ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

お金を支払って、痛い目を・・

2015年03月06日 | 日記
 歯科治療で、思うことである。
 幼少の頃の、歯科治療院・歯医者さんと言えば、グラインダーを小型にした様な機械で、虫歯等を研磨されていた。
 長いベルトが人の腕な機構に添う様に回転し、医者の持つ”砥石”を回転させる仕組みであった。
 長く、砥石を歯に当てられると、熱となって痛み(熱さ)を感じるのである。
 そして、頭部を細かく揺すられている様な、不快な気分となる。
 虫歯治療で、神経を削除?しなければ成らない時は、砥石が神経に触れて「痛!」と身体が反応すると、医者は「触ったか!」と笑みをうかべる様な、リアクションをする。
 少し、悪意のある表現となったが・・・
 そして、薬品を詰めて、帰宅が許される。
 その夜は、鈍痛と言うか、治療中の”歯”の存在を知らされるのである。
 痛みも、眠気に負ける時間帯となって、朝を迎える。
 朝となり、痛みは感じなくなっていたと記憶している。
 再度、来診で、細い針金?を歯に差し入れ、プチッと切れる様な痛みを感じ、神経の治療は終わっていたと記憶している。
 時代は廻って、今日、神経の処理に関する治療を受けた。
 歯茎に薬品を塗り、麻酔を注射された。
 歯科医院の代名詞である”歯を削る”機械で、孔をあけた(と体験した)と思われた。
 開いた口の頬に金具(U字形の様な感触)を装着された。
 開けた孔に、細い針金の様な器具を差し入れるのは、幼き頃と同じだが、その後の様子が違っていた。
 細い針金の器具で歯の中を弄って?いると「ピー!」であったり「ピッ!ピッ!」と音がする。
 治療を受ける為、口を大きく開けた無様な体制で、考えた。
 頬に装着したのは電極で、医者の持つ器具が、電気を通すモノ・この場合は”神経”?に触れると「信号音」を発する医療具では?・・と
 音がしなくなって治療は終わった。
 痛み止めのクスリを処方され帰宅した。
 60年の歳月と伴に、歯科治療も変わったと、実感した事であった。
 しかし”お金を払ってまでして、痛い目にあう”ことには、変わりは無かった。
 
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