松たか子主演。
子どもを殺された母親としての「告白」からはじまるこの作品、犯人探し的なミステリーものかと思いきや、さにあらず・・・。
切り口の斬新さは感じるものの、「で?」という疑問が残る感じ。
だったら、岩井俊二の「リリィシュシュのすべて」の方が映像の鮮烈さも含めてインパクトはあったなと思いました。
「君に届け」
これはコミックが原作の作品らしいです。
多部未華子が、ねそっとした女の子の役で、これがなかなかよいです。
そういえば、こういう、ねそっとした子はいたかも、とか思います。
まあ、自分は自分で、二十歳ぐらいまではいろんなコンプレックスをかかえてはいたなとも思いますけど。
「アウトレイジ」
北野武の「やくざ」さんもの。
人、死にすぎです。そんなに簡単に死ぬのか・・。死ぬのかもしれません。
なんなんだろうな、この人たちの人生観というか価値観というかは。
馴染みの俳優さんの演技、存在感が興味深い一作。