
高低差のある個所を乗り越える為には”後進”で行うなど実践的に体験させて頂いた。
トラクターは、後ろ重心で有るが所以の様である。
代掻きも終わって、収納するために、アスファルト舗装道の走行もさせてもらった。
人が歩く位の速度である。
左右に揺れる。
”屈強なタイヤ”と思っていたが、ゴム(タイヤ)も柔らかく、空気圧の低い事が要因の様である。
古くからの日本の稲作、そして、それを支える道具・器具は、その時代の、人間の英知で出来ている事を確認出来た「代搔き」体験であった。
6月1日は、いよいよ「田植え」である。
参加をお願いしている。
今年で三度目となるだろう・・・か?
初めて「代搔き」作業が加わった。
子供の頃、牛や馬に”犂(すき)”を引かせ、田おこしをする。
そして、水を引き入れ、大きな鍬(「馬鍬」と云うらしい?)を、これまた・牛や馬にひかせて「代搔き」を行っていた記憶がある。
農業を営む友人宅などには、家畜小屋?部屋?があった。
今日(5月29日)9時に”田”に集合と云う事で自動車で向かう。
既に「田起こし」と「水引き」は出来た状態であった。
乗用トラクターを小屋から出して、いよいよ「代搔き」の開始である。
田の周囲の”畦”は、コンクリート製と、旧来の土造りの畦である。
土造りの畦は、高低差のある”二枚田”に、農耕機械を入れる為の様である。
前進・後進を繰り返し、周囲(一周)が終わり、二周目が終わった時点で「遣ってみろ!」と体験の指示がでた。
自動車運転と異なる点として、アクセルが手動であること(手動で設定した回転速度から、高回転にする足踏みペタルはある)。
そして、クラッチが二つあること。
クラッチは、左右別々とのことである。
従って、左右・同時のクラッチ(動力を切り離す)操作は、二つのクラッチ・ペタルを同時に踏まなければ成らない。
何故か? その答えは、直ぐに分かった。
直線は、代搔きされていない箇所が無いか?時々・振り返って、確認しながら乗用していれば良い。
いよいよ、回転操作である。
先ず、停止。 クラッチ・ペタルを同時に踏み、ブレーキ・ペタルを踏む。
回転鍬?を、レバー操作で上げる。
チェンジ・レバーを「中立」にする。
前輪が、畦に近ければ、後退する。
クラッチ(二つ同時に)を踏み、ギアー・チェンジを「後退」に入れる。
クラッチを離すと、後退が始まる。
そして、回転である。
ここで問題の”二つクラッチの謎”・・・・が解けた。
左に90度、回転させる訳であるが、ハンドルを切っても回転しない。
「左のクラッチ・・・」と、檄が飛んだ。
そうなんです! 泥濘では、ハンドル操作は功を成さない。
左のクラッチペタルを踏むと、右側の動輪(前後の車輪・・そうです!常用四駆です)が回転し、車体は左回転する。
回転鍬が、畦・近くに有る事を確認し、チェンジ・レバーを「前進」にし、回転鍬を降ろす。
クラッチ・ペタルを離すと、前進である。
トンボ(代搔き器)で、平坦にすると、水面下に”土”は収まった。
高低差のある個所を乗り越える為には”後進”で行うなど実践的に体験させて頂いた。
トラクターは、後ろ重心で有るが所以の様である。
代掻きも終わって、収納するために、アスファルト舗装道の走行もさせてもらった。
人が歩く位の速度である。
左右に揺れる。
”屈強なタイヤ”と思っていたが、ゴム(タイヤ)も柔らかく、空気圧の低い事が要因の様である。
古くからの日本の稲作、そして、それを支える道具・器具は、その時代の、人間の英知で出来ている事を確認出来た「代搔き」体験であった。
6月1日は、いよいよ「田植え」である。
参加をお願いしている。